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罪深い男の想像話  作者: 病み谷/好きな言葉は『贖罪』
《第一章》 怒る彼は全てを殺し尽くす
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暁の過去編#2 そして本当の剣を手に。

「灰様!!ご無事ですか!?」

「某なら心配するな!!片腕が動かなくなっただけだ!!」

「し、しかし!!」

「来るぞぉ!!」


爆心地のど真ん中で、灰やその部下の武士達が、この災害の源と戦っていた。およそ20人ほどの精鋭達で戦っているのだが、そのうち半分は起き上がれないほどの大怪我をし、戦況は劣勢も劣勢だった。


しかし、戦っている相手は実は人間では無いのだ。いや、詳しくいえば、人間の一部とでも言えるだろうか。


「全く………何がなにやら、某は混乱しておるぞ!!」


灰が左腕を抱えながら叫んだ相手。それは、丸い石から1本の黒い腕が生えているという、不可思議な生物だった。果たして生物と呼べるのか、それすらも怪しかった。


しかしそれは、確固たる意志を持って灰達に攻撃を仕掛けてきた。腕に刃を当てても斬ることは出来ず、丸い石が核なのではと思って攻撃してみれば、なんらかの封印が解けてしまいそうになる。


「我が『真剣』、『封印剣』をもってしてもここまでとは……某は斬嵜家の中でも生粋の弱者であると言うのに、こんな強い相手は勘弁であるなぁ………。」


弱気にそう言って、灰は動かなくなった腕をぶらんぶらんと揺らす。その左腕は人肌の色ではなく、火で焦げたかのように黒焦げだった。もはや炭のようになっていた。


これは、灰の『封印剣』の代償でもあった。


灰の『真剣』、『封印剣』は、相手をなにかの物体に封じ込めたり、対象に何かを埋め込んだりすることが出来る『真剣』である。


これは常に代償を必要とする『真剣』であり、今までの当主達が手にしてきた、無制限で使える『真剣』とは違うため、最弱と言われているのだ。


封印したい相手が強ければ強いほど、封印の難易度は上がり、必要となる代償も大きくなる。


灰が初めて『真剣』を使った際は、そのことを知らずに大きな魔獣を封印してしまったため、右足の小指が動かなくなってしまった。


灰は自身が使える封印の中で3番目に大きな代償、『腕』を必要とする封印を用いたのだが、不可思議な片腕は封印しきれなかった。


そのしっぺ返しと言わんばかりに、灰はその片腕の打撃を腹にもろにくらってしまったのだ。本人は大丈夫だと嘯いているが、実際いくつかの内臓が破裂し、肋骨が3本ほど折れてしまった。


中身は既にズタズタ。吐血の量も減ることはなく、今すぐ治療しなければ死んでしまう状態なのであるが、灰は気合いで突っ立っている。


辛くて仕方がないのだが、斬嵜家当主として、部下より先に倒れるわけには行かない。命を捨ててでも、この腕を封印しなければならない。


「次は……足か………」


『腕』の次は『足』だ。封印のグレードアップ。これで封印できなければいよいよ灰の命がかかる問題になってくる。


「部下達よ!!時間を稼いではくれまいか!!」

「承知!!」

「了解!!」


『封印剣』は、灰の持つ刀の刃を対象に当てなければ発動しない。


武士達がヘイトを買っている隙に、後ろから刃を当てなければならない。部下達は灰を信頼しているのか、平気で命を捨てに行くので、灰的にはこんなことはしたくないのだが、支援が到着するのを待っていられそうにもない。


皆、こんな急に訪れた災害に、民を守るため命をかけて戦っている。


なら彼らを従える斬嵜家当主が怯んでどうする。誰よりも猛々しく戦わなくては。


「ゆぅくぞぉぉぉおおおお!!!!」


刃を構え、駆け出す。既に応戦している部活の上を飛び抜け、腕が攻撃している隙に背後をとる。


「ふっ!!」


動く右腕で刃を振り下ろす。狙うは腕の関節。中心部分だ。


「おっ!!っとっとっと。」


が、灰を察知したのか腕はすぐさま方向転換して灰の腸をその鋭い鉤爪で引き裂こうとした。咄嗟に飛び退いた灰の服は引きちぎられたが、どうにか躱すことは出来た。


「某も、最低限の実力は有しておるぞ!!」


そう言ってニコっと笑う灰。方向転換したことにより、今度は今まで攻撃を受け止めていた武士達が、各々の魔力を以て腕に攻撃を仕掛ける。


魔力が弾けて爆発するが、やはり腕にダメージはないようだ。


相当硬いのか、はたまたなにかの能力があるのか。腕を中心に円状に駆け回る灰は、じっくりと腕を観察する。


腕は武士達が仕掛ける攻撃に一切の躊躇なく飛び込み、鳩尾や顔面を積極的に狙う。人間としての弱点はしっかりと把握しているようだ。


きちんとした視界が存在しているのか、それともなにか別の方法で察知しているのか。


「分からぬ。く……、探る時間も惜しい!!」


今も前衛で灰の時間稼ぎをしている武士達は傷ついている。血が飛び、苦しむ声が漏れ、1人、また1人と離脱していく。思案している余裕はそれほどない。


確実にしとめられる機会はきっと残り1回が限界だ。それ以上は部下達が耐えられそうにない。となればより確実にしたいところだが、いかんせん時間が無い。早々にカタをつけなければどちらにしろ部下が危ない。


いささか強引ではあるが、灰は1歩を踏み出すことを決意する。


「皆!!腕を抑えつけろ!!魔術を駆使して動きを封じるのだ!!」


武士達は返事する余裕もないため、強く踏み出す1歩の足音で返事を返す。残っているのは7人。そのうちの3人がその場を離れ、地面へと刀を突き刺した。


「『隆起』!!」


地面が突起し、暴れ回る腕を打ち上げた。空中では掴むものもないため、重力に任せて腕は落ちてくる。地面に着くタイミングで、3人の武士達が刃で腕を押さえつけた。


刀を真っ直ぐ腕にあて、地面に押し付けた。


最後に残った1人は、腕に向けて刃の切っ先を向け、術を発動させる。


「『落能』!!」


簡単な弱体化の基礎魔術だ。そこまでステータスが下がる訳では無いが、今は少しでも灰の刃を届かせるのが先決だ。


「灰様ぁ!!」

「どうか!!これでぇ!!」


腕を抑えている武士達が悲鳴にも似た声を灰に投げかける。灰は無事にここまでさせる不甲斐なさに歯をかみ締めつつも、すぐに駆け寄って刃を構える。


「よくやった皆!!これでぇぇええ!!」


灰の刃がが振り下ろされた。それと同時に限界を迎えていた武士達が離れる。


瞬間、拘束から開放された腕はすぐさま回転して灰の腹にその鋭い鉤爪をぶち込んだ。肉がさかれ、内臓が引き裂けるが痛みや流血による喪失感よりも、刃を届かせる意志の方が大きかった。


「終わりだァァあああ!!!!」


刃が腕に当たった。瞬間、灰の右足から感覚が無くなった。腕は一瞬光に包まれ、そして刃に叩かれた衝撃で吹き飛んで行った。


飛んで行った腕はピクリとも動かずに静止した。


灰はその場に倒れ込み、大量の血を吐き出した。


「灰様!!」

「当主様!!」


武士達が駆け寄り、灰を抱き起こす。


「ごほ………はぁ、部下達よ……」


襲ってくる腹の痛みに顔を歪めるが、足を失うという大きな代償の封印は、流石にあの腕でも効果はあっただろう。


「腕は………」

「動く気配はありません。」

「封印は成功でありますよ!!」


1人の武士が、勇ましくも動かない腕に近づき、そして完全に動かなくなったことを確認した。そばにいた武士が封印が成功したといい、一瞬だけ武士達の空気が和らいだ。灰は苦しみながらも笑顔になった。


「よ、し………では、治療を………」


自分の腹を治療してくれと、灰が武士達に頼もうとした矢先、灰の視界の端に、自分のでは無い者の血が飛んできた。


「………あ?」


その方向を見ると、先程までピクリとも動かなかった腕が、確認しに行った武士の体を貫いていた。その手には武士のものと思われる心臓が握られており、灰が視線を向けたタイミングでギュッと握りつぶした。


「あ………あ………」


予想外すぎる光景に、灰の思考は停止した。しかし非情なことに、腕は地面をピョンピョンと跳ねて灰のいる方へと飛んできた。


「灰様!!」


武士達は灰を掴み、後方へと投げた。2人の武士も同時に飛びずさり、残りの武士達は一斉に刃に手をかけた。


「待て!!お前達!!」

「どうか、ご無事で。」

「お元気で!!」


2人の武士に抱えられた灰がその場に残った武士達に叫ぶと、武士達は振り返ることなくそう言って腕に刃を振るった。もう腕は躊躇などせず、限界に到達していた武士達の体を恐るべき腕力で薙ぎ払っていく。


一瞬にして、4人の精鋭武士の命が消え去った。


「な、な………」


灰は拳を握りしめ、死んだ武士達の死体の上に居る腕を思いっきり睨めつけた。


「この、人殺しぃぃいい!!!!」


灰がそう叫ぶと、腕はそれに応えるように飛び跳ねた。灰を庇う武士の頭を吹き飛ばし、もう1人の武士の喉元を掻っ切った。


「くぅ!?」


灰は2人の武士に死に際に突き飛ばされ、地面にゴロゴロと転がった。腕はそれでも尚灰を諦めずに狙ってくる。


「く………某はお前を許さぬぞぉ!!某の仲間達を、こんなことにして、ただで済むと思うなよぉぉお!!!!」


動けない癖に灰はそんな大口を叩いて立ち上がった。気力には限界がないと言わんばかりに覇気をまとい、灰は腕の前に立ち塞がった。


絶対にこれ以上殺させないと心に決めて、斬嵜家当主として、民を守るため、腕と対峙した。


腕が飛んでくる。左腕と右足が動かない灰は、腹の痛みも相まって他の部位も思うように動かせない。


そんな無様な姿でよく当主になれたものだと自分を心の中で笑いながら、灰は刀の鞘を握りしめる。


「某は、死んでもお前を許さない!!」


腕が目の前に迫った。もうどうしても間に合わない。灰は涙をうかべたまま、悔しげに呟いた。


「限界か………!!!!」


頭を貫かれて終わる。そう思って、灰は睨みつけたまま、腕が自分の命を奪っていくのを見届けようとした。最上級の憎悪を持って。


だが、その前に、邪魔が入った。


「せりゃぁぁあああ!!!!」

「ッ!?」


可愛げな声と共に、小さな刃が強引に腕にねじ込まれ、弾かれた。その声の主は、短刀を構えたまま、腕から視線を離さない。


「暁!?何故、ここに………!?」

「父上を放ってはおけずに来てしまったでござる!!」

「く………」


ここに飛び込んでしまったのは、4歳の暁だった。灰は苦い顔で暁を見つめた。この腕は暁よりも強いであろう精鋭武士を簡単に殺してしまうほどの殺傷能力を持っている。


「逃げ、るんだ暁よ!!げほ、まだ、間に合う………お前の、足なら!!」

「拒否でござる!!拙者は父上を置いていくなど!!」

「だめ、なんだ!!ここはお前でも、ダメなんだ!!」


灰の訴えも届かず、暁は飛んでくる腕と刃を交わす、鉤爪が短刀を弾き、しかし暁は驚異的な身体能力で攻撃を躱し、殴って蹴ってを繰り返す。当然ダメージもなく、腕は攻撃の手をゆるめることは無い。無限とも言える攻撃を受け続け、暁にはすぐに限界が来た。


「な、ぐっ!?」


まだ4歳の少女。体力も大人ほどはない。短刀が折られ、攻撃を防ぐ術を、暁は失ってしまった。


「は………」


暁が相手の強さに怯えて尻もちを着く。助けに来たつもりだったのだろうが、ここまで相手が強いとは暁も思ってはいなかった。


腕が、鉤爪を振り上げる。暁は自分の未来が一瞬だけ見えた気がした。


「暁ぃ!!!!」


飛び出す時の体の痛みなど感じなかった。灰はただ愛娘を守りたい一心でそこから駆け出していた。片足が動かないというのに、地面を片足だけで蹴り飛ばして暁と腕の間に割って入った。


「父、上………!!」

「暁、よ………。」


心臓を貫かれて、灰は遂に完全なる致命傷を負った。大量の血を吐き、それと同時に自分の生命力がどんどん抜け落ちていくのを感じた。


しかし、これは好都合でもあった。


「ふ………。」


決心は着いた。どの道死ぬならこのまま逝こう。灰は普段の笑顔で振り返り、暁へ言葉をなげかけた。


「暁、よ………次代の当主は、お前になる………」

「父上………?」

「斬嵜家を頼む………」


灰の刃が腕に添えるように当てられた。その瞬間、最後の『封印剣』が発動する。


代償は『命』。どうせ今からなくなるのなら、かけてやろうではないか。そう灰は思ったのだった。


「お前は、某にとって……なによりも………大事な、愛娘だ……。」


瞬間、光が炸裂する。刃と触れ合っている腕の部分から、光が拡がっていく。


「父上………?父上!!」


それがなんなのか、暁はまだ知らない。ただ、灰の雰囲気がどこか、遠くへ行ってしまいそうなほど儚く感じたのだ。


光が収縮する。灰の刀に腕が吸い込まれ、刀は光に吸い込まれていく。


光が膨らみ、灰と暁は飲み込まれる。灰は最後に二っと笑って、


「愛しているぞ!!我が愛娘よ!!」


いつもの調子でそう言った。


封印は、成功した。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…………は。」


風に吹かれる感覚がして、暁は目を覚ました。気がつくとそこは、昔暁が住んでいた斬嵜家の屋敷の中庭だった。よく父と市内をぶつけあった、思い出の場所。今はもうない、思い出の場所。


先程まで、暁は昔の悲劇の情景を見ていた。父が死ぬ瞬間も、自分に向かって最後に笑ってくれた瞬間も。


「暁よ。」

「ッ!?」


背後からかけられた声に暁が身体を震わせる。その声に首を回したくなるが、何故か暁は振り返ることが出来なかった。


「振り返る必要は無い。某の話を聞いてくれ。」


暁は返事もせずに、黙ってその言葉に耳を傾けた。


「某は、お前に殺されたなどと思ったことは1度もない。そこを履き違えるのは違うぞ。」

「…………しかし、拙者があそこに居なければ、貴殿はまだ他の選択肢があったかもしれないでござる。」

「どの道死んでいた。某はお前が某を助けに来てくれてさぞ嬉しかったぞ。」


暁は拳をにぎりしめる。


「某は、お前の父として何も出来なかった。稽古では負け、一緒に『真剣』の試練に行こうと言ったにもかかわらず、その前夜に命を落としてしまうなど………」


その言葉に、暁は歯を食いしばって、言葉を絞り出した。


「拙者の父上は………!!」

「………。」

「拙者の、父上は………誰よりも臆病で、誰よりも弱くて、しかし、誰よりも明るくて、誰よりも面白い。」

「…………。」

「拙者の歳が4の時に父上はいなくなってしまったでござるが、それでも拙者にとって父上は、誰よりも大切な人でござる!!感謝してもしきれない………あんなに楽しい日常は、今まで無かったでござる!!」

「………。」

「父上は、拙者にとって………誇りでござる!!斬嵜家の中でも、父上が1番強くて面白くて勇ましいでござる!!拙者は、拙者は……!!」


言葉を出せばだすほど、言いたかったことが崩れて型どおりにならない。涙も溢れて、立つことすらままならない。視界が揺れて、脳がバグって、それでも暁は。


「まぁ待て。待つのだ暁よ。」


と、背後にいる人物が暁を後ろから優しく抱きしめた。


「某はもう、お前の伝えたいことは分かっている。みなまで言わずとも、もう十分、伝わっている。」

「拙者は………」

「暁よ。お前は………某が残せた唯一の誇りなんだ。誰よりも強く、勇ましく育って欲しいと願った。そしてお前は、某の想像以上に強くなった。まだ、お前の活躍を見ていたい。………だから、お前にはまだ生きていて欲しいんだ。」


前に回された腕に顔を埋めて、溢れ出る涙を隠す暁。後ろの人物はそれを見て少し笑い、そして少し悩み始めた。


「うーむ。やはり某にはこういったのは得意ではないな。………うむ。よし。」


声の主は暁から手を離すと、大きく息を吸った。


「ふむ。暁よ!!某は、まだお前には死んで欲しくないのだ!!」

「………うむ……!!」

「某は弱い!!弱いからそこまで支援はできぬ。だから、某はお前のために沢山の力を譲ってもらった。」


声の主は、暁の目の前に1本の刀を手渡した。


「そこには、某が力ずくで集めまくった力が眠っている。お前なら使いこなせる。某が与えられなかったものを、今与える。」


暁はそれを受け取った。刀身は黒く、刃の部分も黒いままだった。


「某は、お前を信じている。お前ならきっと、斬嵜家内で1番強くなると信じている!!」

「………うむ………!!」


暁の視界がぐわんぐわんと歪んでいく。


「お前ならきっと、どんな困難も乗り越えてみせる!!」

「………うむ!!」


涙を拭い、刀をにぎりしめる。


「立て!!斬嵜暁!!笑え!!乙女のように!!叫べ!!強く猛々しく!!某は、お前がなりたいお前が見たい!!」

「……うむ!!」


手に入れられなかったものを手に入れた喜びを感じながら頷いた。


「だから生きて、あの忌々しい鬼を、斬ってこい!!」

「…………承知!!!!」


強く地面に踏みしめた。


「某は!!!!」


その声はいつしか涙声になっていた。暁も同じなので、流石親子と言ったところか。


「お前を!!愛している!!」

「拙者もでござるよ!!!!」


世界が壊れていく。託された刀を抱えて、暁は歩き出す。後ろから聞こえていた大きすぎる泣き声も遠ざかり、懐かしい風景と風も消え去った。そんな世界でも、暁は自分に叫ぶ。


誰よりも強い剣士になるために。あの鬼を斬るために。先程までは涙しかなかったというのに。


「これが、拙者の、」


暁の瞳に、迷いはなかった。


「『真剣』でござる!!」

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