VRマシン、その形状と特性
VRMMOをするにあたり、そのインターフェースはどのような形をしているのか。
私の見知った物を挙げていく。参考文献は電撃文庫で統一してみた。
・ ヘッドセット・ヘルメット型
値段:手頃(推定5万円) 必要技術:難しい 犯罪への使用:極大
目を覆うバイザー、耳を覆うヘッドフォン。それらを支えるフレームで構成された、最も危険なVRマシン。ほんとうに、どうやってこれでVR世界の情報を脳とやり取りできるのか……。
あと、体を固定しない事が多いので、寝返りなどでずれたりしそうだと……。寝相の悪い人にはお薦めしない。
たまにあご紐のないイラストを見るが、それだとゲーム中に脱げ落ちると思うのだが。
機械部品の少なさから、値段は一般に普及すると言われて納得できる物になると予想される。そのぶん不正改造や犯罪行為への転用が相次ぎそうだが。
どんな技術か分からないが、この形だと道行く人にいきなり装着させ、むりやりVR世界にダイブさせる事が出来るんじゃないだろうか?
時代的には200年後を想定してみてはいかがでしょうか。
暇な人は「SAO」を読んでください。
・ 棺桶・ベッド・椅子型
値段:小金持ち用(推定50万~200万円) 必要技術:比較的簡単 犯罪への使用:それなり
棺桶やベッド型はカプセルのような物の中に入り、椅子型ならマッサージチェアのような椅子に座り、体を固定し、頭の部分にあるよく分からない電極のたくさんついたヘルメットをかぶって使う、VRマシン。
機械パーツが多くなることで値段が高くなってしまうが、体を固定することで不随意筋による物理的トラブルを防いでくれる。
また、全身のモニターが出来るので、健康の管理もばっちりである。
見た目的にだが、必要とされる技術力は低めに見積もった。異論反論は認める。
犯罪行為への使用は、拉致監禁が主な方法でしょうか。VRMMOお約束、ログアウト不可ですね。
時代的には、今から100年後程度を想定してみてはいかがでしょうか。
暇な人は「クリス・クロス」を読んでください。
・ 脳内チップ・ニューロジャック型
値段:ちょっと高め(推定10万~20万円) 必要技術:わりと難しい 犯罪への使用:別件
脳みそにチップを埋め込み、そこから情報のやり取りをするタイプ。
ニューロジャックとは、脳内チップにケーブル(を差し込む穴)が付いていて、有線で情報のやり取りをするタイプ。脳内チップだけで出来るのなら無線タイプですね。
値段については、生まれた時に脳の手術をするとこれぐらい、というものです。
犯罪への使用は、かなり難しいと予想されます。今までのとは逆に、脳内チップの利用者が自分の意志で行う犯罪は増えそうです。
脳みそにチップを入れるという事は倫理観から言えば相当根深い反対を受ける事でしょう。扱われる世界は近未来では済まないと思います。時代的には数100年後を想定してみてはいかがでしょうか?
暇な人は「アクセルワールド」を読んでください。