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夏生詩集2

なぜ、を

作者: 夏生

なぜ、を

ひもといて


罵るのは

あまりにも

簡単で

あまりにも

意味がないから


なぜ、を

ひもといて


誰かに任せるのじゃなく

自分なりに

一分で十分だから


辛くなるから嫌だ、と

顔を背けていたら

背けた先でまた、

見せつけられる


憤り、かなしみ

抱えてばかりじゃ

苦しいから


なぜ、を

ひもといて


一人一人の

なぜに

答えはあると

思うから


あなたの心に

届いた

いたましい

出来事は


僅かでも

あなたに託された

願いだから


ほんの僅かでいい

ほんの僅かの間


心寄せて

なぜ、をひもといて


私の

なぜ、を

ひもとくと

一人一人の心が

寄せあえば

今とはちがった方向に

行けるといっている


ほんの僅かだけれど

たしかに変えていけると



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― 新着の感想 ―
[一言] 考えて、答えをだして。その答えに誰かが耳をかたむけて、それは違うと言ったり、それはわかるって言ったり、そんな風に自由に討論して、一人一人の考えを理解していけたら素敵だなあと思いました。独りだ…
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