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Winning Ticket-19

あの決闘後――デュランに一本の電話がかかってくる。

 ――ああ、もしもし? ……これはフレッドさん。如何しましたか? ……え? アンナさんのことはもういいのか、ですって?

 ふふふ。

 ああ、いえ、すみません。つい……。いえね、わたくし実は黙っていたことがありまして。ええ、そうです。アンナさんにも……。そうです。あの時言いかけたことの続きです。


 ――絶対に秘密にしてくださいますか? ……それならば。

 実のところ、私は……なぜなら、私の性別は女なんです。

 ――え? いえ、それはまあそうなんですが。でも本当ですよ。嘘ならもう少しまともにつけると思います。

 そう、ですからあなたは何もお気になさらずに。……いえ、いいんですよ。本当に。でもどうか、アンナさんには。……ええ、お願いしますね。


 そうそう、アンナさんにはちゃんと謝りましたか? ……そうですか。それは喜ばしいことです。

 ――あら、ふられちゃったんですか? 「もっといい男」に……そうですね、その意気です。え? ああ、すみません。余計なお世話でしたね。


 ――ええ、ではそのように。これは「オトコ同士の約束」ですから。ええ、私は男のままで……。

 それではフレッドさん、さようなら。どうかアンナさんを――……そ、そうですね。私がお頼みする筋合いでもございませんね……。はい、ではまたいつか。お元気で。

「貴様にアンナのことを頼まれる筋合いはないわ!」とアルフレッドは電話口の向こうで叫んでいるのかもしれませんね。


というわけで、これにてウイニングチケット終了です。

次章からもお楽しみに!

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