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創作寝物語  作者: 二児の母
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10月4日 お題:戦闘機と戦闘機のおもちゃ

あるところに男の子がいました

男の子は戦闘機のおもちゃがお気に入りで、いつも遊んでいました

「ブーン、バババ!いけ!敵をやっつけろ!」


戦闘機のおもちゃは、自分は本物の戦闘機だと思っていました

ところがある日、新幹線のおもちゃに、

「君は自分がおもちゃだって知ってるかい?」

と言われてビックリ

「この前、駅に連れて行ってもらったんだ。僕はこの通り小さいけど、本物の新幹線はたくさん人を乗せてレールの上を凄く早く進むんだ。」

戦闘機のおもちゃは、自分がおもちゃだと信じられませんでした


その日、男の子は朝からソワソワワクワク

お父さんに、ブルーインパルスを見に連れて行ってもらうのです

男の子は戦闘機のおもちゃも連れて行きました

お空のブルーインパルスを見て、戦闘機のおもちゃは思いました

(なーんだ、やっぱり大きさは僕と変わらないじゃないか)


その後、地上に降りたブルーインパルスを見て、はじめて自分がおもちゃだとわかりました

「わぁ、大きい!かっこいい」

男の子がはしゃいでいます


家に帰って、戦闘機のおもちゃは新幹線のおもちゃに聞きました

「どうすれば本物の戦闘機になれるかな?」

「そんなの考えた事無かった」

他のおもちゃに聞いたけど、誰も知りません

戦闘機のおもちゃは一生懸命考えました

男の子が大きくなって、戦闘機のおもちゃで遊ばなくなって、机に飾られるようになってからも、ずっと考えていました


ある日、久しぶりにお外に出ました

大人になった男の子は戦闘機のおもちゃに言いました

「やっと夢が叶ったよ。今日から、ブルーインパルスのパイロットだ」

そうして戦闘機のおもちゃは大人になった男の子と一緒に空を飛びました


戦闘機にはなれなかったけど、もういいや

戦闘機のおもちゃは、とっても嬉しい気持ちになりました


おしまい

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