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43 騒ぎの後



 冒険を終えて、里の中に戻るとその光景が待っていた。


 〝戦い〟を経た里の中は、すっかり沈静化していた。激しい戦闘によって魔物・《骸骨剣士スケルトン》の残骸が転がり、遠くの建物はまだ燃えていた。

 防衛に使ったらしい、木製の大盾が木を植えるように路地に立ち並んでいる。それも半壊するか、魔物の使う古い矢が刺さっているなど……この市街地の凄まじい戦闘を感じさせた。


 その中で、僕らは呆然と佇んでいた。

 里で出迎える、《獣人の少女》がいたから。


「――ちっ。おい、そこの《冒険者》」


「……え?」


「一言いうぞ。…………『遅すぎ』」



 それを。

 正面から睨みつけられて、僕は驚いていた。


 〝戦い〟を経た里の中は、すっかり沈静化していた。同時に、荒廃していた。《魔物》は逃げてしまったらしい。

 戦いを経験した路地は様変わりをしていた。魔物・《骸骨剣士スケルトン》の残骸が転がり、防衛に使ったらしい、木製の盾が半壊するか、魔物の使う古い矢が刺さっていた。

 ……この市街地の凄まじい戦闘だった。


 その《少女》は倒した敵の骸骨の山に座っていた。


「……あーのなぁ。なんでったって、たかだか里の外の盗賊を蹴散らすのに長い時間をかけてんだよ。おかげで、戦いがずいぶん苦戦させられたぜ。盗賊だろ。しょせん、しょーもない軍勢だろうが」


「…………それは」


「お前、『Eランク』だろ」


 荒くれ者のように肘をつき、その少女が僕を見つめてくる。


 手のひらを受け皿のようにして顔に当てているが、その視線はどこまでも下らなそうで、退屈そうだった。まるで、『お前なんかに、価値があるのか』と壊れた骨董品でも見てくるように。


 初対面ではなかったが、彼女とは初めての会話であった。


 冒険者――リスドレアというらしかった。

 確か……冒険者ランクが〝C〟だという少女だった。僕からしたらかなり上位の冒険者になる。


 このランクに上り詰めるには、それ相応の経験と腕前を認めさせなくてはならない。《剣島都市サルヴァス》の運営から資格が与えられる――ということにこの〝討伐〟にかける冒険者の位が分かる。


 だから、そんな冒険者からすると――僕みたいな〝低ランク〟はかなり下らない存在に見えるのかもしれない。顔が、退屈そうだった。


「さんざん後からやってきて、荒らして回って。……おかげで《骸骨剣士スケルトン》の大軍が活発に動きまわって囲まれちまったじゃねえか。……もう一歩で、オレが制圧して《王》を倒せたはずだが」


「…………まさか、倒したのか?」


 僕は驚き、里の中を見回す。


 《骸骨剣士スケルトン》の残骸が転がっている。――ということは、僕らがダンジョン迷宮内で相手にしたあの《軍勢》と戦ったということになる。


 正面衝突だ。いくら里の戦力と、防壁があるとはいえ――中にはあのボス級の、《不死の迷宮王スケルトン・クラーグ》という親玉もいたはずじゃないのか。推奨レベルがかなり高いはずである。〝ランクC〟の冒険者が、この時間で倒してしまったのか。


 が、


「…………うんにゃ」


「え?」


「まー。追い詰めはしたけど、逃がしたよ。言わすな。

 適度に追い詰めはした。……が、ヤツも一筋縄ではいかなかった。部下の軍勢もいたしな。貴重な《ポーチ》の中身を放出して、いいところだったんだけどな」


(…………ポーチ?)


「まあ。奴らは退却した。何が起こったのか、潮の変わり目を感じたようにな。不思議なことに、この里を囲む争いもそれっきりだ」


 骸骨の山の上で、《冒険者》は手をパーに広げた。


 その冒険者は、言った。


 この《冒険者》はあくまでも単独で《不死の迷宮王スケルトン・クラーグ》と戦いを続けたらしい。契約ではそれ以上ではない。――彼女が、〝単独でダンジョン迷宮の王〟を殺す、ということは冒険者の契約に含まれておらず、だから彼女は『里を守る』ほうを優先させた。


 たったそれだけでも、僕の冒険からすると驚異的なことだった。なにせ、一人でしかない冒険者が魔物の軍勢を引き受け、そして押し勝ってしまったという。この里での被害がある意味で少ないのも、この冒険者のおかげかもしれなかった。


 ……ただ、魔物は僕らが里に向かう直前に、なぜか撤退したらしい。



「……逃げたのか」


「まーな。魔物は魔物なりに、何かを感じて逃げたんだろ。

 そもそも、野生で無駄に嗅覚というか、感覚が鋭いからな。生存本能で、どう動いたら生き残れるかはわきまえているんだろう。それは知ったことじゃない。…………つーか、本題はそこじゃない」


「…………?」


「―――お前、なんで遅れた?」


 その冒険者は、膝に腕を乗せて、今度はのぞき込むように聞いてきた。


 崩壊した鉄の里だ。周囲には民家が盗賊の《火矢》で焼け焦げた匂いが立ちこめ、その炎に魔物の骸骨も焼かれて、不気味な異臭を放っていた。その中で中心部の広場を占拠し、そして骸骨の山に腰掛けて、少女は聞いてくる。


 まるで、戦勝の将軍が、敗軍の兵士に問いかけるように、


「―――来れたはずだろ。もっと早く。

 いや、予期できたはずだ。ダンジョン迷宮の《魔物》が――逆流してこの《里》に流れ込んできているんだぜ? 少しでも魔物の気配に敏感な冒険者なら、民間人よりも早くこの〝異変〟に気づくはずだろうが。それとも、魔物と遭遇すらしなかったのか?」


「……っ、」


「したはずだ。――だな?

 だったら、魔物の討伐の専門家として―――洞窟の《入口》に向かってる骸骨の群れをオカシイとは思わなかったのか。冒険者だろうが、お前は」



 その少女は、言った。


 ―――何も、出来なかったのか? と。



 それは冒険者だけに共有する感覚だった。

 僕は何かに貫かれたように、その場に立つ。


 僕ら冒険者は日々《始まりの平原》や《魔物の森》などの難易度レベルごとに別れる冒険エリアを探索し、その感覚を培ってきた。授業でも教えられる。主に知識だが、『魔物がどの当たりで休憩して』『どの水を好み』『冒険者に襲いかかるエリアは、この辺り』―――など、徹底して教え込まれる。


 一年中が、それだった。


 《剣島都市サルヴァス》の学院を知っている冒険者ならば、その象牙の塔とも言える『七層構造の学問の塔』を知っているのだ。最上階、『S』ランクへと見果てぬ夢を求めて、冒険者たちは日々〝冒険エリア〟にもぐり、〝授業〟を受けて日々を繰り返す。


 ――その中で。

 ――〝魔物の動き〟についても、教えられていた。


 この夜の異変。〝魔物の動きが、おかしい〟という事実も痛いほど分かっていたはずなのである。この冒険者が問いかけるのは、その上で、『―――《冒険者》として、妙だと思わなかったのか?』ということである。


 妙だと思ったら、もっと注意深く〝ダンジョン迷宮の魔物〟の動きについて、観察できたはずである。


「…………」


「里を救ったとか。そういうことじゃない。『引き返せた』はずだ。

 ……お前は、《ダンジョン迷宮》の攻略に、失敗したんだ。それが事実だ。残念ながらな。――だったら、道中で活躍したとか、そういう問題じゃねえ。一刻も早く、〝周りの魔物の動き〟をよく知っておくべきだった。《冒険者》」


「……!」


「――――《冒険》を、甘く見んな。《冒険者(Eランク)》」


 その少女は、切るようにいった。


 真正面から、真剣な眼差しが注がれていた。

 その顔に僕は目を合わせ続けられない。……なぜなら、彼女が戯けたり、不真面目な雰囲気で言っているのではないのである。サルヴァスの《上級冒険者》として、燃え落ちる鉄の里でその少女は言った。


『……っ、』と。僕は息をのんだ。

 その少女が、まだ僕を見ていたからである。



「――冒険を、甘く見んなよ。《冒険者(Eランク)》。

 今回の冒険。…………お前はどう思っているのか知らないが、『里』が危なかった。

本気で危ない戦いだったんだ。オレが客人として見ても、な。……だから言わせてもらってる。

 本来のお前は《依頼主》の意向に従って。多くを守らなくちゃならない立場の人間なんだ」



 その少女は言った。


 ―――《冒険者とは》。


 守る範囲を示す言葉でもある。

 それは英雄像の否定でもあった。『強くて魔物に勝てばいい』という考えとは違っていた。


 魔物討伐が出来るのは、《熾火の生命樹フレア・ユグドラシル》の恵み――それを受け継いだ剣士たちだけだ。だから、王国の騎士とは別の、魔物を相手にするとき、人々は《剣士》として冒険者を頼る。



「―――ダンジョン迷宮に挑んだのは、『依頼主』の意向だ。

 それは認める。お前は従ったに過ぎない。…………何も悪くねえ。だが、その後が問題だ。迷宮での攻略と、《魔物》との戦闘、そして、里へと出てきたのを察知しない冒険者は――あり得ねえ。三流だ。…………今回は、ランシャイやオレのような《客》がいたから幸いだった。……だが、いなかったら?」


「………っ。」


「その《認識》を―――甘え、って言ってるんだよ。《冒険者(Eランク)》」


 僕は。

 雷に打たれたように、その一言に黙った。


 彼女は冒険の本質を『傭兵のようなもの』と言った。他国で王国に災いをなす竜を討伐するときも、村を救うときも―――《魔物》の討伐だけで終わるとは言っていなかった。


 そこには。

 確実に住んでいる―――〝村人〟を守る。という使命があるから。



「…………まあ。冒険経験も浅い、低ランクの冒険者に言っても仕方がないが。――だけどな。あんまり動きが鈍いんで、言わせてもらった。――それに比べると、オレの冒険はだな」


「――リスドレア?」


 そして。

 僕が心臓に杭を打たれたように停止し、そして里の音すら遠ざかったように感じたときだった。


 にゅっと。

 その語る《冒険者》の後ろから、そっと手を伸ばした少女が近づき、おもむろに骸骨の山から突き落としてしまった。骸骨の山とはいえ、傾斜もついて、不意打ちで『結合シンクロ』状態もできていない冒険者はひとたまりもなかった。


 《冒険者》は、転がって悲鳴を上げる。


「―――痛っっってえええ!? 何するんだよ! ランシャイ!?」


「助けてくれた冒険者に失礼アルよっ!? リスドレアっ! 確かに、冒険者としての課題はいくつかあるかもしれない。でもケンカ腰はよくない!

 それは、確かに《商人》でしかない私に、振る舞いを理解するのは無理アル。剣士ではなく民間人でしかない私に、―――その《冒険者》と《冒険者》としての言葉、想い、〝住んでいる世界〟なんて、分かるわけがない。ちっとも分からない」


「……っ、だったら、口を挟むな! 素人シロウト!」


「―――分からないけど! でもっ。この《冒険者》は、騒ぎに駆けつけてくれたアル」


 その商人の少女は。

 両手を腰に当てて、『ぷうっ』と頬を膨らませ、仁王立ちしていた。


「彼がいなければ、里での戦闘ももっと苦戦していた。彼がいなければ、外での私たちの率いる私兵部隊が壊滅していた。……違うアルか?」


「……っ。だが、コイツがミスをしたのは一緒だ。変わらねえ。

 オレたちが『たまたま』里に逗留していなけりゃ、もっと被害が広がっていた。それは事実だ。単身、一人の冒険者として、何を変える力もねえんだよ、コイツは。

 それを《冒険者》と名乗っているなんて、同業者として認められない。この鉄の国では連携できない。邪魔だ」


「……それも見越して、私たち《商会》は救援に来た。……違うか? それに、里の外には魔物―――《砂鯨ドーザー・クル》という怪物がいたね。この冒険者はそれとも戦った」


「……まさか!? 嘘だろ」


 そして。

 勢いを得て火を噴くように語っていた冒険者が、そこで水を浴びせられたように顔色を変える。

 ―――魔物、〝砂鯨ドーザー・クル〟。


 それは桁違いの危険な魔物だった。普通の商人なら、響きを聞いただけで、寒気を覚えて震える。その名前に込められた畏怖は大きかった。大陸を旅する旅人全ての敵といってもいい。

 敵にして、憎悪の対象ですらある。



「…………砂漠の殺し屋。間違いないのか」


「――盗賊たちは、それすら連れていた。この私が魔物を見間違えるはずもない」


「……」


「ともかく。この冒険者が来てくれなければ。終わっていた。それは事実でしかないアル。

 里にはリスドレアの《最大戦力》を割いていた。――だったら、他に誰が相手にする? この冒険者は、単身で、砂鯨ドーザー・クルの親玉―――『一角魔獣鯨ロッド・モール』という魔獣を倒した」


「……ぐ。しかし! ……いや。ちょっと待てよ」


 それから、冒険者の視線が空中をすべるように、僕に寄せられてくる。


『…………待てよ』と、その疑問で顔を凍らせて。言葉とともに手が後ろに動いていた。


 ……そこにあるのは《ポーチ》と呼ばれるもの。そして、問題はその中身だ。冒険者はどうやら、その中身を使っているらしい。中には何があるか、僕にも理解することが出来た。状況を考えれば簡単である。



 ―――〝計測器〟。


 すなわち、《プレート》である。



 《熾火の生命樹フレア・ユグドラシル》の恵みを受ける冒険者は、それを必ず所持している。


 ―――自身の〝レベル〟、そして〝ステータス〟を測り。


 そしてその《聖剣》のカケラは、《学生プレート》と呼ばれるもので他人の《ステータス》が分かるのだ。同じく母なる大樹から生まれし《聖剣》の温もりを帯びた鉄に反応する。…………他の生徒の剣にも、反応する。


 読み取ることが出来る。


 聖剣もそうであるが、それと同じ輝きを秘める《道具》――。ステータス表記が分かるのが《学生のプレート》である。


 ……中には、読み取れない《ステータス》もある。

 一応、ステータスを隠すことも出来る。

 上位の冒険者や、彼らの連れている《上級精霊》が隠している〝秘匿ステータス〟だけは読み取れず、精霊などによる〝秘密のベール〟を破るには、さらに上の『魔力マナ』をコントロールできる存在が必要になるため、基本的に《上位者》のステータスというのは読み取ることができない。


 …………だが、僕のような低ランクの下の学生にとっては、それは関係のないことだった。つまり、そこに刻まれた数値は事実である。―――そして、僕の《ステータス》を読もうとした冒険者は、必ずある《疑問かべ》にぶち当たることになる。


 すなわち。



「―――〝レベル1〟、じゃないのか……? お前……?」


「……」


「………なんだ。いや、何者だ……? お前。そんな貧弱なステータスで、倒せるはずないだろ。〝砂鯨ドーザー・クル〟なんて……」


 ――理解不能。

 僕の数値ステータスを確認して、冒険者は混乱するばかりだった。



「とにかくっ、リスドレア! 謝るアル!」


「……っ」


 そして。

 事実を突きつけられた冒険者に、商人の娘が向き直らせる。

 ……かなり強引ではあったが、冒険者の顔がこちらに向いた。


「…………ぐ。だ、だが、オレの言ったことは、事実だ! お前も、冒険者のやり取りに口を突っ込むんじゃねえ!」


「リスドレア!」


「ぐ。……確かに、その冒険者は里を守ったかもしれねえ。

 だが、遺跡を攻略できず、この里の燃え上がるピンチを救えず、帰ってきただけだ。オレが認める冒険者ってものには、到底及ばない。実力不足なんだよ、たとえ《依頼主》のお前が言おうと―――い、痛い痛い! 叩くな!」


 ペシペシと。

 駄犬を教育するように、依頼主の商人が冒険者を叩き、そして弱った犬のように猛獣の印象がある少女が言ったとき。


 里の混乱も極まり、そして燃えた鉄の里が――その月を黒煙でかげらせていた時だった。もう月が空の向こうに沈もうとして、うっすらと夜明けの青さを含み始めたときだ。



『――にゃあ。その通りさ』


「!」


 彼女の所有する、《三日月大斧クレセント・アクス》から。


 にゅるんと。脱皮するように白い精霊が生まれ出てきた。……いや、正確には、武器の中に宿っていたのだ。

 それが出てきて、そして、ひょろりと長いシルエットを月に浮かべたとき―――僕も、そして里の中に集まる傭兵たちも、商人でさえも、見上げていた。


 なぜなら―――空中に『浮遊』していたからだ。


 ―――浮遊。

 つまり、何らかの魔力マナを操る力に特化しているということになる。精霊は《熾火の生命樹フレア・ユグドラシル》の分離体――つまり、〝母なる大樹〟から生命力を分け与えられている存在である。だから、それ相応の『与えられた(=許された)』力の大きさ、『権利』というものがあり、その大きさによって精霊にも『上位』などの格が存在する。


 ――ミスズが、サルヴァスで〝お姉さまたち〟と呼んでいたのも、つまりはそういうこと。


 落ちこぼれの部屋住みの居候(無断居住)でしかなく、部屋の埃を払って掃除するしか毎日の〝仕事〟がなかった彼女にとって―――サルヴァスの〝ライバル〟、いや、競争相手ともいえないほど『上位』で『格上』の精霊は存在していた。


 上位の契約の力を操ることができる。――すなわち。莫大な《熾火の生命樹フレア・ユグドラシル》の力を自由に行使することができる。


 そういった精霊の存在を。――『上位精霊』といった。


 そして、僕の目の前には―――人生で二度目となる上位の精霊が、その姿を顕現させていた。



「―――《冒険者》は、そんなに甘いものじゃあないよ。にゃあ、そうだろう? 〝レベル1〟?」





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