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ひとりぼっちと不揃いの私達  作者: 結城 未明
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1.ひとりぼっちと不揃いの私達

特に何もない日々


ひとりぼっち、そういう言葉があった。

大体の人はそれを「可哀想」という言葉で片付け同情心だの憐れみだのと目を向ける。孤独を可哀想と思う私が一番嫌いな言葉。


朝起きて、顔洗ってご飯食べて歯磨きをして、制服という名の鎧を着て学校(戦場)に行く。気分は最悪、寝起きも悪ければ学校なぞ行きたくもない。それが叶うことなんてないのは分かってるから親には何も言わない。そうすればお母さんは私を褒めてくれるだろうから。


「一人になろう、なりたい」そう思わせたのは周りの環境で何も悪いことなんてしてないと思うのに、ただただ言葉を発するだけで周りから人が離れていくのを毎日見た。壊れ際?いいや、とうの昔に壊れていたのだろうと思う。


人は自分を変えようとすることがあるらしい。昔の私なら「凄いなぁー」と純粋に思っていただろう、結局のところそれで自身を変化させられるのは周りから受け入れられたり、強靭なメンタルを築き上げた人ばかりであると気付いた日には、あまり期待もできなくなった。

まぁ、そんな幼稚な私のことは笑い飛ばして欲しい。



自分を変えようとするのは結構大変で、人に何を言われようと真の自分を表に見せようとする人もいれば、内面から変えようとする人もいると思う。私はその全てに肯定したい。人が大きく変われるのは大きな覚悟と周囲の環境にあると思う。

たとえ周りが「ぼっちだ」と言ったとしても、

それで良かったなと思ったことは沢山あった。

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