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王都への旅路4

これは大変へたです。どうもすみません。

 アンキとマナは、コッペと分かれて荒れ地砂漠の中を進んでいた。

「あーのどがかわいた。」

アンキが水を飲んでいると、

「ちょっとアンキ、あんまりいっぱい飲まないでよ。」

と、マナに言われた。 

 荒れ地砂漠とは“大きな町の国”のちょうど真ん中にある“7つ砂漠”の中の7つの砂漠の一つである。われた

 今回の旅の難関であるそこにうろついているモンスター達はみな小型モンスターだがレベル3から5のモンスターも数多くいてハントレベル2.5のアンキ達にはかなりきついコースである。だがしかし、サラト先生がお守りとして渡した卵がもうすぐ孵りそうでもあり、砂漠の勘が強いモンスター達には出会わずともこえられるだろうというのが今のアンキの考えだった。

ぴくっと卵が震える。

「またふるえた。もうすぐこの卵が孵るぞ。」

「どんなモンスターが生まれくるんだろうね。」

「ああ、それはまた今度な。」

「アンキ、何か知っているの?」

「そんなことないよ。そんなことない、うん。」

「なんか怪しい。」

「ほんとにしらないってば。」

 そんなとき、アンキとマナの前に中型モンスター、タイショウガニ率いるアシガルガニが現れた。

「やばい、マナ、岩陰に逃げろ。」

「いわれなくてもわかっているよ。」

そしてアンキ達は元々人の住めない荒れ地砂漠のさらに危険なゾーンへと入って行くのだった。

      ・・・・・・・・・・・・

「はあはあ、なんとかまいたわね。」

「だけど囲まれている。マナ、お前が足軽吹き飛ばせ。」

「わかってるよ。」

マナがある弾をそこらじゅうに撃ち込むと、地面から石が跳ね上がってきた。

「地石弾の威力、思い知ったか。」

「だめ、こっちにもむかってくる。」

「まかせろ。」

アンキの飛ばした斬撃によってアンキたちの方に飛んできた石が弾き飛ばされる。

「よし、これで防いだ。」

 マナの銃で、アシガルガニが全滅した。だが、タイショウガニがまだあと3匹もいる。アンキとマナが勝ち抜ける確率はほとんどない。その時、

グワーオー、ギャン、グワギャーン

「なによ、この咆吼。」

「かにたちが、ひるんでる。まさか」

グワーオ ギャーン

咆吼は、アンキのバックの中、サラト先生からもらった卵から響いていた。

「やっぱり、孵化が近いんだ。」

アンキが卵を優しく抱いてやると、

ひびが入り、しっぽが見え、アンキの元から飛び出してからを脱ぎ捨て、タイショウガニに立ち向かっていった影は、バトルウォルグだった。

かちかち音を立てながら、タイショウガニは逃げていった。

「まさか、この子って。」

「ああ、最強の賢獣、レベル250、あのバトルウォルグのヒナがこいつだ。」

「そんな卵を何でサラト先生はもっていたのかしら。」

「おおかた知り合いからもらったんだろう。」

マナは、アンキがそんなことをさらっという事に驚いた。

「さあ、早く行こう、もう行かないと今度はショウグンガニがでできましたなんて事になったらしゃれにならない。あ、そうそう、お前の名前はクロな、クロ。」

「えと、次の目的地は怪物洋。まったくサラト先生は何を考えているのかしら。」

「怪物洋か、早く行こうぜ、あそこが今回の旅では1番安全だ。」

「あ、ちょっとアンキ、まってよー。」

そして、バトルウォルグのヒナ、クロを仲間に加えてアンキ達の旅は続くのだった。

                                    つづく

アシガルガニ、タイショウガニはでかいかにです。

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