表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

フレイムちゃんシリーズ

フレイムちゃんのグルメ紀行~お寿司~♪

いつもお読みいただき有難うございます<(_ _)>

私はフレイム…。


自称グルメであり、ご近所さんから『中の上の舌を持つ』の二つ名で呼ばれている。


私の仕事は電話番兼事務員…。



仕事帰りにそれは唐突に目に入った。


看板に【旨さ控えめ】とある。


何度見返しても【旨さ控えめ】だ。


もはや私に対する挑戦でしかない、タブン。


意思を固め暖簾をくぐり店に入った。



「へい、らっしゃい!」

威勢のいい板前さんの声だ。


どうもお寿司屋さんのようだ(確認しておけよ…)。


私の住んでいる村に、そう高い寿司屋はないと自覚している。

一度でいいから、しょうゆを塗ってくれるようなお店で食べてみたいものである。


さて、よく言われるのは、『コハダ』とか『卵』がその店の味を代表しているといわれるが、わたくしフレイムは卵もコハダもそう好きではない(好みの問題♪)。


意外とわたしの周りの女性に人気があるのが『アナゴ』である。あまいタレのついた、少し温めてあるものが美味しいと思う。さらに言えば皮の部分は下がいい~♡


とりあえず『アナゴ』を頼んでみた。モグモグ…普通だ。とりたてて美味しいというわけではない。タブン。


『はっ!しまった…』

そうだった、この店の看板は【旨さ控えめ】だった。タブン書き間違えだと思うけど…。


「ビールください」

隣の男性のお客さんがそういうと、板前さんが、


「アサヒとキリンとサッポロとサントリーとエビスがありますが…。」


う?なんだか分からないけど、ビールについては神対応ではないだろうか?


私は以前、日本料理屋さんで働いていたことがある。ビールの銘柄でウルサイお客様はどこでもいるものだ。

しかし、こんな田舎で5種類とは…。



続いて赤だしを頼んでみることにする。


「ぶりのアラと鯛のアラがありますが…」


女将さんぽい人に聞かれるが…。


「ぶりのアラで!!」

めっちゃ大きな声で頼んじゃった、はしたない…(涙)。


しばらくして、ぶりのアラが入った赤だしが登場~♪



『おいしぃ~♡』



ぶりはアラ炊きにすると生臭みをとるのが大変なのである。上手に臭みさえとれれば味は鯛の比ではない…(完全な好みです)。


さらに『かっぱ巻き』を頼んだ。


『正解!』かっぱ巻きはわさびが入っている方が美味しい…(もちろん完全な好みの問題です)。


すっくと立ちあがりお会計!


『もう食べないのですかって?』

いくら割安なお寿司屋さんでも私じゃ戦闘力(お財布の中身)が足りないわ!


やっぱり、お寿司屋さんと焼肉屋さんはお爺ちゃんとこなきゃだめねぇ~♡


なによ?ちゃんと血はつながっているわよ!




るんるん♪気分で家に帰る途中、学校時代の同級生リーゼから電話が…。


「え?あのいじめっ子のノッタ君がお巡りさん?」


「え?あの先生にバレずにカツアゲしていたノッタ君が?」


…驚愕の出来事に、お寿司の味を忘れたフレイムだった。


(おしまい?!)


男性も女性もバンバンでてくる作品とか凄いです(;'∀')


一人書くだけでいっぱいいっぱいです( ノД`)シクシク…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 何気ない素材のひとつひとつが凄い料理されたお話ですね(*´ω`*) [一言] こんにゃの……微笑んじゃうっ
[良い点] >ぶりのアラが入った赤だし スゴク美味しそうです(*´ω`*) 味噌汁ですよね? お寿司やさんに行って、好きなものを好きなだけ食べて、お酒を飲みたいです。 「イクラ!」 「次もイクラ!…
[良い点] やっぱり作品を読んでいて、何故たがふわふわした感覚になります(*´ー`*)♪ 何だろう、この不思議。 こういう文章書けるの凄いです! はちゃめちゃな文章というのではなく、不思議だけれど、ち…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ