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14歳の記録  作者: 波瀾
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適応指導教室と今

毎日5.6回も食べ吐きを繰り返し、体重はどんどん減っていった。罪悪感も、やめようと思うこともなかった。ただ次は何を食べようか?どうやったら見つからないか?それだけを考えていっていた。


10月には中学に戻る予定だったので、それまでだと思っていたこともある。

1度は戻ろうとした。部活には出ずに午前だけで帰ってきたりもしていたが一ヶ月と続かず、また過食嘔吐の生活へ戻っていった。


入院の話も出てきた頃だった。ちょうど中間テストの5日前、中間テストを受けることを決めた。

たった五日で半期分の勉強を死ぬ気でやった。食べるには食べたが、吐かなかった。吐いたら頭が朦朧とするので、勉強が出来ない。その一心で頑張っていた。結果は全教科70点台。嬉しかった。それがきっかけで今まで目を背けてきた勉強に励んだ。その間ずっと非嘔吐過食を続け、2週間で8キロも太った。とてつもない恐怖だった。


そんな中、どこか所属する所を見つけたかった親が適応指導教室を見つけてきた。週1回のカウンセリングから始まり、冬休みが終わる頃まで体験で適応に行った。友達ができたりした。


冬休みが明けて正式に通室するようになり毎日がとにかく楽しかった。トランプをしたり、馬鹿なことを言って遊んだりした。


3年に上がり、定期テストに向けて勉強を始めたら、友達と距離があいてしまった。一週間ほど遊ばなかったので、誘われにくく、あまり楽しくなくなってきた。

休みがちになり、過食嘔吐は徐々に増えてきている。

今は夏休み。夏休み明け適応に通えるか心配である。

きっと行ける。大丈夫。わたしはわたしを信じてあげよう。


THE END

話が前後していたりする部分もありますが、ほぼノンフィクションです。

また、書き忘れたことなど、落としているところはありますがご了承ください。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。

これからもわたしは摂食障害と戦って行きたいと思います。

いつか治します。絶対に

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