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第十六話 悠斗視点

奏が入学して3週間経ち基本的に冬香と一緒にいる時が長く

ツブヤッキーでも仲が良いことが認知されているが前に奏の頭を撫でていたことと

喫茶店でとこを見られたからか俺と奏が付き合っている、もしくは恋人同士など

デマが流れているが悪質なのもあって俺が奏を脅してるともデマが流れている

どうせ奏に振られた奴が勝手な妄想をしたんだろう

奏がこの学園に来て2週間で100人も振ってきたが奏が元々男だったことは

美佐と龍二と神崎先生だけだが会長は・・・もうすぐ知るか知ってるどっちだろう?

そしてこのテスト週間は勉強に励んで何とか学年95位と成績でお仕置きはなかったが

今度もハードルが上がるとなると今度の期末テストが心配になってくる

因みに俺以外の順位は会長は主席、龍二は150位、美佐とハスは・・・赤点は免れて

冬香は学年3位、奏は学年50位だった(ちなみに一学年約700人ほど)

何事もなく放課後になったが会長から今から統治会室に来いっと連絡が来たが

全員集合とも書かれていていつもとなにか違う事されるか大仕事どっちかだろうな

命令には逆らえないから素直に統治会室に向おう

しばらく歩いていて統治会室の前に

会長以外全員そろっているがなぜか神崎先生もいる

「なにやってんだ?」

「会長が待ってろって言われたから現在待機中あります!」

「なんで軍隊みたい返事なんだ?神崎先生は?」

「奏ちゃんの統治会初仕事だから記念撮影に!!」

「「「「あ、そうですか(やっぱりシスコンだったのか・・・)」」」」

「よ~し準備いいから入ってきてもいいぞ~」

部屋に入ると会長が手を組んで椅子に座っていて

なぜか一部分だけ大きくカーテンが敷いてあるが奏はそこにいるのか?

「会長、なんで今日は全員集合なんか・・・それもいきなり」

「ふむ、私が長年求めてきたシチュエーションが出来てからぜひ披露したくてな」

「シチュエーション?それって奏ちゃんが関係してるんですか?」

「もちろんだ・・・彼女はまだ経験が浅いためしばらくは雑用係してもらう予定だ」

「そんなの必要ない気がしますが」

「なので彼女専用の服装を用意しておいた。そしてこれが」

「あああの!やっぱりのこの格好は―――」

会長がカーテンをあけるとそこには奏がいた・・・メイド姿で

「うう~///恥ずかしいですよぉ~会長~///」

「・・・完璧だな、涙目がいいな」

「なにが完璧なんですか!?いい仕事したな~ってみたいな顔しないでください!」

「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」

「ほ、ほら!みんなも唖然とし」

「「「「・・・メイド姿キィィィタアァァァアァァァ!!!!!」」」」

「―――」

「奏ちゃん可愛すぎぃぃぃぃ!!!」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ

「お姉ちゃん!?なんでここに・・・あとカメラはやめて!///」

「神崎先生!あとで私にもその写真見せて・・・いえ!現像してください!!!」

「冬香・・・ちゃん?」

「見てよ龍二!本物メイド服だよこれ!」

「鼻息が荒いから奏ちゃん怖がってるよ?」

「ゆ、悠君!」

「脳細胞に録画してるから待っててくれ」

「―――」

すげぇぜこりゃ・・・ホワイトブリムにミニではなくあえてロングスカートを選ぶとは

奏の性格を見事にチョイスして男はその中がどうなっているか妄想力をかき回し

またその恥じらいがまた興奮する・・・パーフェクトだ会長

「ベタだが金持ちにはメイドが必須だと考えていたが家の奴は監視も兼ねるはずだから

 一般生徒で可愛くて家事ができる奴を探していたがようやく見つけることができた!」

「さっすが会長!あたしたちにできない事を平然とやってのけるッ

 そこにシビれる!あこがれるぅ!」

「あ、あの、か、会長さん!も、もうやめ」

「今はご主人様と言え」

「え?・・・ご、ご主人、様?」

「もっとはっきり、仕えているような気持ちで!」

「ご・・・ご主人様!」

「大変に気分がいい・・・あ~こんなところに奏専用のネコミミがある~(棒)」

「「「なん・・・だと・・・!?」」」

「え、え?ええ?」

「さぁ身に着けろ!」

「い、嫌です!」

「あたしが後ろから抑る!」

「私が猫耳を!」

「美佐ちゃん!?、冬香ちゃん!?」

「ごめんね奏ちゃん」

「私は奏のメイド+ネコミミ見られるなら・・・自分のキャラをやめるぞ奏ーーーッ!!!」

「本当にキャラ崩壊してる!?」

ずっと前から崩壊して気がするがそんな事はどうでもいい!さっとやれ!

「装☆着!!」

「うわぁ!?そんな勝手に!?」

「・・・perfectだ」

「」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ

「お姉ちゃん・・・無言で撮るのはやめて///」

「違うよ奏ちゃん、あれはただ無言で撮っているわけじゃない」

「明鏡止水、無我の境地・・・彼女の精神状態は!今!極みに到達している!」

(なんて無駄な集中力だ・・・あと完全に僕って空気だよね)

―――

――

「燃え尽きたわ・・真っ白に・・・ね」

「このにゃ~んって言っている写真をいただきます」(キャラが戻ってる)

「あたしもそれ欲しい」

「いい出来だ」

「だ、誰も助けてくれなかった・・・」

「まぁ色々あったが奏が統治会のメンバーになったことは変わらない」

「すみません。もう一度考え直させてください」

「さぁ歓迎の拍手だ!!」       

「無視された!?」

「おめでとう」

「おめでとさ~ん」

「おめでとうございます」

「おめでとう」(・・・あれ?このノリって結構まずくない?最終回じゃないのに!?)

「おめでとう、奏」

「・・・ありがとう、みんな・・・あとこの服は今回だけ」

「「「「「それはないから」」」」」

「酷いよ・・・こんなの絶対おかしいよ」

「どうしてですか?これといった問題はありませんが」

「問題だらけだよ!?あと冬香ちゃんのこと信頼できるようなってきたのに

 今日のせいで冬香ちゃんのことが分からなっちゃったよ~!」

「奏は変なこと言いますね」

(今日の副会長は幻想だった・・・僕は何も見ていない聞いていない)

「しかしコス・・・制服を変えてみるのは思いのほか楽しいものだな」

「コスプレって言いそうになりませんでしたか?」

「はい!あたしは奏ちゃんにスチュワーデスを希望します!」

「なんで僕限定!?」

「奏は清楚なイメージがありますから着物などどうでしょう?」

「腰のスリットから見える太ももが魅力的な衣装、チャイナドレスを所望する!」

(みんな楽しそうだなぁ・・・そっとしておこう)

いろんな意見が出てくる時に奏が俺の涙目で見ている

「悠君も変だよ!こんな・・・こんなエッチな人とは思わなかった~!」

((((なにを今更?))))

「赤坂先輩はは基本煩悩まみれですよ?」

「ハスとグラビアとか秘蔵コレクションとか見る人だし」

「悠斗さぁ~もし彼女が出来たらどんな服装を着させたい?」

「ブルマ、チャイナドレス、スク水、メイド服、バニースーツ、サンタコス

 ナース服、巫女服、ニーソ、ブルマ、ライダースーツくらいはとりあえず着せたいな

 ただし・・・スパッツは駄目だ!」

「―――」

「あ、奏ちゃんドン引きしてる」

「一般男子はこれくらい普通だろう?龍二だって着物フェチなんだから」

「なんで今ここで言った!?」

「俺だけ変態扱いされるのは心細いから」

「十分変態だ!」

「わけがわからないよ~」

「・・・お前ら今日仕事あるの忘れないか?」

会長が指を差した先には大量の書類とがありほとんどが依頼書だ

この前のテスト期間で溜まってしまったようだ

とりあえず少しでも多く消化していくが助っ人も必要だな

「これは結構な量だね~」

「部の助っ人要因に生徒会から学園の照明灯の不備の確認に

 面倒な人間関係の悩み相談が多数・・・これは結構時間がかかりそうだね」

「私はいつも通りに生徒会や報告書、資料にあたります」

「あたしと龍二は部の助っ人要因に行ってきま~す」

役割分担しそれぞれの問題解決にあたる為統治会室から出ていったが

残った依頼書があるがこれが会長と俺の担当だが奏にはあまり見てほしくない問題だ

奏も気になったか依頼書に目を通しているとその内容に困惑している

「か、会長さん・・・これって」

「・・・いじめの問題解決が私達の役割だ」

次回はちょびっとシリアスでコメディー要素はありませんが

奏の過去について少し触れます

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