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世界の終わりは三度も来ない  作者: 矢坂楓
4話 波の向こうで

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40/57

(随時更新)2話以降の補足など

ピックアップに挙がるには10万字ないと聞いたため、思い出したら加筆する枠。

尺稼ぎともいう。

2話以降の補足(カクヨム版とだいぶ違う)


●2話


・『アウトオブエデン』のママ

 バレバレだと思うけど『飯櫃』の店主と同一人物。

 かなり早い段階で真琴と知り合っている(DPⅠ中にはすでに)。

 先代探偵所長とは顔見知り程度だったが、失踪した時は真琴に手を差し伸べたり差し伸べなかったりした。

 彼が潰れるとサキュバスの娘にも影響があるので当然かもしれない。


・麗の真琴に関する感情

 正直『疑似的な家族>それ以外の感情』なのだが、自分の為に(3話終盤あたりまで)命捨てがまってる真琴のことを考えると複雑な心境がある模様。

 悪魔憑きは大抵恋愛に支障が出ることが多いが、多分その辺りの湿度高めの感情のせいで輪をかけて支障が出てしまっている。


・サキュバス娘との『行為』

 首に手を当てて精気を吸う、物凄く健全な手法をとっている。

 ケルベロスと意識を共有しているので、劣情もなまじ表に出せないため4年くらい前から通う頻度が3週に2回→週1→4日に一度(2話以後)となっている。

 作中に恋愛要素が薄いのも、真琴がやけに色気に無反応なのも全部サキュバスに与えているからである。


・DSD-Ⅱ(悪魔憑き疾患における診断と統計マニュアル・2版)

 DSM(現在は5版)を下敷きに考えた。

 大流入以後に悪魔憑き関連の疾患が増えた為、精神疾患との分類分けがされるようになった。


聖徒エンゲル

 カトリック系祓魔組織。

 『系』なので厳密厳粛なカトリックと異なり、結婚しても(聖職者としての資格は喪失するが)所属は許されるらしい。

 ジェルトルデは引退しててもよさそうなもんだが、2度の憑魔大染と内部不祥事が重なって、7月現在も支部統括理事代理のまま。

 娘を危地に送り込んでいるのは、止めても聞かないからなのであきらめ半分。

 なお、名前だけ出ているが『共徒アンブランテ(プロテスタント系)』や『統者ウーニフィア(正教会系)』が存在する。


・飲むエクソシスト

 一類医薬品だが、正式名称ではなく薬局での販売名称。小〇製薬みたいなもん。

 精神安定系の薬品であり、悪魔憑きをなんとかするものではない。ないが、悪魔憑き初期段階は精神錯乱が起こりがちなので強めに処方されたりする。

 なお、イマジナリーフレンズとか、中二病とか、そういう系統のヘキのある人々はすんなり受け入れがちで、特憑依体になりがち。


・相良 悠

 もと会計事務をしていた女性。寿退職してから夫が悪魔憑きになった。

 夫は家族計画のためにサプリで悪魔を抑え込もうとしていたが、結果があの通りである。 


・祓魔証書

 逮捕令状に近いが、基本的に登録済み悪魔憑きを祓うケースは少ない。

 『例外』と本編中にある通り、本来とは違う憑き方とかしていたり、悪化したらそういうこともある、程度。

 真琴が邦彦氏の登録番号を知っていたのは、尾行する前に調べたから。証書出すのに必要だからね……。


・ペイルライダーの憑依者

 DPⅠ~DPⅡでさんざん人質戦法とってきた為、真琴とは性格面も相性面も最悪だった相手。

 これにより犠牲者が出まくっているので、3話まで真琴は不殺主義を貫く努力をしていた。

 多分彼が思いだしたくなかった相手No.2か。1位はやっぱり河浜。


・サキュバス娘(名称未定)

 第一世代サキュバス憑依者。

 大流入からDPⅠまでの間に起きた混乱の際に真琴が庇って色々あって従業員している。当時の年齢を考えるとかなり犯罪チックだが、性的な自覚が無い分スムーズにいったと思われる。

 普段は奥に引っ込んでいるが、接客もすることがある。色気がヤバい(常連談)。


●閑話


・真琴の腹の傷

 当然だが、悠にはやや事実を曲げて伝えている。

 ケルベロスがその気になれば刃物を通さないくらいは可能なのだが、逆恨みの犯行は「傷つけてやった」という精神的実績作りが必要なのである。

 そういう意味では、真琴は実績作りに付き合っているとも言えるか。治りが早いので問題ないのだが。


・ど畜生な所業

 具体的には麗がイエネコ経由で家庭の事情聞き出すこと。

 真琴はなまじ市内の探偵としての歴が長いので、トラブル起こしそうな家とかは把握している。そのため、先回りして予防したり根回ししたりを続けている。

 とはいえ、プライバシーの遠回しな侵害なので褒められた行動ではないのは確か。


・制服奪われた警官の懲戒処分

 流石に抵抗の跡が見られたりしてるし、戒告で済んでると思いたい。

 と思ったけど、奪われた拳銃が殺人に使われてるからいいとこ減給10%の半年、ないし休職が妥当か。


・探偵業は5月末に仕事が増える

 正確にリサーチしてないのでアレだが、環境が変わる4月以降に始まった関係がボロ出し始めるのが多分この時期ではないだろうか。

 少なくともF市に新しく赴任してきた場合、恐れ知らずなのでボロが出やすいのは間違いない。


・武装UAVとかPMC

 序2の襲撃事件。

 事務所がめちゃくちゃにされたので真琴も彼らをめちゃくちゃにした。

 一般兵装が中級以上の悪魔憑きにあんまり通用しなかったモデルケースとして(表向き公表されていないが)知られていたりする。



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