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Last Assassin ~偽りから作られた未来~  作者: †リオ†
第二章 正しいって、なんだっけ?
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第二十話 《燃える恋》6

 一か月後の襲撃を控え参加メンバーが決定した。今回ヤクザの会合を襲うのはたったの五人、そして、そのメンバーの中に、智也も含まれていた。


「ボスにお前を鍛えるように言われた、これからしばらく、私のところに住め」


 そう言ってきたのは闇と呼ばれている女ガンナー


「気をつきーやー、こいつかわいい顔して起こった時メッチャおっかないからな~」


 そして、なれなれしく話しかけてくる人が……だれだ?


「……あの~、すみません、どなたでしょうか……?」


「え? あぁ! そうやな! 素顔見せたのは初めてか! これでわかったか?」


 そう言いながら男は狐のお面を取り出し、目の前に飾ず。


「あ! 狐……さん?」


「わかったようやな~、まあ、呼び方は好きに呼んでええで」


「じゃ~きつさんで」


「“ね”だけ約すんかいな。変わったやっちゃな~、まあええわ。闇はん、新人君を頼んだで~」


 闇は何も言わずに、背を向き歩き出し、目つきで智也についてこいっと言ってくる。


「それでは、キツさん、また後日」


 ボスから、これから二週間。一週目は闇、一週間休んで、二週目はキツさんのところで住み込みで鍛えもらえとのことで。そして、唯一明美にだけは“しばらく俺の友達が俺のふりをすることになる”それに対して、明美の返答は“やっぱり、そうだったんだね。あまり、危ないことしないでね”その返事に智也は“あぁ、必ずちゃんと帰ってくる”としか言えなかった。普段あまり会話をしない母親とめったに家に帰ってこない父親には全くばれた様子はない。念のために、Cには体育の授業はもう少し手を抜いてほしいとも頼んでおいた。

 そして、着いたのは、目立たないボロアパート。花月荘。


「え~と、闇さん?」


「闇でいい、敬語もいらない嫌い、何?」


「わかった。たった一人で、ここに住んでるか?」


「そう」


 ……会話が、続かない。もともとそんなに得意なほうではなかった智也だが、リア充どもとは違う話しかけづらさ、何というか、よくある、聞いたら返事だけ帰ってきて、そのあとの会話が続かない。

 暗い部屋、ひとり暮らしにしてはかなり広いほうだ。


「ちょっ、何脱いでんだ!」


「? 風呂に入るから」


「ふろに入るからって。いったらすぐに出ていきますから!」


「見られても困らない」


「恥ずかしくないのか!」


「そんな感情は、もうなくした」


 そして、シャワー室に入る。

 智也はテレビをつけると、ニュース番組がたまたま映り、そこには商店街などを爆走している暴走族の姿とそのあとを追うパトカー


“11時57分、バイクの集団が人ごみの中に! みんなたまたまうまく避けているようです! おっと! 今バイクと民間人が衝突! 現場はパニック状態です! 暴走族の集団が高速道路に! 逆走しています!”


 時計は進み、11時59分55秒、56、57、58、59。そして、次の瞬間、テレビの中継映像が急に途絶えた。その15秒後再び中継映像が始まった。


“大変です! 暴走車両がつい先ほど24:00に一斉に爆発しました! いったいどういう事でしょうか!”


「これは、あいつの仕業か」


 誰かはわからなかったが、どうやらmoonlightのメンバーの誰かの仕業らしい。急に闇が腕に付ける重りを投げてきた。それぞれ二キロ


「今日からそれをつけててしばらく生活しな。武器はそんな軽いものじゃない。自分の手足のように扱えるようになりなさい」


 そして、一日が経った。今日向かった場所は、アキバ、その地下に


「ここは、サバゲー?」


「そう」


 そして、渡してきた。二本の銃


「まずはあの的を聞き手じゃない方で狙って」


「お~! あっちのカップルが持ってる銃見てみろよ! あれベレッタM92じゃないのか!? すげー! 電動式のやつか! それにデザートイーグル!」


「え~、でも~、やっぱりかっこいいのはま・こ・と・く・ん♡」


“うっさいぶす”

っと、そんなことを心の中で思ってしまった。まず確かめないと


「これ、本物じゃないよね?」


 キョトンとした顔だけして返事をくれない。

 姿勢などを直され、そのあとに一発狙って打ってみると、すさまじい反動と爆音が。隣の客はびっくりして、しりもちついた。反動で手がしびれる。


「今日から一週間、基礎体力訓練と射撃訓練、あと近接格闘を君に叩き込む」

実弾、人生で一度でいいから打ってみたい。ハワイで撃てるようなのでお金があれば行ってみたいですね。

毎日少しづつ書いて投稿しようと思います!是非これからも

感想とかも書いてくれると嬉しいです。

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