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『柊のプレスマン』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/03/28

 ある男が、女房の父に呼ばれて馳走を受けることになった。男は、女房に、義父上にどうやって挨拶をしたらいいかと、不安を漏らすと、女房は、父は、柊の木でつくった椀を持っていて、客人が来たときには必ずそれでもてなします。あなたは、お膳が出たら、お椀を爪で弾いて、これは柊の椀ですな、と一言言えば、父は大層喜びますので、それで十分です、と教えた。

 果たして、女房の父の家では膳が出て、椀を弾いてから、これは柊の椀ですな、と言うと、物のわかった婿殿だ、と、女房は大層喜んで、宴は楽しく終わった。食後、女房の父が、自室に招いてくれたので、訪ねると、自慢のプレスマンを見せてくれたので、男は、爪で弾いて、これは柊のプレスマンですな、と言うと、ふむ、それはおもしろい、今度つくらせてみよう、と、何の心得もなく言った言葉であったのに、意外と喜ばれたという。



教訓:木製のプレスマンは売れる。柊は高級木材なので、高く売れる。と思う。

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