表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

プロローグ

「おろ?」


扉をあけたらそこは王侯貴族の執務室でした。


いかにもって服の、いや、服というのも軽々しくて躊躇われるような衣装の男のひとが二人、ぽかんと顎を落としたままこっちを凝視している。青年というより少年にちかい男の子を囲んで書類攻め。半泣きの少年はやけにきらきらしい涙をひとつぶ落とし、首を傾げた。


「だれ?」


こっちが聞きたいよ、少年。


思わず言い返しかけた瞬間、いつの間にか満面の笑みになった青年二人が目の前に迫っていた。何それこわい。い、嫌な予感が、


「どれだけこの日を待ちわびたことかっっ」


「エドワードさま!ついに、ついに!お妃さまのご来訪です!」


そしてむんずと腕をつかまれ、引っ張り込まれたわたしの背後、わたしの人生を決定的に変えた扉が、ぱたんと閉まった。




翡翠に行き詰っていたらこの話が浮かびました。大分勢い投稿なのでタイトル後からかえるかもしれないです。


11.09.17  狩乃

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ