うさんくさいほんとのはなし
まず第一に、人生は一度きりである。
やり直しが効かないので悪しからず。
ある雨の日の午後
ゲリラ豪雨で足下が非常に悪い中、通勤途中で油断したところ交差点の立体歩道橋の一番上から
踏み外して落ちた。
「オッ?」
一瞬なにが起きたか分からず状況を思い返す
「すべった?」
最後に見たのは激しい雨と、苔の生えた汚い階段…と短い激痛
「こりゃ確実に死んだわ…」
状況を確認し目を醒ます。
目の前には、
「????????????」
時代劇に出てくる様な古くさい土間と一面すべて薬箱の戸棚だった。
「ここ…は何処だ?」
全く見覚えのない空間で状況を理解しようと必死に辺りを見渡す。
土間の向こうに見える薬箱は、
年代とあかさたな順に並んでいるみたいだ。
「なんだってこんな場所にいるんだ、さっき転んだばっかじゃん?」
誰もいないのに周囲に同意を求めるようにしゃべる。
そんな中土間の向こうから蝋燭をもった40歳くらいの髭のおっさんがでてきた。
開口一番
「ねぇ?死んだ?死んだの?ぷぷぷぅ〜(笑)ひさしぶりに見ましたよぉ〜あんたみたいな人」
テンションが高い◯田◯治っみたいなムカつく声で聞いてきた。
「おっさん何か分かるのか?」
おっさんに腹立たしくも答えを問う
「階段からあしwっを滑らしてコケて死ぬなんて漫画じゃ無いんだから今時さぁ〜」
「まっ簡単に言えば死んだね☆やったね♪」
嬉しそうに嬉々としてはしゃぐおっさん
「やったじゃねぇぇえぇ〜」




