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5/6

5:初小説を自己分析

 初小説。

 スキル【うずくまる】の俺はクラスから追放されたが実際は【絶対防御】のぶっ壊れだった件~そして伝説の英雄となる~。

 の自己分析です。


 主に失敗談になります。


 連載中かつ10万文字近いため、このエッセイと合わせて読んでみてください。

 とは言えません。


 小説の方を読まなくても伝わるように書きたいです。


――――――


 まず大前提として。

 1:ランキングに載ったことはありません。

 2:初小説の初投稿です。

 3:知り合いからのブクマ、評価、感想、レビューは皆無です。

 4:あらすじや後書きで、これまでポイントを求めたことは1度もありません。


 このエッセイ執筆時、投稿から21日目で毎日投稿を維持しています。


 総合評価:371pt

 評価者数:14 文章合計60pt ストーリー合計59pt

 ブックマーク登録:126件

 PV:約5万5千(PC約23000/スマホ約32000)

 ユニーク:約9千(PC約4000/スマホ約5000)


 Nコード:N9207FW

 種別:連載/42話

 初回投稿日:2019年11月30日

 最新投稿日:2019年12月20日

 文字数:99,888文字

 感想:1件

 レビュー:0件

 ハイファンタジー/異世界転移/R15

 タグ:冒険。男主人公。チート。ざまぁ。クラス転移。クラス追放。魔法。ファンタジー。正義。クラン。さよなら友方。化け猫。天星スキルランク。EX級【うずくまる】。効果は絶対防御。


 上記は今日の昼ごろのデータです。いま投稿する直前に確認すると少し数字が増えています。


――――――


 大前提を踏まえたうえで、現状の結果を客観的に分析すれば。


 本作のPVブクマ評価は、恵まれている部類です。

 この結果で文句をいうのは、バチが当たるレベルです。



 そのうえでここでは【私が失敗したと思っている】要素を書いていこうと思います。


 客観的にその要素は失敗じゃなく、成功に繋がっているのでは? という意見もあるかもしれませんが。

 あくまで私が自己分析して思っていることです。


 初めに、で載せた黒歴史文章の通り。

 本作はプロットなしの思いつきだけで書き始めました。


 そのためかなりのブラバポイントを作ってしまったと、私は判断しています。


 大まかなリスト。


 失敗1:ジャンル選び。

 失敗2:5万文字以上、ヒロイン不在。

 失敗3:男向け作品として書いているのに、男5人パーティー。

 失敗4:男向け作品のはずが、開幕3話で男同士の間接キッスネタ。

 失敗5:3万文字ほどで、ようやく登場した女キャラ即退場。

 失敗6:19話で冒険の始まりだ→20話で2年間経過している。


 失敗7:最大のブラバポイント、ざまぁの勘違い。シリアスな21話。


 失敗8:あれシリアスな展開にするんじゃないの?

 失敗? :5万文字を越えて登場するヒロインたち。


――――――

 失敗1:ジャンル選び。


 まずジャンル選びを失敗しています。

 自分が書けそうな範囲で、1番需要が高く初心者向けと思われるジャンルを選んだのですが。

 ハイファンタジーの異世界転生/転移は超激戦区でした。


 ただほかにどこで書くか? と考えると。

 私が書けそうなジャンルって、どこも激戦区何ですよね。

 

―――――― 


 失敗2:5万文字以上、ヒロイン不在。


 これはかなり致命的なやらかしと判断しています。


 ヒロインがまともに主人公と絡み出すの、5万文字を過ぎてからです。

 男向けに書いたはずの作品でこれは、正気を疑うレベルですね。


 ……当初は5万文字ぐらいで追放の主犯にざまぁして完結する中編を、ぼんやりイメージして書き始めたんです。

 それならヒロインは扱いきれないと思って、なしにしていました。


 男性読者にとってヒロイン長期不在は、重めのブラバポイントになっていると思います。


――――――


 失敗3:男向け作品として書いているのに、男5人パーティー。


 さらにパーティーのキャラ属性が。


 主人公。ちょっと熱いところもある、普通よりの性格。

 イケメン男。裏なく本気で良い奴。

 男の娘。本人は男と言い張るが、内心は女になりたいと18話で発覚。

 ござる系男。一人称は拙者。髪型がキノコ。

 うざキャラ男。21話で死にます。

 

 これで5万文字以上書いちゃいました。


 ヒロイン不在とのコンボで。

 男性読者にとって、中ぐらいのブラバポイントになっていると思います。

 

――――――


 失敗4:男向け作品のはずが、開幕3話で男同士の間接キッスネタ。

 

 私は最初から一貫して、男向け作品として書いています。


 だというのに開幕3話で、ござると男の娘で間接キッスネタを入れるという狂気。

 さらに大切な序盤である3話で、ござるキャラのスキル吹き矢をピックアップ。


 男性読者にとって、軽~中のブラバポイントになっていると思います。


――――――


 失敗5:3万文字ほどで、ようやく登場した女キャラ即退場。

 

 男性読者的にはようやく登場したヒロイン? と思われる現地人の女キャラ。


 ……なろう的には主人公がカッコよく助けて、惚れさせるべき場面。

 なのに助けられず退場する女キャラ。ヒロインを期待する読者を肩透かし。

 

 男性読者にとって、キャラが立ったヒロイン退場は超絶ブラバポイントでしょうが。

 キャラが立つ前に流れるように退場したので、軽めのブラバポイントで済んでいると思います。


――――――


 失敗6:19話で冒険の始まりだ→20話で2年間経過している。


 開幕1~11話ぐらいまでのテンポが悪いのが気になってしまい、テンポ良く書かなくちゃと思った結果。

 19話で冒険の始まりだ。からいきなり2年間時間を飛ばして20話。

 

 だいたい5万文字付近の展開です。


 転移者が異世界で成り上がっていく冒険を見たかった。

 読者にとっては、中~重めのブラバポイントになっていると思います。

 読むのをやめるには、キリがいい場所ですから。


 ただ一方で、それは飽きるほど読んだからもういいよ、というかたも多い気がしています。

 なので、このテンポはブラバポイント作成と同時にプラスにも働いている可能性があります。


――――――


 失敗7:最大のブラバポイント、ざまぁの勘違い。シリアスな21話。


 私の頭をぐるぐるぐるぐる悩ませる、すべての根源たる21話。


 私はざまぁというものを盛大に勘違いしておりました。

 ざまぁとキャラが言うような展開を書けば、それがざまぁだと思っていました……。


 ですが、ざまぁ系とは。

 『ざまぁ』展開をすることで、読者に『カタルシス』を与えなくてはいけなかった。


 私が書いた21話は、仲間の1人うざキャラの死亡回です。

 ……この『ざまぁ』で『カタルシス』を感じるのはかなり難しいと思います。

 そのためには、うざキャラを同情の余地なく心から嫌ってなくてはいけません。


 うざキャラだろうと、味方の退場はシリアスで重い展開です。

 しかも19話でうざキャラが、改心したような展開をしちゃってます。

 そして22話でうざキャラ退場が、一部の仲間から惜しまれています。


 さらに本作は21話までダークシリアスな展開がない、ライトな物語でした。

 失敗5で語った女キャラが退場していますが、ダークな展開ではありません。


 結果読者に『カタルシス』を与えないといけない『ざまぁ』展開で、私は作中最大の『ストレス』を与えてしまっています。


 当然ここ21話が、本作最大のブラバポイントと化しています。


 ――20話で2年間時間を飛ばした直後のため、読むのをやめるにはかなりキリがいい場所、文字数も5万文字付近と一区切り感ある転換点。


 振り返るとブラバポイントを狙って作ったのかと、いいたくなるレベルですが。


 私は素でやっちゃいました……。


 最初は頭空っぽにしてライトな物語を楽しく書けていたんです!

 ですが勝手に頭が考え出して、話がシリアスな方向にいってしまいました……。

 

 ここで評価が剥がれましたッ! ブクマもです!

 

 活動報告でも抑えながら吐き出していましたが、それでもまだ足りず。


 このエッセイ執筆のネガティブな原動力となりました。


 ……ここを吐き出したので、もうこのエッセイ終わってもいいです。


 もうちょっとだけ書きます。


――――――


 失敗8:あれシリアスな展開にするんじゃないの?


 失敗7の21話を超えて、物語についてきてくれたかたは23話で思うでしょう。

 なぜ猫でコミカル展開。シリアスな展開にするんじゃないの? と。


 勘違いしたざまぁでやらかしていることは、投稿後数日気づいていませんでしたが。

 21話がシリアス展開でヤバいかもとは、投稿前に自己分析できておりました。

 さらにヒロインが5万文字越えて不在なことにも、危機感を覚えておりました。


 その結果急遽、猫キャラをヒロイン兼マスコットとして追加! 

 さらにシリアス展開を吹き飛ばそうと、展開を思いっきりライトな方向にしました。


 ――1度ブラバしたかたが戻ってくることは基本ないでしょう。

 やらかした展開を、その後の話で埋めることに意味はないと思います。


 そのため21話で、ここからシリアス展開になるのかと判断した読者をふるい落とす。

 軽めのブラバポイントになっていると思います。


 一方19話まではライトな物語だったので。

 21話のストレスは耐えられたけど、このままの方向性で先に進むなら厳しい。


 そんなかたがいる可能性も十分あるため、23話からのコミカル展開は一概に失敗とはいえず。

 トータルプラスに働いている可能性は十分あります。

 

――――――


 失敗? :5万文字を越えて登場するヒロインたち。


 私は最初からブレることなく、男向け作品として書いているつもりですが。


 それでも19話までを振り返ると、男に対するブラバポイントが多く。

 さらに男5人パーティーということで、もしかすると女性読者を獲得していたのではないかと分析しました。


 この状態でヒロインを登場させて、初期の男たちの影を薄くすれば女性読者が離れるのではないかと思いました。


 しかし私はヒロインを登場させることを選びました。


 男5人パーティーということで読んでくださっていた。女性読者が仮にいたとしても。

 21話でほとんどふるい落としてしまったと判断しました。

 

 この判断の成否はヒロイン登場からの文字数が少なく、現時点ではわかりません。

 

――――――


 以上初小説。スキル【うずくまる】の俺はクラスから追放されたが実際は【絶対防御】のぶっ壊れだった件~そして伝説の英雄となる~。の自己分析でした。


 これが誰かの役に立つとは、正直思っていません。


 ですがこのエッセイは失敗7を吐き出すために書き始めたので、私は満足です。


 ぎりぎり参考にできそうなのは。


 『ざまぁ』をするときは読者に『カタルシス』を与えないとダメなこと。


 ライトな作品にシリアス展開を入れるときは、評価とブクマ剥がれの覚悟を完了させること。

 そして覚悟していても、いざ剥がれたら大ショックを受けること。


 ヒロインを早めに出すことぐらいでしょうか。


 そしてこのエッセイをウェブに公開することで、私は羞恥心を大きく捨てられたはず!

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