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挫折したその先に・・・  作者: 風雷
2/9

そろばん

前回の「水泳」の挫折過去。

この挫折はいつまで続くのか・・・

19年前・・・

「水泳」を挫折した僕は、小学2年生となった。

初めての後輩。そのときは、僕は、青二才だった。

小学2年生といえば、「九九」を習う時期だろう。

僕は、母の勧めで「そろばん教室」に行くことになった。

「そろばん」を習い始めた理由は、「九九」が出来なかったことだった。

「九九ぐらい出来ないと、良い大人になれないよ。」

と母が言ったのがきっかけでもあった。

水泳と同じく学校終わりにそろばん教室に行くことになった。


ー僕の家(朝)ー

今日も日が昇る。

いつもどうり、慌ただしい朝が来る。

学校の準備をして、いつもどうりに学校へ行く。

「また、学校終わりに習い事か、今回も・・・・」

と思いながら授業を受ける。


放課後、いつもどうりに家に帰って「そろばん」に行く準備をする。

「今日は、一緒に行くけど次回からは、自分で行くようにね。」

と母が言う。

「そろばん教室」は、意外と近く、小学生低学年の足で、徒歩10分だった。


ーそろばん教室ー

ザー、カタカタカタカタ。

そろばんのはじく音が聞こえてくる。

「あ、こんにちは。そろばん教室を開いている。Bです。」

声が低いB先生がが僕の母に挨拶をする。

「今日からよろしくお願いします。」

母もB先生に挨拶をする。

「じゃ、始めようか。」

B先生が僕に向かって言った。

「はい・・・」


そろばんの音だけになった。

僕が、時計を見ると19:00になっていた。

「さあ、今回は、ここまでにしよう。次回は、木曜日。」

そろばんの生徒が、片付け始め、帰っていった。

僕も帰った。あまり楽しくは、無かった。

ただ、集中すれば、時間の経過が早くなることがわかった。


ー木曜日ー

今日は、そろばん教室に行く日だ。

あまり、楽しくもない「そろばん」も少しは、楽しめた。

だが、楽しめた時間は、少なかった。


そろばんに慣れ始めた頃。

僕は、3桁×3桁、3桁÷3桁の計算をするときなってからだった。

初めて、出来なかった問題だった。

何度やっても解けなかったので、B先生に聞くことにした。

「B先生、ここが、わからないです。」

「こんな問題もわからないのか。」

「え・・・・」

「え、じゃない。こんな問題も解けないのか、情けないな君は。」

僕は、すぐにB先生から離れて僕のカバンと用意していたものを手にそろばん教室から出た。

家に帰った僕は、母の目の前で

「あんなそろばん教室もう二度と行くものか。」

母は、唖然として、何も言わなかった。

そうして、僕は、「そろばん」を挫折した。

詳しく言えば、B先生の教え方には、怒りを覚え、

「3桁×3桁、3桁÷3桁」を挫折したのだろう。

前回同様です。

今回も見くれてありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。

まだまだ未熟ですが、努力します。

感想も良かったら送ってください。

               作者より

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