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暗殺少女の理想郷  作者: 白銀悠一
第六章 壊れる世界
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生と死

 ノートパソコンを膝の上に乗せ、ネットをするには煌びやか過ぎる一室の中でカタカタとキーボードを叩いていた彩香は、焦ったような面持ちでもう一度コールした。

 コール対象はメンタル。まずいことが起きた。


「ちょっと……いくら何でも用事はないでしょ。敵に……それも強大過ぎる奴に出会ったんでしょ」


 まるでパソコンを睨み付ければ、海を隔てた先にある日本、そこにいるメンタルを見つめることが出来るかのようにブルーライトの画面を見続ける彩香。彼女の忌々しくそして優れた透視異能も、監視カメラにハッキングしていないただの画面ではメンタルの顔を目すことは出来ない。

 それでも、彼女は視線を向ける。そうしていれば、祈りが届くかのように。


「くそ……出てよ。もう仲間が死ぬのはこりごりなんだって……」


 だが、相手が大切であればあるほど、通信はしないという予感が彩香にはあった。大切だからこそ、ひとりで全て抱え込む。

 恐らくはキング。奴がメンタルの前に現れた。自称王など痛々しいにもほどがあるが、あの男の強さは王という称号がふさわしいようにも思えた。

 古来は強い者が王と……支配者となった。反逆する者は殺し、気に入らない者も殺し、掟を少しでも破った者は殺す。殺殺殺殺……人を殺すために生きているのではないか、と思ってしまうほど大量虐殺を行う。

 時代が逆転し始めていた。力が全て、というのは今も昔も変わらない。暴力か権力か……振るう力が違うだけ。

 だが、三十年前はそれでも人は人の権利を守ろうとしていた。しかし、今はどうか。ちょっとした違いで仲間か否かを判別し、敵ならば容赦なく殺す。


(そんなこと続けたら滅んじゃうでしょ。相手と自分の力が拮抗してたら、まともな勝利が得られるはずがない。勝てても、大打撃よ)


 今行われている戦争は茶番以外の何物でもない。地球を壊せるに足る兵器を、地球の上で、地球を賭けて振るい合っている。

 そういうモノを題材にする作品がいくつもあり、彩香も見たことがある。大抵の結末は、無事わかり合えるか、もしくは地球滅亡エンドか。そのどちらかだ。

 そういったモノを見ても、奴らは戦争を始めた。所詮はフィクションだ、とでも思っているのだろうか。


「事実は小説より奇なり……有り得ないことが現実に起こるのに」

「例えば、地球が滅びるとか、ですか。ぐちぐち言ってないで、あなたは自分のやることに集中してください」

「小羽田……」


 引きこもりすら光物にあてられて、出て行ってしまいそうな部屋に小羽田が入ってきた。

 彩香にとっては忌々しい百合趣味の少女……であるが、追い払う気は全くない。

 その顔には不安が張り付いていた。彩香と同じ予感を彼女は抱いている。


「メンタルは心と同じ、現代戦に精通した暗殺者。向こうに拒否されたら私がどう足掻こうが厳しいのよ」

「……それでも、です。メンタルさんのことですから、全て理解した上で行動しているのでしょう。相手の戦闘能力は未知数で、例え仲間を呼んだところで勝利出来るか怪しい、ということを」


 メンタルは心と同じくらい冷静に相手の弱点を見極めて敵を狩るハンターだ。彼女の武器は銃器と身体強化デバイス。後は暗殺者としての技能のみである。

 恐らくは銃器が通用しない相手と戦うには相性が悪すぎる。無力と言っても仕方ない状態だ。

 それでも、彼女は戦うことを選んだ。考えなくてもわかる。心のため、自分を受け入れてくれた姉のためだ。

 だからこそ、彩香は焦燥を募らせる。


「心は絶対にそんなことを望まない……あなただってわかっているでしょ……!」


 しかし、そう画面に叫んでも返答は届か――。


『彩香……聞こえる……?』

「メンタルッ!?」


 ないとばかり思っていた返事に、彩香が思わず立ち上がる。拍子に落としそうになったパソコンを、駆け寄った小羽田がキャッチした。


「メンタルさん!? 生きて……」

『小羽田……ええ……ワタシは生きているわ』


 感激のあまり抱擁した彩香と小羽田はすぐハッとして離れる。そして、二人が同時に思っていた疑問を、彩香が口にした。


「どうやって……」


 彩香の投げかけた問いに即答するとばかり思っていたメンタルが、答えあぐねるかのように沈黙する。

 少し間を空けて、メンタルは答えた。自分自身でも理解しかねると言わんばかりに。


『対象……キングを……暗殺した』





『それって……え?』


 携帯越しに聞こえるその困惑は、まさに彼女自身のモノだった。

 遠くから砲撃音が聞こえ始めた静かな森の中で、間の抜けた表情の死体を見下ろすメンタルは、彩香にわからないと告げた。

 決死の覚悟で放った、効果がないと思われた弾丸。だが、その銀弾はものの見事にキングの脳内を貫通し、撃ち落とされた鳥よろしくターゲットを地面へ落下させた。

 暗殺対象と同じように、メンタル自身も驚きを隠せない。

 姉を守れたという喜びに、打ちひしがれる余裕もない。ただただ、わからない。疑問だけが、彼女の頭を支配していた。


「アンチサイキックライフルによる狙撃で、キングは死亡。死体の画像を送る」


 パシャと血に染まる死体を撮影。彩香が構築した秘匿ネットワークでデータを送信。

 検死するまでもなく、死因は銃殺。故に、相手の異能の全貌が理解出来ない。

 ここにこの男が存在するということは、間違いなく核攻撃を生き延びたということだ。

 あれほどの破壊から生き残れた存在が……一発の銃弾で命を終える。理解が及びそうにない。


(異能の発動前に先手を取れた? ……だとすれば無警戒にもほどがある。ここは戦場だというのに)


 いや、もう必要ないか、とメンタルは首を振って疑念を頭の片隅に追いやった。

 敵を斃せれば、それでいいのだ。これで直樹達は心の捜索に専念出来る。クイーンとメンタルズの仇も取れた。

 後は姉が無事に戻り、理想郷への鍵とやらを見つけ出せればそれで全てが解決出来る。


「……これが最後の人殺しにしたいわね」


 心と姉妹の契りを交わしてからというものの、メンタルは人を殺さなかった。

 いや、ある意味ではホンモノの人間を殺したのは初めてなのかもしれない。今まで、殺してきたのは全てクローンだった。

 だが今はそのことに感慨を馳せている場合ではない。一刻も早く心を見つけだし、事態を収束させることが先決だ。


「ワタシは姉さんの捜索を続ける。何かわかったら、教えて」

『了解』


 メンタルは口笛を吹き、馬を呼び寄せた。役目を終えたとばかり思ってた馬が、待ってましたというように颯爽と現れる。





 壊れかけの住宅街、そのボロボロの道路の上で、三人の男女が止まっていた。一人の少年は携帯を手に、もう一人の少女は真剣にその少年を見つめ、最後の女のくせにガンマンの姿をした少女はリボルバーをくるくる回している。


「本当か!?」

『ええ。メンタルがキングを殺した』


 道筋はわかっているのに、なかなか見つからない探し人はざまこころ。ままならない状況でストレスを感じ始めていた一行に転がってきた朗報に、直樹は声を荒げて驚いた。

 驚愕を隠せない。転校してきた心が暗殺者だったという真実にも匹敵するレベルだ。


「……それが本当なら嬉しいけど、悲しくはあるね」


 炎が喜ぶのか嘆くのかよくわからない微妙な顔になる。心であれば絶対喜ばないことだからだ。

 だが、今はその事実を嘆いている暇はない。メンタルの精神状態のフォローは後回しだ。

 早急に心を見つけ出さなければ。直樹はトラッキングを続行する。


「とにかく、今は急ごう」

「……お急ぎのとこ悪いが、ちょっと中断してもらうぜ」


 突然口を開いたエリーに直樹が目を向ける。どうしたのか、と疑問をもたげた直樹の側頭部に、エリーがリボルバーを突きつけた。


「なっ――!?」

「いいから伏せろ。早くしないと頭が吹っ飛ぶぞ」


 抵抗するか迷った直樹だが、即座にエリーの命令に従った。

 直後に迸る閃光。直樹の真正面から光の弾が飛来した。


「危なかったな」

「……敵襲!?」


 炎の叫び声に、直樹が顔を上げる。視線の先には、光のような白髪の男女が壊れかけた電柱と屋根の上に立っていた。


「私に感謝しろよ。私が頭下げろって言わなかったらお前の頭と胴は離婚してた」

「ならもうちょっと他の言い方してくれよ」


 一瞬裏切られたと思った直樹は、文句を言いながらもそんな思考をした自分を恥じた。

 敵を仲間にしておきながら、他ならぬ自分が味方を疑ってしまうとは。


「クソロシアンのお出ましだ」


 エリーは二人を見上げながら鬱陶しそうな表情になる。知り合いかと思った直樹の推測は当たっていた。

 エリーと同じく狭間心を狙っていたロシアの双子、リスト&リリィ兄妹。先行して心と交戦し、見事に敗北した彼らは、直樹達と同じように心の足跡を追ってきていた。


「コスプレシュミのアメリカンに言われたくないわ!」

「話しかけがカタコトになるクソ野郎が妹のリリィだ。で、もうひとりのあのクソ男が……」

「お前! リリィをバカにシタナ!?」

「ってな感じで語尾の発音がへたくそなのが兄であるリスト。どっちもクソクソそびえ立つクソだ」


 エリーの解説に腹を立てる双子。素知らぬ様子でエリーは、リストが近接型で、リリィが遠距離型。ダブルセットで一人前の半人前くそ野郎と罵倒を交えながら相手のネタばらしを行う。


「……よし、炎、一気に……」


 と直樹が炎と連携を取ろうとすると、エリーが勘弁しろと声を上げた。


「あいつらクソ双子の相手は私がする。アンタらはさっさと人探しに出向くんだな」

「え? エリーちゃん、でも……」


 ガンマンはリボルバーを右手に持ち、左手でカウボーイハットの端を掴んでキめた後、フッと笑いながら、


「正直、これ以上私が役に立つとも思えねぇ。調査なんてしみったれたことはそもそも私のがらじゃねぇし、私が心を目撃した場所ももうとっくに過ぎちまった。基本的に隠密で動くから私の銃が火を吹くこともなし、退屈していたところだったからな。そんな時、まるで撃ってくださいとばかりにくそ野郎が現れた。これは私に銃を抜けと叫んでるのさ。運命って奴が」


 そんなことを言いながら、ガンスピンをまた披露する現代に現れたガンマン。

 そんなことないと思うよ、という炎の反論も、戦いを前に高揚し始めたエリーには届かない。


「それに、あいつらは私の……ライバルって奴さ。私の方が実力も容姿も学力も全てにおいて上だがな」

「ふざけたことをヌカスナ!」「アナタの方が格下よ!」


 エリーは双子の叫びを無視し、直樹と炎に向き合う。

 そして、今一度述べた。運命に従う、という決意を。


「ほら、さっさと行け。後は私に任せて、一刻も早くこんなことを終わらせろ。正直に言うと、お前の不殺の覚悟って奴に感銘を受けちまったんだよ。今までそんな奴一人もいなかったし」


 ジュッ!! という音が響いた。あまりにも長いエリーの話にしびれを切らしたリリィが撃ち放った閃光を、エリーが後ろを見ずに撃ち抜いたのだ。


「マジでもう少し早く出会いたかったところだ。そしたら、私は自分の両親を殺さなくて済んだかもしれない。あっさり殺しておいてなんだが、両親には何の恨みもなかったからな」

「エリー……」


 その顔に悲しみを見受けて、直樹が同情的に名前を呼ぶ。

 だが、ガンマンはいつまで突っ立てやがる、とその同情を一蹴した。


「お前らはとっとと見つけてこいよ。ダチなのか女なのかは知らんが、必要なんだろ?」

「わかった。行こう、炎」

「……うん。気を付けてね、エリーちゃん」


 直樹と炎が、エリーの後ろを駆けて行く。彼女の無事を祈りながら、心を探し求めて。

 その後ろ姿を見つめ、エリーは微笑んだ。


「信頼してくれてありがとう」


 それは彼女の心の奥底から出た、最大級の感謝のことば。

 本来、捕虜にかつての同僚相手の足止めを任せるなどということは有り得ない。

 直樹達がバカである、ということが要因と考えられる。それだけでなく、彼らがエリーを味方だと認めていることも。

 今までの人生が無駄であったかのような気持ちになる。積み上げてきた全てを否定して、エリーはかつての仲間と対峙していた。

 だが……不思議と悪い気はしない。むしろ俄然やる気が出る。


「私はインディアンを撲滅するタイプよりかは……正義のレンジャーの方が好きなんだよ」


 エリーは愛銃を構えた。そろそろ私が活躍する時だ。そう笑みをこぼしながら。


「さぁ、ショータイムだ!」





「彩香ちゃん!」

「久瑠実? 一体……」


 通常なら影の薄い彼女も、必死の形相で声を上げれば存在を否応なく認識させられる。

 それほど、久瑠実は焦り、息を荒くしていた。一体いくらするのか見当もつかない彫刻の施されたドアをやぶらん勢いで入ってきた彼女は、


「今……フランちゃ……報告……敵……」

「いったん、落ち着きましょう。ほら、私の膝に」

「いや絶対落ち着けないでしょ。こっち座りなよ」


 最大の障害が取り除かれていつものノリが出始めた小羽田を退け、彩香は久瑠実を隣に座らせた。

 びっくりするほどふかふかのソファーに、三人の少女が座る。

 はい吸ってーはい吐いてーという彩香の掛け声に合わせ深呼吸を繰り返した久瑠実は、やっと本題を口にした。


「シャドウって人に助けられた異端狩りの騎士が、国内で捕まったって!」

「え? それはどういう……」


 訳がわからず質問する彩香。だが、その質問は新たなる問いに遮られた。


「……その子は女の子ですか?」

「え……た、ぶん」

「その子は女の子ですか!!」

「はっはい! そうです絶対間違いなく!」


 あまりの小羽田の剣幕に、引きながらも答えた久瑠実。その回答に納得したのか、妙にご機嫌な小羽田が行きましょうと立ち上がった。


「人づてだと誤解が発生するかもしれませんし、直接お話を聞いた方が早いです」

「……色々と突っ込みたいけど、まぁその通りね。行きましょ」

「わかったよ。ついて来て」


 久瑠実の案内で、その騎士の元へ彩香と小羽田は歩いて行った。何かしら得られるものがあるかな、と期待を込めて。

 


「で、この子が例の異端狩り……」

「やったー! 少女です美少女です食べごろです……」


 うるさい百合趣味を押しのけて、彩香はベッドに寝かせられている少女に近づいた。

 てっきり軍の施設か何かに囚われていると思っていた騎士は、案外近く、王宮内の簡易病室に横になっている。


「そうだ……よ。親父……父様に私がお願いいたしました」

「何にもわからなくてもどかしいから、せめて尋問くらいさせろってね」


 言うのはフランとノーシャだ。情報伝達係の彩香とは違い、二人は特に敵の襲来があるわけでもなく暇を持て余していた。

 まだ完ぺきとは言えない日本語で、フランが少女について説明を始める。ノーシャのフォローを交えつつ。


「この子はナンバー356。重力使いで、シャドウと交戦して助けられたとおっしゃていやがる。重要過ぎてヤバい情報を持っていたためなことがわかり出した」

「意訳すると、シャドウから大事な情報を預かっていたことがわかったの」


 意訳する、という単語が聞こえ、フランが一瞬シュンとした。だが、すぐに切り替えて説明を続ける。


「王……キングの異能について。子細は――」

「あーそれならもう大丈夫。キングはメンタルが斃したから」

「え? それ本当なの?」


 ノーシャが彩香に反応する。驚きが顔に出ていたのは近くにいたフランと久瑠実もいっしょだ。

 彩香は小羽田ととも詳細を説明した。メンタルがキングと交戦したこと。狙撃でキングを暗殺したこと。

 驚嘆するフラン達に、だからもう心配はないわよと彩香は言い切った。


「そこの腐れの言う通り、直樹達なら問題ないと思いますよ。矢那さんの状態が心配ですが、後は――」

「ちが……ぅ」


 小羽田の言葉は、突然上がった声に遮られた。

 声の主に、全員の視線が移動する。先にいたのは、目を覚ましたナンバー356だった。

 苦しげなその声を止めることすら出来ず、その内容に引き込まれる。切実な声音が、危機感を表している。


「……そいつは……ちがぅ。アイツは……銃弾なんかじゃ……死なな……い!」

「じゃ、じゃあ何だって言うの……?」


 黙してしまった一同に代わり、彩香が訊ねる。

 口調こそはっきりとしていたが、内心は不安と恐怖でいっぱいだった。

 メンタルは確かにキングを暗殺した。証拠に画像が挙がっている。万が一、敵による捏造画像であり、メンタル自身が既に敵の手に落ちていたとしても彩香に嘘は通じない。

 彼女の透視異能が、その画像が間違いだと教えてくれる。

 確実にキングは死んだはずなのに、少女の訴えが、叫ぶ声が、その安心感を吹き飛ばす。


「あい……アイツは……にせ」


 少女の言葉は途中で切れた。

 突如鳴り響いた轟音が、破壊の音が少女の言葉を途切れさせる。


「な、何が……」

『フラン様! 敵襲です!』

「何ですって?」


 アミカブル語で警備兵に応対するフラン。困惑する一同の中で、透視異能のある彩香だけが、その襲撃者を視つけることが出来た。


「ば……バカな……」


 何もない、天井の隅を見上げ、狼狽する彩香。

 視えている。

 彼女にははっきりと、その姿が目視出来ている。


「嘘だ……そんな……」


 後ずさり、壁に背中を付けて、力なく座り込んだ。

 それほどの衝撃。全てを諦観したくなるような相手が、彩香の瞳に写っている。


「まさか……」


 それは彩香の言葉であり、他全員の想いだった。

 彩香の様子に全員が察した。何が外にいるのか。全員が理解した。

 彩香がみんなを代表し、その者の名前を告げる。


「キング……」


 メンタルが暗殺したはずの敵が、王国上空に浮かんでいた。

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