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突然姫って言われても困ります! 作者:*まるこ*(改名しました)

本編

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ハノアは見た

タイトルは家政婦 えっちゃん的な感じで

2017/9誤字訂正しました

「〜♪」


深い森の奥で、今夜の夕飯のため鼻歌交じりに狩りをする少女。

ハッキリした目鼻立ち、凛とした雰囲気、人より長い腕はゴツゴツとした皮膚で覆われている。


ハノアだ。


彼女がいるのは、森の奥深く、ヤエムの外れにある塔のそば。


昔は森を定期的に管理するために使っていたのだが、現在はあまり使われなくなっていた。


管理塔までは成人男性でも結構な距離に感じるが、ノームアンセスタの運動量でいうと少女にとっても大したことはない。


ヤエムと王都方面へ向かう橋の建設の方が大詰めで、ノームアンセスタの大人達はみんなそちらへ向かっているため、ハノアは兄に美味しいものを食べてもらおうとかなり気合が入っており、獲物の多いこの狩り場まで足を伸ばしたのだ。


そのノームアンセスタ特有のピンと尖った耳に騒がしい音が聞こえてきた。

そっと木の陰から道を覗くと、男達が荷を運びながら話していた。
どうやら近くの険しい獣道から荷馬車か何かが入ってきたようだ。


「しっかし、えらい上玉が転がり込んできたみたいだなぁ?」

「あぁ、俺もまだ顔は見てないけど、なんだか綺麗な身なりで、エメラルドの瞳に琥珀の髪ってんだから高く売れそうだよな。」

「その女、魔法使いだったんだろ?よく捕まえたよな〜。アイツらがやられちまったのは痛かったが、やっぱりコッチも魔法使いがいると仕事が違ぇなァ。」


思わず耳を疑い、隠れている茂みから飛び出しそうになった。

エメラルドの瞳に琥珀の髪、魔法使い、それはセレスティナのティア姫様と一致する。


「てめぇら、天候が悪くなる前にさっさと運び入れろ!テメェらのお遊びで手下がやられちまって出発が遅くなったんだからな!偶然ココで雨宿りできるから良かったものの、荷を汚したら売値が下がんだろうが!女は二人とも逃げられんようにすでに塔の最上階だ。残念だったなぁ〜美人だったぞ?」

「カシラばっかりズリィっすよ!」

「うっせぇ!いいから動け」

男達が塔の中に消えていく。


大変だ…!


ハノアは緊張で胸がドクドクするのをどこか遠くに感じながら、強張る手を握りしめる。


この場には、ざっと見て全部で5人ほどの男達。中にはまだいるかもしれない。


隙をついて助ける?
でも、女は2人いるって言ってた。姫さま以外にも人がいて気を失ってたりしたら、一人じゃ逃がしきれるかわからない。


助けを、呼ばなきゃ…!

ハノアは森の中、道無き道を駆け出した。
お読みくださりありがとうございます。


最近過去の話を振り返って見ると
誤字があったりして焦っております。

昔は書き上がったらすぐ載せたくてあげてたから余計に…

誤字がありましたらご指摘いただけますと幸いです。
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