VRMMOが成立する世界観③
VRMMOを扱った作品は多々ありますが、外国人の登場人物を見かける事はごく稀だと思います。
海外ではVRMMOが普及していないのでしょうか?
ゲームは日本のサーバーで行われているので、日本人しかできないと反論する人がいると思います。
しかし、VRMMOが一般家庭に普及しているという事は、同じ先進国なら外国でも普及していると考えるのが自然です。そしてMMOである以上、外国人プレイヤーというのはある程度の割合存在するのではないでしょうか?
外国の方が日本のゲームをやるにあたって、まず問題になるのが「言語の壁」です。コミュニケーションが重要になるMMOであれば、この問題をクリアできない事には話になりません。
言葉が違うから、日本のVRMMOをやらない。
本当にそうでしょうか?
私は違う可能性を考えます。
その可能性とは自動翻訳ソフトです。
VRMMOはサーバーを介して、VRマシンを使ってプレイします。それはつまり、「翻訳するタイミングがある」事を意味します。
それなら機械が中継する間に英語でもドイツ語でも日本語に翻訳してしまえば、海外のプレイヤーも多数参加できるのではないでしょうか?
この自動翻訳という技術はゲームだけではなく、ビジネスでも有効活用されるモノです。でしたら、近未来世界であれば存在してもおかしくないのではないでしょうか?
今存在しない技術の存在する世界。
出来るようになったのは、VRMMOだけではないと思います。
2014年2月23日 誤字修正
× それなら機会が中継する →
○ それなら機械が中継する