たった六畳半の天井でも
深夜音楽を聴く、布団に篭りながらイヤホンを耳につける
途端にシンセ音が鳴り響き、東の風が流れてくる
ベースの音圧に圧倒され、ドラムのリズムに足が動いてしまう
どうしてか、今日は音楽が心に響く
リズムの進行に合わせて心が湧き立ち、涙が溢れてくる
次はオルタナティブロックにパンクロック
深夜テンションのまま走り抜けていく
考えや生き方がリズムと音になって、呼びかけてる
楽しく生きろと呼びかけてくる
たった六畳半の天井に夢が描かれていく
明日が蘇っていく
次の機会があればライブに行こう
そう思って笑顔で眠りにつく
明日の恐怖はない、だって励まされたから