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もんもんモンスター  作者: 猪八豚
大怪物少女
32/150

32 七人の少女とみんなで混浴大浴場

 全裸、全裸、全裸っ!!!


 俺の目前にズラッと並んだ異性の全裸、総勢7名!


 …と言うと、まるでハーレム展開のようだが、ここは風呂場だし、実際には全員が第二次性徴前の子供の全裸体なので、はっきり言ってお察しの状況だ。


 俺が楽しむような余裕はまったく無く、逆に洗い場で7人に取り囲まれてジロジロと視姦されている……具体的に見られているのはおちんちんだ。


 みっ……見ないでっ!!


 全員の視点が時折下に向いて、ニヤニヤしているのを敏感に感じてしまう……。


 そんなに見られたら、お、俺……っ!!


 それはそうと、何故か今日も1号の態度がおかしい。モジモジしながら何やら小声で喋っている。


「マ、マスター、あのね……あっちに物陰があるんだけど、二人きりで……洗いっこ……」


 何故かよく聞こえない言葉を聞き返そうとしたタイミングで、湯船の方から大きな声がかかった。


「アッハッハ、下界の風呂もいいものだなァ!」

「それにしても、チチがやられるだなんてねえ、情けな~い!」

「チョコチョコ、チチは、我々若手四天王の中でも、最低最弱の女神チョコ……」


 湯船に浸かっていたのは……誰だろう? 誰だ、こいつら?


 つい、あまり見てはいけない所に目が行ってしまう、わががまボディな女子達だった。俺の視線に気が付いた1号が、何故か、ムッ!とした顔をしている。


「ま、まさか…ピピとムギとチョコなの!? あんたたちも、もしかして!?」

「無能先輩お久しぶり。早速ですがお察しの通り、さっくり死んでもらいままままっ……!!!!」

「お、おいどうしあばばばっ……!!!!」

「チョココココッ……!!!!」


 突然仰け反って奇声を上げて、そのまま白目を剥いて、湯船にぷかりぷかりと浮かび始める3人の女神。


「あれっ……ダメ元でやったんでちゅけど、なんか、女神相手なのに電撃が普通に効きまちたね?」

「裸だし、防御装備とか一切してなかったんじゃねえの?」

「湯船に浸かって、電撃が効きやすかった。ってのもあるか……も」


 レム姉さんが3人を見つめながら、大きなため息をつく。


「大抵の女神には、死亡無効のスキルがあります。ほっとくと自然回復しちゃうので、女神ビームで存在を消し去りましょう。それでも死にはしないし復活するのだけど、数百年は完全復活できなくなりますから」


 放たれた女神ビームの強烈な光が3人を包み込み、光が消えたときには何一つ残らなかった。この自称女神って…… むしろ、こいつのほうがモンスターなんじゃないの?


 大浴場で全員が綺麗になって、次は食事である。ホテルの食事はどれも普通すぎて宴会には不向きなので、大満足亭に足を運んでみることになった。


「いらっしゃい。今日は試作品の料理があるのですが……大満足になりすぎる危険性を考慮して、まだ誰にも手を付けさせていないのです。ところで、皆さんは何をご注文されますか?」

「「「「「「「「 試作品、ください! 」」」」」」」」


 そして気が付いた時には、俺たちは全員、夢見心地の顔でホテルの部屋で雑魚寝していた。しっかりと腹は満ちているし、確かに何か凄まじい料理を食べたような気がするのだが?


「ま、マスター……あの試作品料理は、相当ヤバいです……美味しすぎて、大満足が過ぎて、あ、あ、頭がおかしくなってしまいそう、う、ウヒ、ヒヒヒ……」


 6号が頬を真っ赤に染めた顔で呟くが、その他のメンバーは全員目の焦点が合っていないし、口からはほわああ……という感じの声というか音をたて、目覚めていながらも夢を見ているような状態だ。


 確かにめちゃくちゃに美味しかった。料理人の腕前は前回よりも更に向上しているようだ。だが、ショックのあまり食べた記憶や人格を無くしてしまうような強烈すぎる料理は本当に大満足と言えるのだろうか?


 こんな状態のところをボトルマスターや女神に襲われたら間違いなく負けてしまうだろう。そうしたら、もしかしたら俺は……とびっきりの女子中学生に変化してしまうのではないだろうか?


 セーラー服を身に着けてツインテールの俺の胸に双丘が付き……?ちんちんが引っ込んで……?青い香りをぷんぷんと……?そして、あの女子中学校に通い始めるのだろうか……?


 ああ…………恐怖耐性は今日も素晴らしい働きを見せてくれる。俺は洗面台に向かい、歯を磨いてから二度寝した。

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