其の参
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來那「何...コレ...?」
その記事には、【行方不明だった黒澤夫婦死亡確認 不自然な点が複数...】という見出しが大きく書かれていた
唯那「考えたくないけど...この犯人は...」
唯那&一番&三番「藍ちゃん/零番」
來那「だったら...藍那は...」
考えたくない・信じたくない考えが頭によぎる。
來那「人を殺しているの...?」
唯那は何も答えなかった。でも、小さく頷いた。
三番「ヤバいぞ。このまま神代を取らなかったら、この世界を壊してしまうかもしれない...」
えっ?!と言おうとしたがショックで言えなかった。
藍那は人を殺しているということ。この世界を壊してしまうかもしれないこと。
いろいろ知りすぎて、頭がおかしくなりそうだ。
一番「とにかく早くしないと...!」
闇は藍那の境界まで走り出した。
唯那&來那「待って!!」
あたしたちも一番を追った。
三番「ヤレヤレ...」
と言っている三番をほっといて←
藍那視点
バっ!!
突如開かれた境界のドアの前には一番、唯那、來那の三人がいた。
藍那「何?」
唯那「神代を頂戴!!」
...唯那もわかってないのかな。((当たり前 七不思議の核がその神代なのに。壊されたら困るんだけど
藍那「無理」
一番「それじゃないt...」
來那「それじゃないと!!」
一番がしゃべってる途中、さっきまで黙っていた來那が声を張り上げた。
來那「世界を...この世界を壊しちゃうかもしんないんだよ!!!」
來那「だって、あの黒澤夫婦を殺したのって!」
唯那「來那!それは...ッ!」
何を言おうとしているのか
黒澤夫婦?を殺したのが私だというのか
來那と唯那が喧嘩をしているのを見ながら思う。
少なくとも私は人に触れれることができない。
そして、此岸のものが触れない。
持とうとおもえば持てるけど((
でも、私は今日記憶を取り戻したばっかだし、そもそもこの学院から出れないし((
私には不可能だ。
藍那「ねぇ、」
唯那「何?」
來那「...」
藍那「私が殺したっていうけど、私はこの学院から出れないし、その黒澤夫婦を殺せない。もう一つ言うなら、人に触れれないし此岸のものにも触れれない。どうやって殺せるわけ?」
來那「...だったらッ!」
來那「誰がやったっていうの?!」
逆ギレされても困るんだが((
キー...ン
耳鳴りがする。
薄っすら記憶が流れる。
私と...誰?この兄さん
私の兄さんだったり((
まぁ置いとこ
藍那「知らないけど、出ってくれる?」
私の言葉と同時に穴が開く。
三人が吸い込まれていくのを見て
藍那「サヨナラ...満月がまた見える時まで」
残酷な満月が私の背を照らしていた。
スクロールお疲れ様でした!
また来週に更新します!