高校(1)
投稿が遅くなり申し訳ございません。
リアルで忙しくなかなかログインできませんでした。
今回は、少し分けてでの投稿です。
13年前・・・
僕は、高校受験を決めるとき、僕は、「家から近いところでいい。」と言っていた。
公募試験合否判定の通知が届き、家から、30分で着く学校に合格した。
その後は、母を支えるため色んなことを挑戦したが、全て失敗した。
―高校入学―
人生で一部分変化する。高校生活。
そんな高校生活が、始まる。
母は、少し衰えていた。
それもそのはずだった。
去年に母は、卵巣ガンを完治していたが、その代償が大きかった。母が動くときは、いつも姉がそばについて看病をしていた。
中学とは、違う新しい生活が始まった。
「はじめまして。今日からあなたたち生徒の担任になりました。Fです。これからよろしくお願いします。」とF先生が、挨拶をする。クラスのみんなも自己紹介を出席の順番でやっていった。
文理選択―
高校生活が、始まって時間が流れていった。クラスにも慣れた頃、ホームルームの時間に「文系か、理系かどちらか選んで下さい。」とF先生が、言う。
クラスメイトのほとんどが、文系を選んだが僕は、選べなかった。この頃は、建築に興味があった。成績も理系の教科の方が、上だった。
「理系に来い。」とG先生が、言った。
このG先生は、物理の先生である。
「G先生、いいんですか。こんな僕で。」
「控えめな意見だな。お前なら理系に来ても成績が、優秀だから大丈夫だ」
自信満々で言ってくれた。
G先生の言う通り選ぶ。しかし、この選択が、酷い目にあうことになる。
夏休みー
1学期が終わり、高校1年生、初めての夏休み。だらだらする毎日と思っていたが、理系を選択したことによって、夏休みの半分が、理系勉強会が行われた。
理系勉強会の全ての授業が物理だった。
「よーし。はじめるか。」
G先生が、言った。
教室には、僕を含めて14人が理系を選択していた。G先生の勧めで入った生徒は、4人であった。
「2年生で習う物理を教えたが、分からないところ、理解できないところは、あるか?」
「G先生、問2お願いします。」
こうして、夕方になるまで物理質問会が、行われた。
「明日からは、100点取れるまで帰られないテストをするから頑張って勉強するように。じゃ、今日は、ここまで。」
長い1日が終わった。
次の日―
「おはよう、今日からテストだな。このテストは、100点取れるまで続ける地獄のテストルールだ。黒板に14人の名前を書いて、各回の点数を書いていく。100点を取ればこの物理勉強会は、終わりだ。これまでの最高記録は、1回で終わった生徒がいる。」
「おー。」
「テストで出題される問題は、夏休みで勉強したものだ。」
僕が、この地獄のテストを終わらせたのは、1週間が経っていた。テストが終わりにつれて精神が、馬鹿になっていた。
今回も読んでくれてありがとうございます。
又、次回もよろしくお願いします。
作者より