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ヨーコの欲望  作者: あみれん


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2/2

独白(その2)

中学と高校では、陸上部に所属していたわ。

中学に入学したとき、まずやりたかったのが「部活」。

「部活」っていう、何か新しいことが始まりそうな言葉に、ただ憧れていただけだと思う。


運動系のクラブに決めていた。

教室でやる文化系クラブもあったけど、「文化系クラブ」っていう響きが好きじゃなかったし、正直、何をするのかよく分からなかった。


いろいろ見て回った。

バレーボールやバスケットボールみたいな団体競技は、無理だと思った。

ポジションとかフォーメーションとか、ああいう堅苦しい制度がどうしてもイヤだったの。


水泳もいいな、と思っていた。

水泳選手が泳ぐときの身体の動き、フォームが好きだった。

他のスポーツと違って、水泳は身体の全部を見ることができない。

半分以上は水に隠れているでしょう?

それなのに、見えている部分だけでも、動きがとても美しくて、セクシーに見えた。

きっと、水の中の見えない部分まで見えたら、もっと美しいに違いない。

そんなふうに思っていた。


でも、水泳部の見学に行って、無理だと感じた。

顧問の男の教師が、紺の水着姿の女子生徒たちを、必要以上にチラチラ見ていたから。


結局、陸上部に決めたわ。

しかも、短距離。

長距離は死ぬほどイヤだったし、他の種目はフォームがどうだとか、面倒くさそうだった。

短距離なら、ただ十数秒、全力で走るだけ。そう考えたの。


もちろん、現実は甘くなかった。

練習は、死ぬほどキツかった。

でもね、陸上部という選択が、私を大きく変える入口だったなんて。

そのときは、想像もしなかったわ。


じゃあ、続きはまた今度。

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