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りゅうくん
そーいや若葉は
俺のことりゅうくん
って呼んでくれてたよなぁー
何でだろ…
って思っていたら
キーンコーンカーンコーン
とチャイムが鳴った。
先生が
「これで授業を終わります。
ありがとうございました。」
と言った。
「ふーう終わったぁ…」
とため息をついた。
「若葉さ今日なんで遅刻したのぉ?」
と振り向いたら高橋胡桃
と三浦綾がいた。
若葉はいつもこの3人で行動している。
「だから寝坊したんだって!」
『えっ?ホントぉ?』
とくるみが聞いてきた。
これはホントにホントなんだけどね。
【もしかして…たつや君となんかしてたんでしょ?】
と綾がにやけながら言ってきた。
ん?
これはなんか色々まずいぞ?
と思ったらやはり
若葉の視線が痛かった。
「それはない。」
と言い切った。
【んじゃ何で一緒に学校来たの?】
なんだよww
そこ質問しないでくれよぉ
「偶然会ったの」
『やっぱ運命じゃん?』
あーもー
何なんだこいつら。
【次体育だし、そろそろ行こうー】
あっそーだった
次体育だった!!