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ご近所防衛隊02 大きくなる子

●変な家

 グランドの延長のように子供達が使っているが、学校の裏に続く草原は、実はちゃんと持ち主が居る。大人から観れば大した広さじゃないが、ひまわりみたいに高い草丈は、ジャングルのよう。少し足を伸ばすと高学年の男子が使ってる、エロ本が湧く古井戸。

 そのジャングルの中に子供達の家がある。


 屋根が無くて床がない。草を押し倒して作った部屋には日向の匂いが溢れてる。

「ぼく。ここはちっちゃい子が来るとこじゃないぞ」

「もう一年生だよ」

 笑いながら上級生は言う。

「だから、ちびちゃん。もっと大きくなってから来な」

「もう、ちびじゃないよぉ。ぼく隼人だよ」

「まだ早いって……な?」

「そうだな。一人でお風呂に入れるようになってからおいで」

 結局体よく追い返される。

「い~んだもう~! グレちゃうから」

「グレるって……ははははは」

 まともに取り合ってくれない。


「ちぇ。見せてくれたっていいのにぃ~」

 つまらなさそうに小石を蹴りながら、隼人は家に歩いて行く。

「……ハヤトくん?」

「え? だぁれ? おじさん」

 白衣の若い男は、ちょっと不機嫌になったが、すうっと息を吸い込んで

「大きくなりたいの?」

「……うん」


 ジョーカー陣営の秘密基地。

「あのね。良い知らせと悪い報せの二つあるけど。どっちから話す?」

 パネルに映る子供のビジョン。ペルソナ(AI)のノアである。

「良い方は?」

「この基地に実験中の新兵器が回ってくるの」

「なるほど。私たちの活躍が認められたと言うことですね。で、……悪い方は」

「開発したのがハムちゃんなの」

「「え゛~~~!!」」

「ハムちゃんって言うと……どこの基地にも所属しないで怪しげな研究ばっかしてるあれかよぉ」

 基地に所属せず外部での活動を専らとする研究者。ちゃんと某国大学の博士号を取っている正真正銘の博士である。基地外での怪しげな活動を行っている博士なので、通称……Peee!!……博士と呼ばれている。

「いままで関わってろくなことがないんだよなぁ」

 ぼやく声があちこちから起こる。


「……で、その新兵器と言うのは」

 その問いにノアはぼそり。

「生き物を巨大化する薬。ネズミが土佐犬くらいになるって。あとは臨床実験なんだけど、この近くでやるそうよ」


 幸か不幸か。この時新兵器の情報は、やや不完全な形でジャスティス側にも伝わっていた。


●基地外博士

 このご時世である。とても魅力的だけど、隼人は直ぐには踏ん切れなかった。

「う……うーん」

「そうか。仕方ないな……さっきの子達に頼むか」

 ポケットからアンプルを三つ取り出してちらりと見せる。そして実にあっさり

「ありがとう……」

 背を向ける。

「まって!」

 隼人は早足に去って行く白衣の男を追いかけた。男はそんな隼人に構わずどんどん先へ行く。

「ねぇー! まってよ!」

 男はピタと足を止め

「じゃあ。一度お家に帰ってから、遊びに出ておいで。お家の人が心配するから」

「うん。わかった」


「あの。ハム博士でしょうか?」

 子供と別れて一人になった男の元に、3人のレディが近づいてきた。

(「あれ? 思ったよりもまともだね。本当に基地外博士?」)

 漢字で書けば何のこと無いが、口にするとちょっと危険。ぼそり小声で言う香野けむりの口を塞ぎ、

「あなたが高名なハム博士ですわね? 以後お見知りおきを」

 最も年かさのマリア=アンジェラスが言った。

「ハム……まあいいですよ」

 微妙な間合いが何かあるが、当人だと確認出来た。

「もうすぐ子供達が来ると思うので、手伝って貰えませんか? プリンは作れますよね?」

「プリン?」

 烏鳩は怪訝な顔。

「子供を手懐けるためだね? いいよ。僕作るよ」

 けむりは張り切った。


●エロ本の湧く井戸

 愛知は昔から校則の厳しい所である。しかし、かつて64式戦車を持ち出して抵抗したと言われる某県とは違い、お国柄なのか生徒達はいたっておとなしい。良くも悪くも順応している。まあ、その殆どが普通に暮らしている限り抵触するものでは無いことも大きいだろう。

 今日日鉄ゲタを履いて通学する生徒は居らず、学生運動も過去の物。街に深夜営業の店は少なく、他の地方では24時間営業の店も夜の11時には閉店する。安価な居酒屋やカラオケ店ならともかく、クラブの類は非常に少ない。しかも早々と店じまい。大人からして夜遊びが出来ないのである。

 それに一番厳しいのは中学時代で、高校生とも為れば校区の縛りもなくバイトが許される関係で、色々と抜け道もあるのだ。


「やあ。おまえさん地元だったよな」

 翠野郁が情報収集。地域に浸透するため、彼の表の顔は高校生だ。

「そうだけど」

「大きな声では言えないが……なぁ、この辺で『エロ本湧く井戸』あるって聞いたんだけどさぁ」

「……なんで知ってる?」

 転入生に言われて声か大きい。次の瞬間。自分でも拙いと思い、急に小声になる。

「いや。引っ越しの時捨て損なったんで……」

「あそこは始末に困ったエロ本の捨て場所なんだ。代々、中坊や小坊が拾って再利用してるとこだよ。あのな……後で捨てる前に見せてくれないか?」

 なんか拙ったかも知れない。どの程度のエロ本を用意すれば良いんだろうかと郁は焦った。


●隠家

 草原を見渡す、小学校に近い古い家。ハム博士の仮住まいである。

「博士。臨床実験が成功したら。回して貰えぬか? 巨大化は愚民どもに対して余の偉大さを知らしむ良い方法だ」

 ハムは相手を一瞥しファラ王に

「生身の身体みたいですね。なら、効果が期待できるかも知れません」

「いや僕は無理だと判ってる」

 みなまで言うなとけむりが苦笑い。流石に『薬』では、改造した機械の身体では無意味だろう。同じ理由でコンバットスーツも身体に合わせて大きく成ることはない。

 先ほどのプリンの話を受けて、けむりは突っ込んだ話をした。

「そいつを飲んだら本当に大きくなるなのかな?」

 土佐犬はネズミのおよそ20倍。子供の身長を1mと見なしても20m。電柱を縦に二つ積み上げた高さだから、電線がゴム飛びのゴムになるイメージだ。体重もかなりなものになる。

「薬を飲んでも大丈夫な身体にする必要があります。これから子供達に、それを納得して貰う説明をするのですよ」

「ふーん。前準備に時間が掛かるんだ。じゃあ効果時間はどうなってるの? 大きくなったはいいけどカップ麺が食べられない時間じゃ困るよね」

「個体差が有るが、マウスの実験で半日以上。3日保つ場合もある」

「今判っている問題点は、準備に時間が掛かるって事だけ? 巨大化した後なんか起こらない?」

 それはこれからは試すことになる。


「プリンの仕込みが終わりましたよ」

 烏鳩の声。

「そろそろですね。子供達が来る頃は」


●ウオンテッド

 空き地地下の秘密基地。

 漆原祐が転送すると、

「どう? しんちゃん」

「うん。おいしいー」

 皿の上にはマーブルチョコ大のグミのおやつ。

「とても苦い物が入ってるんだけど、判った?」

「ぜんぜーん。あ!」

 祐に気付いたしんちゃんは

「お兄ちゃんおかえりなさーい」

 ごしごしと手で頭を撫でながら祐は聞く。

「姉貴。何か判ったのか?」

「少しばかりね。これよ」

 そう言って漆原静流が示したのは1通のレポート。顔写真が載っている。

「あ! この人しってる!」

 しんちゃんが得意げにレポートの顔写真を指さした。

「後で案内頼むな」

 言って祐は目を通す。

―――――――――――――――――――――――――――――

・本名:山本公輝やまもと・まさき

・年齢:36歳(自称29歳)

・プロフィール

六甲颪に似たメロディーの校歌を持つ、愛知県の某大学を卒業。

国のドクター量産計画に載っかり研究者としての道を歩む。

10年ほど前に海外移住。以後消息を絶つ。

趣味は機械いじり。職人顔負けの修理技術を持つ。

―――――――――――――――――――――――――――――

「それにしても身体を巨大化する薬って、そんなに簡単に出来るのか?」

「ケイ! 情報は入ってる?」

 静流はWCNのAIを呼び出す。

「博士の専攻は遺伝子工学で、植物の遺伝子改良で博士号を取得しています。倫理や食の安全問題のため、一般には実用化されていませんが。まだ彼のウイルスを媒介とした感染型遺伝子操作の特許が生きてますよ」

 パネルに表示される論文を見て

「これ。何の数学?」

 と、祐はこぼした。

「あとから郁くんも来るから、見せて置いてね」

 静流はそう言うと基地を後にした。


●巨大プリンの秘密

 隼人のほかにも、ハムが勧誘した女の子が1人。

「あれ? ハヤトだけじゃないの?」

「えーと……この子は」

詩音しおんだよ」

 声はちょっとハスキー。ハムの白衣を引っ張って、

「ねぇ。おじさん。本当に大きくなれるの? おいら、3年生だけど」

 ボーイッシュに尋ねる女の子。案の定、3年生にしては体が小さい

「ねぇ……わ!」

 現れたファラ王に吃驚したが

「こんな風になる」

 抱き上げた上で空を飛ぶと

「すげー。遊園地だ」

 ビルの6、7階の高さで飛ぶ感覚は新鮮だ。

「この眺めがおまえの物になる」

 ファラ王はぼくもぼくもと喚いている隼人にも同じ事をした。


 そこへ、大きなプリンを抱えたマリア=アンジェラスの登場。型はポリバケツのように大きかった。

「おやつの時間ですよ」

「おおぅ!」

 歓声が上がった。

「さぁ。ここにあるのはプリンだ。まだ型に入れたままだけど、どれが良いかな?」

 ハムは直径と高さが、7×7センチの普通サイズ、20×22センチの大サイズ、30×33センチの特大サイズ、40×45センチの超特大サイズをテーブルに並べた。

「ぼくこれ!」

 隼人は迷わず二番目のプリンを選んだ。大きすぎるのは流石に食べ切れないと思ったためと、一番小さいのではつまらないからだ。それでも体積は25倍ほど有る。

「おいらはこれ」

 言いつつ、詩音は一番小さいのを取る。


「よかったらみなさんも」

「なら我が輩はこれを貰おう」

 エジプト超人ファラ王が体積約200倍の超特大を。余った一つ、およそ80倍のやつは

「こんなに沢山食べれませんが……」

 苦笑しながら代表して烏鳩が席に着く。

「さぁ! 一斉に型を取って下さい」

 みんなおそるおそる取ってみると。

「あ!」

「なんだこれは」

「あーあ。やっぱり」

 特大と超特大は崩れた。


 ハムは正方形の積み木を取り出し並べる。

「この積み木を見てご覧。同じ形のまま縦横を倍にしたら、下の積み木は4つ。でも積み木の数は8つになる。つまり、大きさが倍になったら、底に掛かる重さも倍になるんだ。これが3倍なら重さも3倍。だから象さんの脚は猫ちゃんと比べてあんなに太くなってるんだよ」

「へぇー。へぇへぇへぇ!」

 無駄な知識がまた一つ。何となく感心する子供達。ハムは再びアンプルを見せ

「飲んだら直ぐに大きくなるけど、その前に身体を強化しないと……判るね?」

「「うん」」

「今晩はこれを飲んで寝よう。明日には、大きくなっても大丈夫な身体になってるよ」


●戦い

「えー。おいら嫌だよ」

 翌朝。説明を受けた詩音は、土壇場で拒絶した。身体が大きくなった時、服が破れてしまうから予め着替えておかねばならないのだ。で、その服だが、海水パンツとスポーツプラの組み合わせのような物。しかも紺色。はっきり言ってセンス悪すぎ。

 しかし隼人は男の子だから、あまり気にせず着替える事にした。データ採取のためのセンサーが身体のあちこちに取り付けられる。そして隼人が飲もうと、アンプルを持ったとき。

「待て!」

 真っ先に飛び込んできたのは翠野郁ことジャスティ・グリーン。

「そんな薬に頼らなくても。お母さんの作ってくれるご飯はきっと君の栄養になってる筈だ。好き嫌いしないで何でも食べれば、きっとすぐに大きくなれると思うぜ?」

 その言葉に、なぜか隼人は顔を真っ赤にした。どうやら図星。それが的を射ていたからこそ。隼人の手は止まった。

「あやつらの言うことを聞いたとて、今のおまえの状況は何も変わらん。小さい小さいとバカにされ相手にされないままでよいのか? 大きくなった姿を見せつけてやれば、仲間外れにされることもなくなるだろうよ」

 言うなりファラ王は、ふん。と念を込める。隼人の手からアンプルが独りでに浮かんで口へ。

 慌ててたたき落とすグリーン。

「飲んだのか!」

「……うん。少し」

 はっきりと、同じ体型のままで隼人の身体が膨らんで行く。

「そう! そうよ! 周りが今の自分を認めてくれないなら、自分から変わって認めさせてあげればいいのよ! オーホッホッホッホ!」

 マリアの高笑いしつつ、レディ・ローズに変身。

「どうだ? 大きくなって周りを見下ろす気分は?」

 ファラ王が嗤う。

 見る間に隼人はグリーンよりも頭一つ分大きくなった。だが、薬の量の加減だろうか? 幸いなことに巨大化はそこで止まった。身長だけなら楽々バスケの選手になれる。グリーンは思わず

(「副作用がないなら欲しいかも」)

 そこへ、

「ここか!」

 漸く場所を突き止めた漆原祐ことK=9が現れた。

「あら、ジャスティスの皆さんお久しぶり。わたくしにもあなたがたの基地を見せてくれる気になったのかしら?」

 烏鳩はゆっくりと、ハムとジャスティス達の間に割って入った。

「ちょっと。博士。なんで逃げないんですか?」

 マリアは計測器の前にいるハムを抱きかかえると、後方へ待避。事前の打ち合わせが成り行きで逆転した形だ。


 いつしか戦いの舞台は外へ。大人でも少し屈めば姿を隠せる草の中で、戦いは繰り広げられる。しかし、戦力的にジョーカー側がちょっと不利。緑の中で目立たないジャスティ・グリーンの巧みな戦いに翻弄されている。

「博士。少しは自分で動いて下さいよ」

「あ、ああ」

 急かす烏鳩ことダウに緊張感の無い返事をすると、ポケットから何やら取り出した。そして、アンブルを使用。ジャスティス達の方に投げつけた。

 次の瞬間。藪の中から影が二つ飛んで現れた。

「「「ハ、ハムスター?」」」

 丸い大きな目をした可愛いフォルム。脱力系のキャラだ。だが、そのサイズが人間並み。犬のフォルムのK=9に襲いかかる

(「意外に強いぞ。こいつ!」)

 飛びかかられて場所を特定されたジャスティ・グリーンは、ダウの舞鳩をまともに喰らい負傷。

 思わぬ苦戦。レディ・ローズのブラッディローズがまさにK=9の喉笛を掠めようとしたとき。

 ピシーン! 一瞬で凍り付き、鞭は止まった。

「だらしないぞワン公」

 万能ビームガンから放たれた冷凍光線が彼を救った。真打ち登場とばかりにクラッシャー・ガイの登場だ。そして、白衣の男の傍らにいるプロレスラーサイズになった子供に向かって、こう言った。

「なあ、大きくなるってのはそういうことじゃねぇんだ。体だけ大きくなったって、中身が小さいままじゃ結局何も変わらねぇ。我慢しながら、今できることを一生懸命やって、少しずつ大きくなっていくもんなんだ。それによ……急にそんなにでかくなっちゃ、お母さんだって困っちまうぞ」

 はっと我に返る隼人。あまりにもめまぐるしく状況が展開しているので、今まで訳が分からなかったのだ。そして泣き出した。

「待ってハヤト。ハヤトはおっきくなったんだから。きっとお母さんも喜ぶよ。アンナヤツやっつけちゃって、もっともっとでっかい基地を僕と作ろうよ!」

 楽天的な言葉で慰めようとする香野けむりことヴァルテ・スモーク。だが、隼人は

「もういいよ!」

 八つ当たりするように手を払った。

「きゃあ!」

 力も強化されているらしく、攻撃意志を持たない一撃で吹き飛ばされるヴァルテ。力だけなら下手な怪人以上である。

(「なんだか雲行きが怪しい。ここらが潮か」)

 ファラ王はこっそりと離脱する。深い草の丈がそれを助けた。


 クラッシャー・ガイの参入によって形勢は有利になる。それに加えて只の実験対象だった隼人までが事実上ジャスティス側の戦力化。


「これまでのようね。ジャスティスの諸君。またね!」

 ヴァルテが草に火を放った。もくもくと立ち上がる煙。すかさずクラッシャー・ガイが冷凍光線で消し止めたが、

「ち、逃げられたか……」

 視界が煙で閉ざされた。


●昨日のズボンはもう履けない

 2日後。巨大化ハムスターとアンプルに付着した薬品の分析から、なんとか静流が中和薬を完成。隼人は両親からさんざん叱られたが、遂に口を割らなかった。

「だって。男と男の約束なんだもん」

 祐と郁のだめ押しが聞いたらしい。


 さて、ジョーカーサイドでは。

「やったー」

 首尾良く帽子にサインを貰ったけむりが上機嫌。対蹠的にハム博士はご機嫌斜め。

「実験データが……」

 あの騒ぎで研究資料がかなり失われたらしい。安全を図るため、烏鳩に中断させられたデータ取りを少し悔やんでいる。


 事件から何日か経ったある日。祐と郁の所へ隼人が報告に来た。

「お兄ちゃん。僕大きくなったよ」

 思わず真顔になる二人に向かって。

「僕、頑張って牛乳飲んだんだよ。お魚食べたんだよ」

 それは自然な成長であった。だが、約束通り好き嫌いをなんとかし始めたこと。そして恐らく、ハム博士が巨大化の前日に与えた身体を強くする薬が功を奏したのであろう。


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