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呪われたぞ 03

 別にアタシのせいじゃないさ、でも詳しく言うともっと怖がりそうだからねぇ、とにかく、アタシの言う通り来週病院を見てきたらいい、帰りは好きにしていいから。


 そう畳みかけるように言われ、文句も言えずにミワはその一週間は気もそぞろに過ごした。

 そして翌週日曜、午前八時半のバスに乗って、駅まで行って次に病院行きに乗り換え……


 気づいたら、八階建ての巨大な建物の前にぼうぜんと、たたずんでいた。



「見てきてほしいのは、カンダヨシノ。高校二年、アンタと同い年だ……その顔は分かったぞ、みたいな感じだね。そうそう、いなくなって先週みつかった、団地のコだよ」



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