住みます
俺はミツハが起きる前に起きた。ミツハが起きないようにそーっとベットを出て朝食を作り始めた。今日は魚中心だな。
〜〜〜〜〜
「ん〜〜〜」
ミツハが目が覚めたようだ。
「おはよーー。ゼンイチ君」
「ああ」
「朝飯作ったんだーー」
「食っていいぞ」
「やったー」
〜〜〜〜〜
「やっぱり、ゼンイチ君の料理は美味しいよねー」
「まぁな」
「お母さん力半端ないよね」
「言ってろ。それと、ミツハはこれからどうするんだ」
気になってはいた所だったから遠慮なく聞くことにした。
「何も決まってないんだよねー。出来たら……」
「ここにいたいってか?」
「ゼンイチ君が良いならねー」
「俺がこれからやっていきたい事を手伝うか?」
「やっていきたい事ってなーに?」
「それはな、でっかい船で漁をしたり、農業でこの世界の野菜を作ったり、釣った魚の養殖したり、魚料理の店を開きたいとかだな」
「結構あるね(笑)」
「夢は大きく持たないとな。どうだ?手伝うか?」
「いいよ。異世界に来たってやりたいこと無かったし。面白うだしね」
こうして俺はミツハと俺の夢の実現の為に動き始めた。
〜〜〜〜〜
俺達はまず、自分達の環境から変えていく事にした。まずは、新しい家の建設だ。木は1日経ったら生えるから存分に使うことにした。
家は話し合いで2階建てにした。1階はリビング、風呂場、キッチン、食事場になり、2階は俺とミツハの部屋と書籍室にした。書籍室は、街に行った時に買った本を置くとこにした。俺は色々と作ったりしてたお陰でLv.は21にまで達していてスムーズに建設が進んでいる。ちなみに、俺の今のステータスはこんな感じ。
名前:ゼンイチ アクタガワ
Lv. :21
HP:320
MP:410
スキル:『言語理解 』Lv.2『 釣り』Lv.13『素潜り』Lv.3『船使い』Lv.7『農業』Lv.1『調理』Lv.24『索敵』Lv.8『物作り』Lv.31『弓』Lv.11『アイテムボックス』Lv.13『剥ぎ取り』Lv.4
『調理』と『物作り』はやる数が多いのか突出しているな。そのおかげで、『調理』で作った料理は旨くなるし『物作り』のスピードと精巧さは上昇してるし。それと、『剥ぎ取り』のスキルを獲得することが出来た。剥ぎ取る時の精巧さは抜群になった。
俺が家を建設している間のミツハは、魚釣りに満身していた。俺が風呂場を作っている間にやってハマってしまったらしい。『釣り』スキルを取れるまで頑張るらしい。
〜〜〜〜〜
今日1日では流石に無理だった。今日は家の内装以外は何とか出来た。1階と2階を繋げる階段はちょっと苦労した。冷蔵庫やらベットは明日作ることにする。
俺が最初の家に戻るとミツハは戻っていた。
「スキルは取れたのか?」
「バッチリ!!」
俺にVサインしながら言った。釣って釣って釣りまくったんだろうな。
「家についてだが内装は出来た。後は冷蔵庫やベット等を明日作ることにした。何か要望はあるか?」
「私も作る時に行くからその時に要望は伝えるよ。私は寝るからお休み〜」
「あぁ」
寝るといっても見えるんだがな。これが目に悪い。早く寝る部屋を分けたい……。耐えられねーよ。
漁師が出ない……
色々やらせたいですからね
ちなみに、ゼンイチとミツハの関係は絶賛不透明です