表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生特典に雷魔法チートを要求したら最凶最悪のボスが誕生してしまった(詐欺)  作者: 源平氏
第一章 だから俺は生まれ変わりたいと思った
37/63

第37話 イベントが終わって


 その後の話をしよう。


 遠野正平(ボス)を無事倒した俺たちは次のボスに狙いを変え粛々と討伐していった。狙ったボスは幸運チートと不死チートの2体。どちらも初挑戦で討伐できた。



 幸運チートは本当に簡単に倒せた。100対1という圧倒的な戦力差の前には運などただの不確定要素に過ぎなかった。


 10人が偶然にも心臓麻痺を起こし、20人がうっかり同士討ちし、30人が不運にも地割れに巻き込まれて死んだが、それだけだった。



 不死チートはそこそこ厄介だった。戦闘力こそ無かったが、斬っても潰しても死なないという異常な再生力を持っていたからな。俺たちは1時間あまりボスをミンチにし続け、最後は火葬研が細胞一つ残さず焼却した。


 いやー、受けたダメージ分次の攻撃力が上がるという能力を持ってたのは危なかった。再生しかけの腕を振っただけでダンジョンが半壊したからな。



 とにかく俺たちはボスを討伐できた。不死チートを倒してすぐ正午になりイベントは終了。累計討伐数は4体という結果に終わった。


 ケロンチョは淡々と指揮を執るだけで、一切俺らに絡んでこなかった。





 と、いう事でですよ。俺らめっちゃ頑張ったと思うんだよ。今回のイベント。


 忘れてはいけない。このイベントの報酬とはすなわちスキルガチャ!


 やっぱりファンタジーといえば剣だろ剣。片手で振れるようなしょぼい斧じゃなくてさ。


 それか派手な魔法でもいい。俺もボスが持ってたような極大魔法とか使ってみたい! テレポートみたいな便利系でも良い!


 と言う訳でイベントで手に入れたスキルはこちら!




=======================


・心のホットライン(ランク1)

  対象1体を登録しテレパシーで通話できる。

  対象と5㎞以上離れていないと繋がらない。


・慈悲深い処刑人(ランク4)

  大斧を1つ召喚し扱う事が出来る。

  刃が首に命中した場合威力が倍になる。

  この斧による攻撃は痛みを与えない。


・独りよがりなパティシエ(ランク1)

  対象1体の口の中に任意のケーキを召喚する。


・多才な奏者(ランク5)

  音系能力詰め合わせ。

  物理法則から乖離するほど消費魔力上昇。


=======================



 またしても斧じゃねーか!!


 いや悪くないけどさ。今の斧の上位互換と言っていいし。ブーメラン機能最近使ってなかったし。


 この世界でケーキて……。食えないじゃん。てか戦闘用じゃないし。


 多才な奏者はどれくらい使えるのかよく分からないな。後で検証が必要だろう。ランクは一番高いしハズレではないと思う。


 まあ全体的に見れば悪くは無いかな?



「ケムシン、スキルどうだった?」

「お、見せたるわ! じゃーん!」



=======================


・決死の魔女(ランク4)

  全魔力を一点に集めて放つ事が出来る。


・バナナを盗られた猿(ランク2)

  器用が☆1になる。

  それ以外のステータスが1上がる。


・臨時聖剣(ランク2)

  自分の武器に聖属性を付与できる。


・不動のスナイパー(ランク3)

  魔力の弾丸で狙撃できる。

  狙いをつけている間移動する事が出来なくなる。

  器用が☆5になる。


=======================



 決死の魔女が波〇拳だな。多分一回しか使えないんだろう。代わりに威力が高そうだ。


 それ以外のスキルは、まあ状況によっては使い所もありそうかな?


 こっちも悪く無いな。これで戦略が広がりそうだ。




 さて、次は……


「あれ? マオさんどこ行った?」

「さっき教会出てったで」


 みんな教会でスキル確認してるからな。人混みが嫌だったのだろうか。


 俺たちはマオを探しに外に出た。




 マオはすぐに見つかった。教会近くの広場の木陰にちょこんと座っていた。


「マオさーん、スキルどうでした? もう確認しました?」


 駆け寄る俺たち。マオは首を横に振った。そうか、まあそれはいい。


 それよりもだ。


「ケムシン、良いよな?」

「もちろんやで」

「疑問。何の事でしょうか」

「……マオさん、この後ってどうするか決めてます?」


 質問の意図が分からなかったのか、マオが小首をかしげた。


「その……もしマオさんが良ければなんですけど」


 俺は頬をかいた。ちょっと照れ臭い。


 でもイベント中は成り行きで一緒に居たわけだし、今こそちゃんと言わないと。



「俺たちのパーティに入りませんか?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ