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プロテイン賢者が征くっ!  作者: 鹿角フェフ
第一章:伝説の幕開け
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第五話:駄メイドは涙に弱い

「と、言うわけで! この方は偉大なる賢者、フェイル=プロテインなんですよクシネさん!」

「偉大なる……ねぇ……」

「まぁ、クシネさんにはわかりませんよね! お師様から溢れるオーラが! オーラが! ほら、この辺り! この辺りから出てます!」

「近い近い」


 俺の頭上付近にグイグイと手をやってくるピュセラをやんわりと引き離しながら、ピュセラの邸宅、その応接室にて微妙な空気を味わっていた。

 ――目の前のソファーにゆったりと座り込みながら、不信感を隠さずに俺を見つめる彼女。

 クシネと呼ばれた彼女は帰宅したピュセラを叱りつけた頼もしいメイドだ。

 その容姿を一言で表現するなら"精巧な人形"だった。

 ピュセラを陽とするなら、彼女は冷だろう。

 年齢は俺とさほど変わらぬか、やや下に見える。

 薄い蒼の髪は短く切られ、活発な印象を感じさせた。

 身軽そうなメイド服はスラリとした――だが主張を止まない彼女の体躯に上手くフィットしており、その端正な顔立ちもあってまるでモデルのようだ。

 少しばかり鋭い瞳は、氷の様に青くヒヤリとした印象がある。

 だが、それら全てが調和という言葉の名の下に統一され、一つの芸術作品とも言える美しさを作り出していた。


 ピュセラとはまた違った美しさを持つ女性の出現に少々緊張しながらも、それよりも何とか協力を得られないかと視線でクシネさんに訴えかける。

 助けてくれ! 気がついたら師匠認定されていたんだ!


「とりあえず、フェイルさんとお話したいからちょっと席を外してくれるかしら?」

「えー!? 私もお話したいです!」

「台所にお菓子あるわよ?」

「やったー!」


 どうやら俺の願いは通じたらしい。

 視線から察したのか、それとも元々その様に考えていたのか、彼女は驚くほど上手にピュセラを誘導し退室させると、こめかみを軽く抑えながら溜め息を吐いた。


「なんかごめんなさい」

「なんかごめんなさいね」


 偶然にもセリフは重なり、お互いに思いが一緒である事が判明する。

 謝罪の内容はほぼ同じ。

 もちろん、傍若無人な我が儘ちゃん。ピュセラ=エルネスティに関してだ。


「はぁ、今まで犬とか猫とか蛇とか鶴だけだと思って安心していたけど、遂に人間まで連れてきちゃうなんて。ご迷惑じゃなかったでしょうか?」

「ああ、それほど気にしていませんよ。ってか別に敬語使わなくていいから。ほんと、謝られるとこっちが辛い」

「じゃあそうさせてもらうわね。私はクシネ=アイブライト。エルネスティ家のメイド兼ピュセラのお目付役って所ねー」


 砕けた口調にようやく俺の緊張も解ける。

 クシネと名乗った彼女はどうやらピュセラ専属の侍女で、かつ彼女のストッパー的な役割をしているらしい。

 先ほどの芸術的なピュセラ操作術もその賜物で、ああやってお菓子で釣っては彼女をコントロールしているとの事だった。

 ここに来てようやく安堵の溜め息を吐く。

 彼女がいれば大丈夫みたいだ。ようやく俺もピュセラの望む師匠を演じなくてすむ。

 肩に乗っていた巨大な荷が下りた気分になりながら、今までの苦労を思い返す。

 そう言えば、クシネはメイドなのにやけにピュセラと親しい感じで喋っていたな。

 こちらの世界ではそういった礼儀とかはどうなっているのだろうか?


「そう言えば、わりと砕けて喋っていたのはどうして?」

「小さい頃からの仲だからね。外向きでは礼儀正しくするんだけど、貴方を見て……ついね」

「まぁ、確かにビックリするよなぁ、ドヤ顔だったし」

「してやったり感が凄かったわよね」


 どうやら決めるところでは決めるらしい。

 だがまぁ、あのピュセラのドヤ顔を見たら被っていた仮面が剥がれ落ちるのも当然だろう。

 二人の話題は、自然とこの場に居ないお嬢様へと移っていく。


「超元気だね。ピュセラ」

「もう少し大人しくしてくれたら嬉しいんだけどね。最近だと郊外の森の方まで出ちゃって。万が一魔物にでも出会ったらどうするつもりなのかしら?」

「ああ、魔法の練習だっけ? 確かに俺がいなかったらやばかったかもしれないな」


 フォレストウルフは初めて戦ったモンスターだ。

『ウルスラグナ』には狼型の魔物が数多く居るが、あの様な種類の魔物はいなかった。

 俺でこそ楽に倒せる事が出来たが、ピュセラがどの程度の力を持っているかは分からないがステータスを見る限りかなり危険だろう。

 本当にあの場に俺が居てよかった。

 その点だけは俺を異世界へと転移させた謎の声に感謝している。


「どういうこと? 悪いんだけど少し詳しく話してもらえるかしら?」


 端正な顔立ちに陰りを見せ、困惑を含めた声音でクシネが尋ねてくる。

 隠す様なことでもないし、何よりピュセラの身の安全を考えれば伝えておいた方が良い事でもある。

 ピュセラ本人も今頃お菓子に舌鼓をうっている所だろう。

 そう判断すると、クシネに俺が彼女と出会ってからの話を全て伝える事にした。


 ………

 ……

 …


 身振り手振りを交えての説明は彼女と出会ってからの時間の短さもあってか、さほどかからずに終わった。

 だがその内容は濃密だ。

 特に俺がフォレストウルフリーダーの襲撃からピュセラを守った所で一番の驚きを見せていたクシネは、話が終わると変わらず陰りを浮かべたまま小さく溜め息を吐いた。


「これは、本当にお礼を言わないといけないわね。本当にありがとう、後で旦那様にも伝えて然るべき物をお渡しするわ」

「ああ、恥ずかしいんだけどちょっぴりピンチだからそうしてくれると嬉しい。今日の生活にも困る身なんだ。早く仕事を探さないといけないし……」


 どうやらクシネは事の重大さに気がついたらしく、真剣な表情だ。

 彼女に任せておけばピュセラも今後はあの様な危険な場所に立ち入らないだろう。

 更にはいくらかのお礼もしてくれるとの事で、この世界で生きていくにあたっての当面の資金が確保できそうで安堵する。

 幾らお師様と慕われているとは言え、俺だってこのままピュセラの師匠に座に居座ろうなどとは毛ほども思っていない。

 その様な不誠実は自身のプライドが許さないし、何より彼女の事を思うと憚られた。

 となれば必要な事は生活の基盤を得ることだ。

 実際の所『ウルスラグナ』から持ち込んだ数々のアイテムが存在する為、それらを売り払えばなんとでもなりそうだ。

 だが世の中どんな事が起こるかわからない。

 ふと何気なく売ったアイテムが巡り巡ってトラブルを引き起こす。

 そんな話は猫姫ちゃんから数多く聞いた。

 だからこそ、『ウルスラグナ』産のアイテムは最終手段として残しておくつもりだった。

 その為、できれば仕事の斡旋などもお願いできれば良いのだが……。


「仕事かぁ。ピュセラは貴方が偉大なる賢者って言ってたけど、正直に聞くわ。魔法――使えるの?」

「使えません。力には自信あるけどね」

「そんな所だろうと思ったわ」


 そう、全ての問題は俺が魔法が使えないこと、そしてピュセラが俺の事を様々な魔法が使える偉大な賢者と誤認している事から来ていた。

 これらの歯車が絶妙に絡み合うことによって現状がある。

 クシネという外因によって、その歯車の一つでも取り払って貰えれば、全てが丸く収まるかと思われた。


「正直、ピュセラには何度か言おうと思ったんだけど、なかなか言い出せなくてさ」

「だいたい事情は分かるわ。仕方ないわね。その件に関しては私に任せて、こう見えてもあの子との付き合いは長いんだから。びしっと言ってあげるわよ!」


 こういった事はもう何度も経験しているのだろう。

 クシネの言葉は頼もしいものであり、何よりも俺が望んだものだった。

 よし! ピュセラの猪突猛進さを考えると不安しか無かったが、これで一件落着となりそうだ。


「おお、ありがとう! 本当に助かるよ! なんだか悪いな!」

「まぁ、貴方にはピュセラを助けてもらった恩があるからね。森に出た件も含めて、しっかり注意しなきゃ」

「がんがれ! 全力でがんがれ!」


 グッと握りこぶしを作ってウィンクをする彼女に俺のテンションもうなぎのぼりだ。

 どうやらピュセラとの出会いも、これにてひとまず終了らしい。

 そう考えると現金なもので、途端に寂しさが押し寄せてくる。

 何だかんだで彼女の笑顔には癒やされたし、その前向きな姿勢には元気をもらった。

 もっとも、これで今生の別れと言うわけではないのだ。

 機会があればまた彼女と会うのも良いかなと思った。

 その時は、きっと彼女も自らが望む立派な魔法使いになっているだろう。


「お話終わりましたかー!?」


 タイミングと言うのは、意外なことに合致するもので、俺とクシネがピュセラに対する方向性を決定したのを見計らったように彼女が戻ってくる。

 その頬にはお菓子のカスが着いており、慌てて食べてきたであろう事が容易に分かる。


「こらっ、ピュセラ! 部屋に入る時はノックしなさい! あれほど注意しているでしょ!」

「あうっ! ごめんなさい……」


 早速注意を受けるピュセラ。

 どうやら彼女もクシネの言葉は真剣に聞くようで、途端にシュンと反省の態度を見せる。

 ……俺の時もこんな感じで聞き分けが良かったら嬉しかったんだけどなぁ。


「あとは森に入った件です。こちらのフェイルさんがいなかったら今頃どうなっていたのか分かったものではないのですよ。貴方、自分にもしもがあったらどれほどの人が悲しむか分かっているの!?」

「う、うう……。だって、だって……」

「だってじゃありません!」


 クシネの叱責にピュセラはビクリと震える。

 先程までの元気な様子は消え、今にも泣きそうだ。

 だが、彼女にはいまだ幾らかの気力が残っていたようで、腰に手を当てて怒り心頭のクシネに向かって果敢にも立ち向かう。


「で、でも! そのおかげでお師様と出会えたから! プラマイで考えるとプラスです!」


 両手を胸の前でぎゅっと握りながら、まるで祈るように訴えるピュセラ。

 なんでそこをプラマイで考えるのかわからないし、そもそもそのセリフが出るって事は反省していない事は明らかなのだが、俺は会話に混ざる事も無く静かに事の成り行きを見守る。

 余計な事を喋るとピュセラが調子付く可能性が高い。

 このままが俺の取れるベストの選択だろう。

 ……何より、俺からこの愛らしい少女に師匠の辞退を告げるのは心苦しかった。


「その件だけど。彼は貴方の師匠にはなれません」

「えっ、ど、どうして?」


 ピシャリとした言葉に、一瞬ヒヤリとしたものを感じる。

 チラリと窺ったピュセラの表情はまるで世界の終わりが来たかと言わんばかりの物で、驚愕と悲しみがありありと見て取れた。


「少し考えたら分かるでしょう、そんなの――ッ!?」


 クシネが息を呑む。

 俺は思わず「やばっ」と声を出してしまう。

 顔をくしゃくしゃに歪めたピュセラは、その瞳に大粒の涙を浮かべながら、ハラハラと泣き出してしまったのだ。


「だって、私、せっかくお師様に出会えたって。もう魔法使いになる事諦めなくていいんだって……」


 あ、あわわわわ。

 大変だ。これは大変だ。

 クシネが泣かした! クシネがピュセラを泣かした!

 直接的には関係ないはずなのにもの凄い罪悪感に囚われる。

 少なくとも、俺が初めにしっかりと説明しなかったせいでもあるからだ。

 だがここでその場しのぎの言葉を告げてはまたドツボだ。

 と、言うわけで頑張れクシネ!

 俺の代わりに頑張ってくれ!


「す、凄く、凄く嬉しかったのに……」

「えっとね、そのね……」

「魔法使い、なりたかったのに。お師様も魔法教えてくれるって言ってたのに、なんで……」


 ぐしぐしと涙を拭きながら問うピュセラは見ていて痛々しい。

 無理して涙を止めようとしているのか、シャックリ混じりで必死にクシネへ訴えかけている。

 やばい、これ以上は見ていられない。

 クシネ、お前はどうするつもりなんだ?

 ピュセラが見せた突然の涙に動揺しているクシネ。

 彼女は俺と同じくおろおろと戸惑いながら、彼女を慰めようとしていた。

 だがしばらくして気持ちを切り替えるように真剣な表情を見せる。

 ああ、クシネは偉い。

 だって、目先の事に囚われず、真に彼女の事を思って鬼になろうとしているんだから……。



「あのね、ピュセラ! ダメな理由は旦那様がダメって言っていたからよ!!!」

「ちょっとクシネさぁん!?」


 鬼じゃなかった。クシネさん折れてた。

 弱い、クシネさん弱すぎる。


「お、お父様が!?」


 信じられないとばかりに驚きの表情を見せるピュセラ。

 なんだか空気が変わった気がする。何よりピュセラの魂の炉に火が入った音がした。

 ちなみに、燃料はクシネな。


「そうよピュセラ! 全ては旦那様が悪いの! もちろん私はフェイルさんがピュセラの家庭教師をする事に大賛成よ、ここ大事! でもね、あの頭でっかちな旦那様がきっとその事を認めない! なんて悪い旦那様! 諸悪の根源だわ!」

「く、クシネさん? あの、クシネさん?」


 百八十度方向を転換したダメなメイドの肩を軽く叩き、事情の説明を求める。

 だが件の彼女は黙して語らずに俺の方へ向き直り、目をぎゅっとつむりながら両手で大きくバッテンを作った。

 何が『ダメでしたー!』だ。頑張れよ! 気持ちわかるけどもっと頑張れよ!


「すべての敵は……お父様!?」

「イエス。敵、いず、旦那様よ。ピュセラ」


 どうやらクシネはピュセラの涙に耐え切れずその責任を全てピュセラの父、伯爵に被せる事にしたらしい。

 おいおい、それでいいのかよメイド。雇用主だぞ? しかも権力者だぞ?

 あっさりと自らの主を裏切る不誠実なメイドに引き気味になりながら、事の推移を見守る。

 どうやらクシネの言葉を信じきったピュセラは完全にやる気モードになってしまったようだ。

 メラメラと背後に炎が見える位に勢いを増した彼女は、グッと拳を握り高らかに宣言する。


「私、戦います! お師様! 私、戦います!」


 やめて下さいピュセラさん。貴方のお師様を巻き込まないで下さい。

 いつの間にか話は彼女の新しい家庭教師から親子喧嘩へと移行している。

 根本原因たるは駄目メイドのクシネだ。

 彼女は感激した様子でピュセラを応援している。

 すげぇ、こいつ悪い事したとか一切思ってねぇぞ。


「そうなれば、早速用意しなくちゃ! お父様との全面戦争! 用意しなくちゃ! お師様! クシネさん! 少し待っていて下さい! 私、鈍器持ってきます!」


 訂正。ピュセラさんは親子喧嘩ではなく親子戦争をするみたいです。

 何やら不穏な単語を平然と放った彼女は猛る勢いに任せて部屋を出て行く。

 鈍器とか言っていたな……人死にがでなければいいが。

 一瞬にして切り替わった展開は荒々しい台風の如く過ぎ去った。


 問題を収束させるどころか火にニトログリセリンを放り込む暴挙に出たクシネ。彼女はピュセラの足音が遠くなり、部屋から十分に離れたであろう事を確認すると安堵の息を吐いた。


「ふぅ、間一髪ね」

「どう考えてもアウトだろうが! 間一髪でも何でもねぇよ!」


 完全にアウトだ。

 この駄目メイド――駄メイドが余計な事をしてくれたお陰で話が更にこじれてしまった。

 これではピュセラが父親殺しの罪を背負ってしまうことになる。

 凶器はバールの様なものとか、角材、とかそんな鈍器だ。

 あれほど期待したにもかかわらず全く役に立たないクシネに鋭い視線を向ける。

 あの常識に満ち溢れたお前はどこに行ったんだよ! ビシッと言ってやるって言ったじゃねぇか!

 そういう方向でビシッと言うんじゃねぇよ!


「だって出来るわけないじゃない! あんな顔されたら! 泣かれちゃったらもう何も言えないじゃない!」


 ピュセラもいなくなったからか、途端にクシネは元気よく文句を言い始める。

 反省の色が無い辺り、どうやら俺はクシネの事を勘違いしていたようだった。

 そう、ピュセラがあれほど天真爛漫で自由奔放に育ってるのだ。

 そのお目付け役であるコイツが甘やかしていないはずがなかった。


「それにしてもやりようがあるだろうが! なんでいまだ一切出てきていない旦那様――伯爵様か!? 伯爵様になすりつけているんだよ!?」

「大丈夫よフェイル。旦那様ならなんとかしてくれる。なんとかしてくれたらいいなぁ、って漠然とそう思うわ」


 しれっと言い放つクシネ。

 頭が痛い。


「行き当たりばったりすぎるぞこの駄メイド!」

「うっさいわねこのアホ賢者!」


 ああ、俺は伯爵になんて言えば良いのだろうか?

 未だ見ぬピュセラの父親、知らぬ間に娘から宣戦布告されたであろう哀れな人物……。

 俺は彼に対して、これでもかと同情するのだった。

―――――――――――――――――――

クシネ=アイブライト

【職業】 ガードメイド

【称号】 ピュセラ大好き

HP 500/500

MP 850/850

筋力  20

強靭力 45

魔力  80

知能  50

素早さ 120

技量  135

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