プリンは生き物なのか?
お待たせしました。
ぷりんの秘密その2
透明なプラカップに入った黄色くてプリンと揺れる物体。
言わずとしてわかるプリンだ。
容器の中に入っているプリンに、透明で小さなプラスチックのスプーンが何の抵抗もなくすっと侵入する。
対面に座るシースタが、左手でプリンのようきを握り、右手で摘むようにもち、ほんのわずかな表面を削るように掬い上げると、スプーンに載っていたるぷりんがプルプルっと揺れる。
「うふーん……」
プリンなんて、せいぜい子供のオヤツに過ぎない。
そんな、オヤツに過ぎないプリンを前にため息をつくような笑い声をあげてスプーンの上でプルプルと揺れるプリンを見つめながら、表情を綻ばせる。
スプーンに載ったプリンを口に入れるのが勿体ないのか? しばらくみつめている。すごく幸せそうな表情を浮かべて見つめてどこくらいの時間が経つのだろうか?
たかがオヤツ如きにこれだけの時間、ウットリとしているなんて、まるで心の病気か何かかと疑いたくなるのだが俺が見る限り心の病気などではない。 というか、妹の場合、いつもこうなのだ。
スプーンで救ったプリンをじぃと見つめて幸せそうな表情を浮かべてみつめる。 その病的な行為は子供のころから全く別の変わらない。
シースタが子供のころ、プリンを初めて食べた日の事は忘れることができない。
一口目に、口に入れたプリンの味わいに涙し、口をモゴモゴさせて飲み干すと、そこから、プリンをバァァァァと勢いよくカキコミ、こどもにしては多い量のぷりんを、口の周りをプリンまみれにして一瞬にしてたいらげたのだ。
そして、プリンを平らげてしまった後に、まさかの大泣き。
そんなシースタをア然として眺めながら、俺もプリンを食べようとしていたのだが、あまりに大泣きするシースタに、プリンをあげると、今度はゆっくり、人匙ひとさじゆっくりと味わってたべていたのだ。
その時の幸せそうな顔をしてたべていたのはいまでも忘れないし、ここだけのはなしシースタがプリンを食べてるときの顔をみるだけで俺まで幸せになってしまうのだ。
先日、あんなことをしてしまってかなりの罪悪感を感じ、お詫びの意味合いをこめて、今日はシースタが普段食べる用においてあるプリンの他に、プリンを買ってきてきてやったのだ。
目の前の光景を見たらどうだろうか?
シースタのあの満足感たっぷりの笑顔……。
「ありがとう、アニィ❤」
満面の笑顔を浮かべてスプーンをくわえている。
そう、プリンを食べ終わった後、ああしてしばらくスプーンをくわえているシースタの悪い癖であった。
ちなみにシースタは、プリンをあげれば、すぐに嫌なことを忘れるし、ちょっとアレな頼みをしたりするときにプリン一つで喜んで引き受けてくれる。
はっきり言ってチョロい。
まさにプリン最強、プリン無双、プリン=夢のチケットだ。
もしかしたら、プリン一つで『死ね!』 なんて言ったら喜んで死ぬかもしれないし、もちろんいくら俺の妹だからって、プリン一つでヤラシテくれ! なんて馬鹿げた真似はしない。
シースタがおいしそうに食べているのを見ているとなんだか、俺も食べたくなってきた。
冷蔵庫にいれてあるプリンをひとつ持ってくると、シースタが食べてるのを見ながらプリンの蓋を開ける。
ぺりっぺりっと頑丈にシーリングされている蓋を開けると 透明な容器の中で黄色の固体が波打っている。
小さくて透明なスプーンをプリンに差し込むと、何の抵抗もなく、スーっと沈み込むように突き刺さる。
スッと掬い上げると、スプーンの上でプルプルと震えている。
容器の縁から掬い上げたプリンをすぐに口へ運ばず、
シースタと同じようにジット、見つめていると何故、シースタが、ジットみつめているのかがわかった。
スプーンに掬われたプリンが、まるで生き物のようにプルプルと揺れ続けているのだ。
生きているものをそのまま口に入れるのは、やはり躊躇ってしまう。
もしかしたら、プリンもはジツはスライムみたいな生き物で、俺達は今までこのぷりんという生き物を生きたままたべていたのだろうか?
もしや、躍り食いというやつか?
そんなことはあるはずがない。
プリンは、タマゴと牛乳、そして砂糖といった三つの原材料で作ることができる、お菓子だ。
まさか、お菓子メーカーがなんらかの生き物を捕まえて プリンと言うお菓子の名前として売っているなんてことはないはずだ。
俺とシースタも大分昔に作ったことがあるのでわかる。
ちょっとおもうことがあって、プリンのお話を投稿してみたらこのお話に、ブクマと感想が着きました
、このお話し、続きを全く考えてまsんでした。
お話しの、この先に関してはほぼ未定です。
でもー、さらに応援のメッセージや感想やレビュー、ブクマナドガあるようなら、続き、考えてみたいと思います。