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暗殺少女の理想郷  作者: 白銀悠一
第四章 友と友
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堕ちる天使

 街の中に響く、破壊の音。

 家が倒壊する音、火薬が爆発する音……そして、火が燃え盛る音。

 だが、そんなものを意に介さず、仁王立ちする少女がいる。

 炎は腕を組んでその破壊を見守っていた。

 風に揺れる赤髪、自信ありげな真っ赤な瞳、不敵な笑みをみせる顔……。

 その佇まいは勝者の風格さえ感じさせる。


「さぁ! そんな所で八つ当たりしてないでこっちに来なよ! 私が相手をしてあげる!」


 ボォン! と炎の後方で爆発が起きた。彼女が自身の異能を用い、爆発を演出したのである。

 派手で豪快。圧倒的な紅蓮。

 しかし、それを見下ろすノーシャの瞳は冷めていた。


「……罠ね」

「えっ!? そ、そんなことないよ!」


 突然、屋根の上に赤い物体が飛び乗ったかと思えばこれである。

 これが罠以外に何であるというのか。連携を重視していたはずの敵が単身みえみえの屋根に昇る……罠でなければ褒めてもいいとさえノーシャは思った。


「……他のお友達はどうしたの?」

「わ、私にお友達なんていないよ! ぼっちだよ!」

「真のぼっちは自分でぼっちなんて言わないわよ……」


 ピキピキと右手を変化させ、剣に変化。左手は盾に。

 格闘戦仕様。ノーシャは炎に接近戦を挑むつもりでいた。

 あえて――罠に飛び込んでやる。

 それがノーシャが決めたやり方だった。相手は格下。そのうちの二人の攻撃は無意味。

 問題は眼下の少女と、どこにいるかわからない不可思議な男だけ。

 なれば、最初から全力を持って殺しにいく。

 全身を漆黒に変化させ、翼を生やし、黒キ天使になり、相手を打ち砕く。

 残るのは絶望。そして希望。

 前者はフランにとって。後者はノーシャにとって。


(今、あたしに安らぎを与えてくれるのは……フラン。あなただけ。あなたの……死だけ!)


 ノーシャはフフッと邪悪に笑うと、炎に向けて急降下した。



 ちょっとしたトラブルはあったが、ノーシャは予定通り炎に喰いついた。

 炎は腕組みを解き、拳を構えて、ノーシャの襲来を待つ。

 ……敵はわかりやすく降下してくる。真っ直ぐに、一直線に。

 直線的な戦い方をする炎と似たような感じだった。

 だが、ノーシャは直樹以上にバリエーション豊かだ。

 剣を持っていたと思えば、槍になっている。槍は盾に、盾は銃に、銃はミサイルに。

 背中に生える翼から放たれる羽の刃は、ロボット物の遠隔操作武器のような物だ。

 とてもロマンを感じさせる武器。しかし、今の炎にロマンを感じる暇はない。

 感じるのは戦いの緊張感。仲間がいるという安心感。負けてたまるかという高揚感。

 そして……なぜ仲良かった人達が争ってしまうのかという悲しい気持ちだ。

 もう悲劇はたくさんなのに、世界はどうしても悲劇を求めている。

 人の何がそうさせるのか。心の奥底で争いを求めているのか。

 もしかすると、今ここに立っている自分も、同じなのかもしれない。

 無能者だ異能者だと区別して、殺し合う人々と。

 何かがあるから争うのではなく……争いがあるから理由付けが必要なだけなのかもしれない。

 炎が戦うのは、ノーシャがフランを殺そうとしているからではなく、戦いたい自分が戦足りうる理由を見つけただけ。


(……私のしていることは偽善なのかも。でも……)


 それが何だ、と炎はノーシャを迎え打つ。

 もうずっと昔から、自らの過ちで人に迷惑をかけてから……誰も傷付けない、死なせやしないという覚悟は完了している。

 炎の信念はもうがちがちに固まっているのだ。誰に何を言われようと迷いなく、自分のやりたい事をする。

 それが草壁炎だ。


「はぁあああッ!」


 気合の掛け声とともに放たれる、紅蓮の打撃。

 ノーシャの剣と炎の拳が交差する。

 剣対拳。常識を持ってすれば、拳が圧倒的に不利。

 しかし、今起こっていることは常識の範疇にない。


「……ちょこざい!」

「よっ……とっ!」


 火炎の力で急加速した炎が、漆黒の剣の腹に灼熱の手を当て受け流す。

 ノーシャは盾でのアタックを行ってきたが、炎はそれも予測済みだ。紅蓮の拳を持って応対する。


(――集中すれば勝てるはず)


 炎が戦いの時行ってしまう癖――それは“手加減”だ。

 人を傷付けたくないという気持ち。それが無意識の内に加減を誘発させる。

 だが本来の彼女が秘める異能の力は、一つの街すら一瞬で灰塵に変えてしまう程のもの。

 しかし、強力な力を持つが故に戦いに苦戦を強いられてしまう。一歩間違えば守りたいもの全てを燃やし尽くしてしまうかもしれない。

 その恐れと、身に沁み込んでいる優しさが、炎に本気を出させない。

 それで何度苦渋を舐めさせられたことか。もう少し弱ければ存分に戦えたものを。


「ノーシャ、ちゃんだっけ」


 拳と剣の応酬を行いながらも、炎は口を開く。

 余裕の表れではない。心理的に相手を追いつめる意図もない。

 草壁炎が、ノーシャに、ただ話しかけただけである。


「……ッ! 調子に……!」


 しかし、ノーシャに伝わるはずもない。

 彼女からしてみれば余裕をみせ、相手に語りかけているようにしか見えない。

 ――だから、という訳ではないが。


「……ッッッ!?」


 巨大な剣に右手を変化させ、横から叩き切ろうとしたノーシャの右腕を――。


「こんなこと、もうやめよう?」

「バカな……」


 炎が片手で押さえていた。顔を悲しみに染めて。

 空に浮かぶ太陽のように、激しく真っ赤に燃え盛る右手。

 しかし、手。ノーシャの漆黒の剣の前では無力であるはずの、手。

 その手で、炎は掴んでいる。ノーシャの右腕を。人を殺すのに十分な真っ黒い手を。


「あなた何が目的で」

「人と人が争うって、とても悲しいことだよ。……やめようよ、こんなこと」


 矛盾したことばだった。

 先程、炎は私が相手をしてあげる、と意気揚々と叫んでいたのだ。

 なのに、肝心の戦闘中に相手の行動を制し、戦いを止めようと訴えている。

 右手で剣を受け止め……僅かに斬り込む刃先が、その手に食い込むことすら厭わず。


「何なの……一体。どいつもこいつも……一体!」


 ノーシャは隙あらばいつでも反撃出来る。そしてそれは炎もいっしょだった。

 両者とも、左手が空いている。やろうと思えば、炎の拳で相手を殴り、可変の腕で相手を打ち破ることも可能。

 なのに、両者は止まる。片方は愁いを帯びた瞳をみせ、片方は怒りに肩を震わせて。


「あたしの……復讐の……邪魔を……するなぁああああ!!」

「ノーシャちゃん!」


 ノーシャの左手がショットガンに変化した。

 接近戦に置いて、これほど効果的な銃器はない。拡散される死の弾丸。相手を穴だらけにし、ぐちゃぐちゃの肉塊に変える散弾の雨。

 この距離、この間合い。炎に回避する術はない。

 故に――炎は回避せず、炎の盾で散弾を防いだ。


「ノーシャちゃん……」

「馴れ馴れしい! 初対面のくせに……っあ」


 はた、とノーシャが停止する。次弾を撃つわけでも、剣を振るうわけでもなく。

 そして、せっかく変化させた左手を元に戻し、こめかみを押さえる。

 彼女の視線は目下にある屋根に落ちていた。見ているのは屋根ではなく、まるで別の何かを似ているような――。


「あ……ぁ……黙れ! 黙れ黙れ!!」


 ノーシャが見えない誰かと喋る。だが、その誰かはノーシャの希望に沿ってはくれない。


「言うな喋るな! フラン……あたしは……!」

「ノーシャちゃん!?」


 炎は今確実に聞いた。ノーシャの口からフランの名が出るのを。

 しかし、フランは無能者だ。何かしらの異能を持つわけではない。

 純粋なお姫様なのだ。故に、ノーシャがフランと会話するというのは有り得ない。

 ――ということは――。


(……どういうことだろう?)


 結論にほど近い場所に立っていながら、炎の頭をもたげたのは疑問だった。

 彼女はあまり考え事に向いてないタイプだ。

 考える暇があったら身体を動かせ。考えるな、感じるんだ。

 ずっとそうしてきたし、これからもそうだろう。しかし問題はない。

 なぜなら……彼女には親友がいるからだ。


「心ちゃん」


 苦しみに喘ぐノーシャを前にして、炎は耳のイヤホンマイクに手を当て、心と連絡を取る。

 下手に動けば危険だと、炎の本能が訴えていた。功を急くことなく、直樹が準備を完了するまでじっと耐える。


『見えてる。彩香?』


 心が相棒に尋ねると、息がやけに荒い彩香の声が聞こえてきた。


『……精神操作を受けたわけじゃない。……異能的にはね』


 つまり、別の方法で洗脳された可能性がある、ということだ。

 ノエルと似たような悲劇。誘拐からの洗脳。

 時間をたっぷりかけて、いい具合の拷問道具オモチャがあれば、堕とすことも容易い。


『……ますます殺す理由が消えたわね』

「最初からそんなものないよ! ……頑張らないと」


 心の軽口に炎が真面目に返す。そろそろ直樹が裏を取る頃か、と思った矢先、炎は奇妙なものを見た。


「えっ…………?」

「黙れ黙れ黙れぇええーー!!」


 ガシャン、と左手が砲身へ変化する。だが、どこかSFチックなその筒に炎は困惑した。

 見た事がない――そう思っていた炎だが、赤白い閃光でハッと理解した。

 未来戦での主力兵装。銃弾より遥かに速く、遥かに強い。


「…………ッ」


 咄嗟に首を反らし、その閃光を回避する。

 あまりの一瞬の出来事で、回避出来たのが奇跡に近かった。

 レーザー兵器。光の速さで放たれる、無慈悲の一撃。

 その一撃が、炎の顔を蒸発させる所だった。


『っ!? これは予想の範囲外……! 炎!』

「大丈夫、任せて!」


 炎が剣を弾き飛ばす。ノーシャが再びレーザーを構える。

 炎が駆け出す。ノーシャがチャージし、レーザーを放つ……その刹那。


「ッハ!?」

「捕まえたぞ!」


 直樹がノーシャの後ろから、レーザーの砲身を叩き壊した。



「……ぁあ……」


 ノーシャは壊れた左腕を呆けた表情で見ている。

 冷静な彼女だったならば、すぐさま左手を再構成。だらんと力なく垂れ下がっている右手と共に直樹に襲いかかってくるだろう。

 いや、背中から棘を突出し、直樹を串刺しにするかもしれない。翼から、羽を射出するかもしれない。

 だが、彼女はそのいずれも行わなかった。

 呻き、しかめ、息を吐き、呆然と立ち尽くしている。


「直樹君!」

「ぎりぎりセーフだったな」


 炎がレーザーで射抜かれそうになった時はひやりとしたが――。

 結果として、直樹はノーシャの背後に回り込むことに成功し、レーザー砲を破壊した。

 そして今、彼女の身に何かが起き、ノーシャは動けなくなっている。

 どうすればいいかと二人して悩んでいると、心が窓のふちなどを利用して屋根へ昇ってきた。


「彼女を拘束する。ちょっと待ってて」

「ああ、頼む」


 と答えた直樹だったが、予想外の幕切れに拍子抜けしていた。

 だが、すぐにこれでいいと思い立つ。戦いなどこんなあっけなくていいものだ、と。

 物語にはドラマが必要だが、現実には命さえあればいい。

 心がサイキリウム製の手錠をノーシャに掛ける。炎も、思い出したかのように、両足に付けた。

 両手両足を拘束された堕天使が、力なく膝をつく。


「あたまが、いたいの……」


 終わったな、と心達に声を掛けようとした直樹だったが、ノーシャの呟きに口を閉ざす。

 はしゃいでいた炎も、静かに微笑していた心も、彼女に注目した。


「何だって?」

「とても、とてもいたいの。あたしをぐちゃぐちゃにするの。きってちぎって、あけて、こわして。ぼろぼろにしていくの」

「……それがあなたが受けた拷問?」


 心の問いに、ノーシャは答えない。ただひたすらに、言葉を述べ続けるだけ。


「やめてってなんかいもいった。そのたびに、やつらはあたしをこわした。使命をなせ、義務をはたせ。あたしの使命ってなに? あたしの義務って?」


 問われた三人だが、答えることは出来なかった。

 代わりに、ノーシャが自答する。


「あのひとたちは……あたしにそれを教えてくれたの。それが義務だ、あたしの使命だ。ならば果たそう、あたしの役目というものを。あたしは……あたしは……フランを……」

「くっまさか!?」

「下がって!」

「そんな……っ!」


 ノーシャの殺気が膨らんでいくのを感じ、直樹達は距離を取った。

 バサァ、と翼がはためき、ノーシャが空を飛ぶ。

 同時に、羽を射出。無数の殺人羽が、直樹達を射抜かんと宙を舞う。


「くっ!」


 心がユートピアで弾幕を張った。フルオート射撃で撃ち落とされていくウイング。

 しかし、マシンピストルでは全てを撃ち落とすことは叶わない。


「くそっ!」

「えいっ!」


 直樹が雷を、炎が炎を空に飛ばし、羽を墜としていく。

 迎撃は順調かに思えた。だが――。


「なに……ぐっ!!」

「えっ……うわっ!?」

「心!? 炎!?」


 直樹だけは反応出来たが、心と炎は間に合わなかった。

 しかし、予想出来るはずもない……よもや羽の一枚一枚がノーシャに変化するなど。

 心と炎は羽ノーシャに組み付かれ、行動不能に陥った。

 複数の異能を組み合わせ、直樹が上を見上げると、ノーシャが両手の錠を怖し、手を合わせ前へと突き出している。


(……何だ?)


 こういう時の透視異能だ。

 直樹は彩香の異能を発動させ、ノーシャの狙いを知った。

 愕然とする直樹の目前で、ノーシャの両腕が変化する。

 先程のレーザー砲。それすらも軽く上回るほど巨大な砲身。

 直樹が盗み視たノーシャの思惑……それはアミカブル王国ごと、フランを抹殺すること。


「くっくそ……何で、そこまで……ッ!?」


 彩香の異能の弊害――他者の過去すら覗いてしまう――が発生し、頭を押さえた直樹。

 彼は視た。ノーシャの過去を。何があったのかを。


「……ダメだ」


 そしてポツリ、と呟く。


「絶対にダメだ……」


 ノーシャは、砲身を市街地に向けた。紫色の瞳に、暗い影を宿しながら。


「お前がそんなことしちゃダメだ!」


 叫び、直樹が跳ぶ。ノーシャの元へ。

 大切なことを忘却してしまった、彼女の元へ。


「消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ……フラン……フラン……」


 もはやまともに言葉すら発せなくなった、ノーシャは、怨嗟を口にしながら、主砲を充填する。


「あたしはあなたが憎い。憎すぎて、憎すぎて、もう自分が何の為に生きてるかわからない……」


 輝き始める砲身。赤白い光が、砲口から見える。街を、フランを吹き飛ばす凶悪無慈悲な光線。


「あたしはあなたを殺して始めて、解放される。全てが終わる。苦しみが収束する……」


 ノーシャは再び羽を射出した。今度は鋭い漆黒の羽。ノーシャの分身に変わることなく、鋭さを持ってして直樹を刺し殺さんとしてくる。

 だが、直樹に回避の余裕はない。ただひたすらに、盲目にがむしゃらに、痛みに耐えながら突き進む。

 直樹は速度を落とさず、真っ直ぐに跳躍する。身体の一部に羽が突き刺ささろうとも。


「待て! 思い出せ! お前が本当にしたかったことを!!」


 直樹は叫ぶ。相手は忘れているだけだ。記憶が壊されたわけじゃない。そう信じて。


「……ッ、何を……」

「ノーシャ!! やめろ!! フランを殺したらお前は絶対後悔する!!」

「何も知らないよそ者が……」

「ぐっがはっ!?」


 羽がどんどん突き刺さる。腕に足に腹に背中に。

 このままでは死ぬ。だが、今ノーシャを止めなければいずれにしろ、死ぬ。

 というよりも。


「もう悲劇はこりごりだ。頼む! 思い出してくれノーシャ! お前は……本当は……フランを――くっ!」


 羽が右胸に突き刺さる。直樹のスピードが減速した。

 フフッ……ともはやなぜ笑うのかすらわからなくなったノーシャが笑みのような何かを作る。

 その顔は死んでいた。もはや生きてなどいない。

 自分が何者で、何をしたかったのか、彼女は自分の意志で思い出せない。

 ならば――彼女の親友の力を借りるべきだろう。


「ノーシャぁぁああああ!!」


 遠く離れた家の庭から、ライフルを構えているメンタルの傍に立っていたフランが、ノーシャに向けて力一杯叫んだ。

 

「――フラン……」


 一瞬、ノーシャが揺らぐ。その揺らぎは、復讐の相手を見つけたためか。

 それとも……親友の姿を確認したからなのか。


 直樹は体勢を立て直し、再び飛ぶ。

 ノーシャにフランを殺させてはいけない。絶対に。そう胸に秘めながら。


「思い出すんだ! 自分が何をしたかったのか……ノーシャ!!」


 ノーシャの目前に接近した直樹が、炎の拳を振り上げた。


「……あ」


 殴られる直前、地上に立つ親友を見下ろしたノーシャは、やっと思い出す。

 自分が何で捕まったのか。何の為、誰の為に捕らえられたのか。

 その根底にあった想いは。胸に秘めていたはずの友への想いは。


「……あたしは……フランを、守りたかった……?」


 ノーシャの顔へ直樹が拳を振り下ろす――。

 友への気持ちを、反転させられた堕天使は、地上へと墜ちて行った。

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