第十四話 休日は皆で遊ぼう 悠斗視点
「いや~満腹でございました~」
「15皿なんてよく食べきれましたね。奏の倍以上です」
「美佐ちゃんがどうしてそんなに食べても太らないの?」
「その分運動して・・・・・・あたしはこんなに食べてるのに胸が・・・」
胸の大きさは奏が圧倒的で次に少し膨らんで見える美佐そして・・・スレンダーな冬香だ
「どうしましたか赤坂先輩?私はなぜかあなたを殴りたくなっているのですが」
「ぜひ抑えてくれると助かる」
「・・・なにか私の体格を侮辱された気がして」
エスパーかよ・・・奏と出会って少し表情が豊かになった感じがするが
まだまだ無表情なところは変わっていない
「本当に良かったの?悠君が全部奢って貰って」
「「ゴチになりま~す!」」
「相変わらずぶれないね2人とも・・・僕も奏ちゃんと同じこと思ったけど」
「バイトで金には余裕があるし気にするな奏の歓迎会だと思えばいいし後はついでだ」
「「ゴチになりま~す!!」」
「2人ともうるさい」
「男が細かいこと気にしちゃいけないよ龍二く~ん
悠斗君は心の広いお方だと再認識できたことに俺は喜びを」
「ハスは2000円だったな・・・トゴで払ってくれ」
「なんで俺だけ!?てか扱いが闇金なんだけど!?」
「ねぇ冬香ちゃん、トゴって何?」
「金融についての用語ですが」
冬香が奏に説明しているがもちろん冗談で言っただけど奏に怒られた
これからどこに行くか決めるのだがハスはカラオケと言ったが
冬香が真っ先に拒否してすぐ近くのゲームセンターに遊び行くことに決まった
だが奏がゲームセンターの騒音に慣れるのに少し時間がかかった
「美佐と一緒にゲームするときがあるけど基本容赦ないからね」
「ゲームに手加減と接待プレイという言葉はあたしの辞書にないィィィ!!」
「奏は平気ですか?少し静かなところに」
「もう大丈夫!耳も少し慣れてきてるから」
美佐、ハスは共にゲーム好きなのでレースゲームやシューティングゲームなどを
やりに向こうに行って2人の保護者に龍二がついて行った
奏は慣れていないから俺と冬香がサポートすることになった
「私は出来るといったらあそこのビリヤードとダーツくらいですね」
「俺はビリヤードはあまり得意じゃないがダーツなら得意だ」
「僕はどちらもやったことないから・・・」
「ならついてきてください。私が教えますから大丈夫です」
ビリヤードで奏に基本的なルールと打ち方を教えて実践してみた
初心者が最初からうまくできるわけがないから奏も説明を聞いてイメージはできるが
実践では必ずズレができるから上手くはいかないだろう
「まずはやってみたらどうだ?何事も実践だ」
「う、うん・・・・・・えい!」
玉は別方向に飛んで行ったが・・・重要なのはそこじゃなく奏が前かがみになり
必然的に谷間が見え打つときに激しく揺れて大変素晴らしく打つときの残念そうな声も
淫靡な声に聞こえて・・・違うそうじゃない決していやらしい意味じゃ・・・ないはずだ
冬香が奏の体を支えて正しい打ち方を教えるがやはり上手くいかないが
20分くらい続けると疲れが見え始めたので奏は少し休むことにした
「やっぱり難しいね~ビリヤードって」
「奏は初心者ですからね・・・最後にナインボールだけでもしませんか?」
「俺は見物させてもらう」「僕も同じく」
「そうですか・・・まぁいいでしょう」
冬香がキューを構えてボールに狙いを定めているがその姿がかなり絵になってる
スーツ姿だと女が寄ってきそうなくらいで奏もかっこいいとつぶやいてる
ボールを打つとバラバラに跳んで一個ずつ落としていくのだが最後までミスなく終了した
周りの人もずっと見ていたのか盛大な拍手があがった
「冬香ちゃんすご~い!!とってもカッコ良かったよ~!!」
「今回は上手くいきました」
今回って言ってもこいつがミスしてるとこなんて一度も見たことないぞ
奏が冬香に抱き付いて赤くなっているのが見えるて微笑ましかった
この調子なら冬香の本心が奏に伝わるはずだ
―――
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ゲームセンターから出たあと近くの月乃パークに行くことにことになったが
冬香は家の用事あると言って帰ってしまったが元々今日は遊ぶの難しかったようだが
冬香も奏のことを考えてなのか用事を引き延ばしてくれたようだ
その後美佐の要望でカラオケに行き美佐とハスがマイクを離さずほぼ独占状態で
奏は歌わなかったがタンバリンで叩くのが面白かったのか
歌に合わせてずっと叩いていた
ハスは溜めこんでいたゲームを消化しなきゃいけないと言って別れて
龍二も美佐も夕方に道場に帰らなきゃいけないためここで解散となった
さすがに奏を1人で帰らすにはいかないため家まで送ることにした
「ありがとう、送ってくれて」
「おまえ1人で帰らすなんて危なっかしくて出来ないからな」
「あはは、自分でも理解できちゃうよ」
「世の中物騒だからいつどこで危ないことが起こるか分からないかな」
「・・・今日は楽しかったね」
「確かにな・・・奏とこうしてもう一度遊ぶことができるなんて夢にも思わなかった」
「僕も同じ気持ち・・・やっと目的が果たせたよ」
「目的?」
「美佐ちゃんに龍二さん、そして悠君と一緒にまた遊べることが・・・ね」
俺は既に奏は死んでいた思っていたが奏はあの事故から
ずっと俺たちのことを思い続けてきたんだな・・・
「でもしばらくは遊べないな、2週間後にはテストだからな」
「だ、だよね」
「お前は別に勉強は苦手じゃなかっただろう?むしろ物覚えが良かったし」
「学園のテストって初めてだから緊張して・・・悠君は?」
「・・・学年100位以上じゃないと会長にお仕置きされる」
「えぇ?な、なにそれ」
会長と出会って以来あたしの部下になるのだから成績は上位になってほしいと
言われてたが当時の俺は赤点さえ取らなけばいいと思っていたが
会長には勉強法からみっちりと教えられて今は学年上位になっているがあの時は
本当に本当に辛かったの一言だった
「ち、ちなみにお仕置きって?」
「ああ、それは大したことじゃないぞ?前はゴム弾を200発喰らったくらいだな」
「・・・・・・え?」
「しかもそのゴム弾が軍隊が使ってるのと同じでな~至近距離だとなかなか痛いんだよ」
流石に目や急所に当てることはないが確かあれ
昔使ってたゴム弾でプロボクサーのパンチ並みの打撃くらいの威力があるらしいが
母さんの鉄拳より数倍弱いから一応耐えきれるが200も喰らえば流石に痛い
奏も心配してくれたが大丈夫だと伝えた




