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沈みし

 ……いや、疲れただけだ、きっと。

 最近は練習ばっかりだったから、多分それが祟ったんだろう。



「今日は早めにお風呂入って寝よう」



 そうすれば、不調なんて忘れてるだろう。

 自分の体は自分でなんとかしなくちゃね。



 私は練習に使った道具と武器を、専用の倉庫にしまい終えて、自分の部屋に戻った。



 しかし、武器をしまっている間も、心の奥底で錆びのようにこびりついた何かがある違和感は、消える事はなかった。



 お風呂から上がった後も、床についた後も。



「まぁ、気にしない事にして、早く寝よう」



 明日はもっと、先に進まないと。



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