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第1章 旅立ち

初投稿です。自信はありませんが母に勧められて書きました。もうすぐ6年生です。

よろしくお願いします。

 「また出たって、」

「日に日に多くなっているなあ。」

「バストスクール卒業生もたくさんいるから大丈夫だろ。」

今話しに出てきたバストスクールとは、モンスターを倒すバスターの候補生の通う学校である。

そのなかでも、バストレベル0という最低の成積の持ち主、アンキがいま、バストスクールを卒業し、森の暴れモンスターを十匹倒すという使命を帯びて森へ向かった。緊急時の時のため、幼なじみのマナをつれて。

「それじゃあ森へ行くか、お前はアシストを頼む。」

ここは、森の中央、マナがいる小高い岩山の上。

「あ、モンスター発見。ちょっとサービスしてあげるか。」

ドオオンという音がした。あ、あの音は、と思ってアンキが森の中、地図を見るとまず真っ先に、マナのマークのそばに飛んでいる飛行系のモンスターが見えた。

「くそ、マナの奴、後ろにも気を配れよな。」

こうしてアンキがマナの方へ走り出す。

こちらはマナ。

「ああ、もうアンキの奴、なんでマーキングした奴にきがつかないのよ。こうなったら私がとどめ指すか。」

アンキの背後にも、マナがマーキングしたモンスターがいる。

「あ、まにあわない。」

「狼牙砲」

マナの銃撃で、アンキ側のモンスターが倒れ、アンキの剣でマナがわのモンスターが破壊された。

「あたしが先に討ち取ったからね。」

「なにいってんだ。俺の方が早かっただろ。」

「助けてあげたんだからちょっとは感謝しなさいよ。」

「お前だってカロステアにやられそうだったぞ。」

「だからなに、退学から守ってあげたのは誰。」

「お前が守ってくれたあ、なにいってんだよ。お前のせいで1年間もこき使われたんだぞ。」

「アンキ。」

「なんだよ。謝る気になったのか。」

「いつのまにかカロステアとオドイノシシにかこまれているんですけど。」

「一・二・三・・・ちょうどいい、残りの八匹が自分からやられに来てくれたぜ。」

「そんなこと言ってるばあいじゃないでしょ。なんかこっちをにらんできてるわよ。」

「ああ、仲間をやられたんだから四匹でかたきうちにきたんだろ。」

「いくらなんでもそれが二組だよ。勝てるわけないじゃない。」

「なら俺に任せるんだな。」

「そんなこと言って、何か作戦でもあるの?」

「こんな事もあろうかと、思いっきり振っても傷がつかない剣を持ってきました。」

「ああ、あの魔鋼鉄でできたやつ?」

「そうだ、早速行くぞ。」

ものすごい音がして、飛んでいたカロステアがいきなり切れ、4匹がだんごなって吹っ飛ばされていった。

「アンキ、すごい!」

「もう一発、えいやっ。」

さらにオドイノシシが岩から落ち、昇天した。

「おおー、どうやったの!」

「ふっふっふ、この剣はものすごく堅いから俺がものすごいスピードで振るとその風圧で切れるわけだ。」

「でもさあ、2回目が切れなかったってことは・・・アンキって、意外と持久力ないんだね。」

がくーん、アンキがうなだれます。

「ほらほら、うなだれてないでさっさとかえるよアンキ。」

「はあ。」

ここは、バストスクールの校長室。

「校長先生、モンスター十匹倒してきました。」

「よくやった。宝玉の間にサラト君がいる。行ってきなさい。」

アンキとマナが宝玉の間に行くと、サラト先生がまっていた。

「アンキ、マナ、おまえたちはもう、一人前のバスターだ。モンスターを十匹倒した事でお前達は認められた。だから宝石を渡そうと思ってな。」

「先生ありがとうございます。」「当然だ。」

「うぬぼれんなっ。」

アンキがマナに殴られる。

「まあまま、マナおちついて、宝石を渡すよ。」

「は、はい。」

「べーっだ。」

アンキが今度は蹴り飛ばされる

・・・・・・

「アンキ、マナ、この宝石の精は今は役立たずかもしれない、でも、いつか必ず助けてくれる、大事にしなさい。」

その助けてもらうのが意外に早かったのだがそれはまた別のお話。

 「よし、じゃあこの二人の精の力を教える。まず、宝石を入れる穴に入れて武器を構えるんだ。」

二人がはめ込む。すると突然、武器の形状が変化し始めた。

「うわ、なんだこれ。」「先生、武器の形が変わったのですが。」

「ああ、武器が変形することによって力を受け入れているんだ。」

マナの銃にリボルバーがつき、アンキの剣は双剣になり、刃の部分がなくなった。

「な、刃がなければ戦えないのに。」

「アンキ、なくなったのではない、剣を振ってみろ。」

アンキが剣を振ると雷の刃が現れた。

「おまえが出ろと念ずれば刃は出る。それに念じなければ刃はでない。雷だから刃こぼれもしない、おまえにぴったりじゃないか。まあ、力は後々わかってくるだろう。」

そういって、サラト先生は二人を残して去っていった。

「なんだったんだ。」

「アンキ、とりあえず持って帰っていろいろと調べてみない。力とやらについて・・・。」

      ・・・・・・・・・・・・

ここは、アンキの家。

「とりあえずこの玉についていろいろ調べてみるか。」

 そしてアンキが一つにならないかと思い、重ねてみたら、なんとホントに一つになった。

 次の日、アンキとマナは、マナの家に集まり調べたことを、話し合った。

「私は宝石の歴史を調べてみたのだけど、350年前からいきなり宝石が世の中に出回ったと書いてあったわ。」

「おれは、いろいろとやってみたら、一つになれ、と念じて重ねると一つに合わさったぞ。」

「全くはっきりとしたことはわかっていないのねえ。」

「まあ、追々わかってくるんじゃねえの。」

「そうね、じゃあ旅の支度をして正門の所に集合ね。」

「どこか行くのか?」

「え、しらないの。卒業生は王都にいって、大王に忠誠を誓わなければ行かないのよ。」

「へえ、そうだったのか。でも何で学校に行くんだ?」

「先生が来い、っていっているんだから何かようなんじゃない。じゃあ、2時間後正門の前で。」


2時間後、アンキは武器入れとその中の武器、魔力辞書とマッチ、ロープや水筒など15種類を肩掛けバックに入れて持ってきた。マナは、着替えに飲み物、スパイクなど、他にもあと30種類補どの物をトランク2個に入れて持ってきた。

「うわ、マナそんなに持ってきたのか、荷物は必要最小限でいいっておまえが先生から聞いてきたのに。」

「それはいいから早く先生の所に行きましょ。」

アンキとマナが校舎の前にいくと、サラト先生が何か持って待っていた。

「アンキ、マナとうとう旅に出るんだろ。だから支給品をもって待っていたんだよ。」

「ありがとうございます先生。」

「よし、じゃあまずは、水玉石をやろう。これは水を必要なとき、必要な分念じれば出してくれる。次にこれ、このリュック、これはいくらでも入る。それに重さも和らげてくれるし形も崩れない、それに壊れないからマナにあげよう。」

「ありがとうございます。」

「あと、アンキにもこの肩」

「いらない。今持っているから。」

「さすがアンキ、用意がいいな。じゃあアンキにはこのいくらでもはいる巾着と地図、それにこの卵をあげよう。」

「ありがとう。」

「先生、私には。」

「マナ、いくら重さを5分の1にしてもこれ以上重くなるとアンキについて行けないだろう。あと、それからマナ、アンキは旅になれているアンキのいうことを信じなさい。」

「はい。」

こうしてアンキとマナは王都へたびだっていった。


王都への旅路1 森の村カナノリモ

 アンキとマナは、王都へ行くためにチミカチの森の中を進んでいた。

「ねえアンキ、もっと楽な道を行った方がいいんじゃないの。」

「それでもいいけどそのあと最も危険なところを通らなくちゃならない。だからこうしていった方が早いのさ。それにもうすぐドイウの木の群れに入る。そうなったらすぐに次の目的地カナノリモにつく。」

「どうゆうこと?」

「行けばわかるって。」

 アンキとマナがドイウの森につくと、いきなり木が走ってきた。そう、根を足のように使って、するとアンキがいきなり、

「飛び乗れ。」

マナは、いわれるままに飛び乗った。

「どうしたのアンキ、このドイウ、今までとは反対方向に走っているけど。」

「ああ、いままでカナノリモとは反対方向に歩いていたからな。」

「なんでそんな無駄なことを。」

「いやあ、ドイウの森の方が近かったから。」

実は、ドイウは路線バスのように決まった休憩所を持ち、そちらの方向に走っていたのだ。それを知っていてアンキはドイウに飛び乗ったのだ。

「だけどマナ、これからが難しい。このまま飛び降りるとドイウに蹴られて死んじまう。うまく屋根の上に飛び移るんだぞ。それに命がかかっている。」

マナは、飛び乗っても屋根は抜けないのか心配に思ったが、しんぱいはなかった。なんと、屋根にスポンジがしいてあったのであるそれも、屋根を覆う大きい奴が。

「飛べ。」

マナとアンキが屋根に飛び降りると屋根の上にマットが敷いてあった。

「はあ、何でこんな所にマットが敷いてあるのよ。」

「旅人が飛び降りてくるのはいつものことだからな。ほら、第2陣が飛び降りてきた。」

大勢の人たちが反対側に飛び降りてきた。そのままにしてアンキとマナはサラト先生の昔の友達だという人のいえに向かった。

「しつれいしまーす。」

「おい、だれもいないぞ。」

「留守なんじゃないの。表で待っていましょうよ。」

それから4時間後、

「おそいわねえ。」

「先生から連絡が来ているから旅に出るなんてバカな事はしてないと思うけど、探しに行こうぜ。名前はメイコ。なまえはわかっているからすぐに見つかるさ。」

そして二人はメイコと言う人?を探したけれど、

「メイコ?ああ、あの人ね。さあ、知らないわ。」

「メイコ、名前はしっているけどどこにいるかはさすがにわかんない。」

「誰も知らない、森にいるかもしれないわ。」

「しかたねな。」

マナにしか聞こえなかったのだが、オトモサウルスの泣き声がした。

「どうかしたのか。」

「今の鳴き声は、オトモサウルスよ。」

「よし、行くぞ。」


「な、なんだ。あれは。」

うなり声の元にたどり着いたアンキトマナは、信じられないものを見ていた。

一人の老人が、オトモザウルス、ヒトモシワニ、ヘローガがそれぞれ2匹ずついたのだが、あっという間にその老人にたたまれて逃げ帰っていった。

「す、すごい、あの数のレベル35を5秒たらずでぶちのめした。」(なんかどっかで見たことあるようなないような)

「ふぉおっふぉっふぉ、おまえさんらにはむりだからこんあことはやるなよじゃあな。」

そういうと、謎の老人はいってしまった。

「で、結局あの老人はだれなの、知っている人?」

「知っているもなにも、あの人はメイコ、その人だよ。」

「え、早く言ってよ。追いかけないと。」

そして二人も、謎の老人ことメイコを、追って走っていった。

    ・・・・・・・・・・・・

 「そうか、おまえさんがたがサラトの弟子か、おまえさんがたの部屋は2階にある。ゆっくり体を休めなさい。」

2階にはとんでもない数の部屋があり、外見よりも数十倍は広かった。

「ど、どうなっているのよ。」

「これは知っている。魔法だ。」

「そう、これは魔法だ。階段の途中から次元が変わっていてのお。まあ、2階の全ての窓は外と繋がっているからばれないがな。」

その晩、アンキとマナはメイコのもとで一晩すごした。

                   つづく

これが初めての作品です。これからよろしくお願いします。

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