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0651・再び武具製作




 64階に進んだ僕達は、脱出の魔法陣を探しつつ採掘や伐採をしていく。採取場所は記録に残すだけで、今はスルーして先へと進む。なかなかに暗闇の造魔の数が増えてきている為、採取までしていては無駄に時間を潰してしまう。今は急ぐべき時だ。


 僕達は素早く敵を倒していきながら、しかし採掘で良い物が出ると喜んだ。今回は少なかった重結晶や聖結晶に白結晶が、ここに来てそれなりに出始めたからだ。良い感じで手に入っているが、もうそろそろ帰らないといけないという状況。


 こんな時に出始めるなよと思いつつも、でも手に入るなら可能な限り入手しておきたいという欲。その焦りもあるのか、戦闘が割と雑になってしまっているが仕方ない。ちなみにアルゼルはお菓子を食べつつ戦っている。



 「コレ結構好きだけど、食べるならゆっくり食べたいねー。別のないかなー?」


 「ア○フォートは気に入ったみたいだけど、確かに食べるなら落ち着いている時だね。だったらコレを食べるといいよ」


 「なにこれ?」


 「ハイチ○ウ? それはソフトキャンディー。だから適当に噛んでるといい」


 「ふーん……」


 「それなら戦いながら食べられるから良いんじゃないかと思ってね。ガムとかも持ってきたけど、多分アルゼルは好まないだろからさ。ガムは飲み込む物じゃないし」


 「吐き出す物を食べても仕方がないねー。それじゃ、お腹は膨れないしー」


 「だろうね。君にとってはお腹が膨れるか否かが重要なのであって、菓子を楽しむのはまた別だからな。まずは食べて飲み込み、お腹が膨れなければ意味はあるまい」


 「おっと、脱出の魔法陣があったよ。とはいえ、もうちょっと探索できるから出来るだけ採掘したいところだね。採掘ポイントが見つかるかは分からないけど」


 「それはそうですけど、進んでみなければ分かりませんから、とりあえず時間までは探しましょう」



 アマロさんの言葉の後、皆も脱出の魔法陣の先へと進んで行く。それなりに敵は出てくるけども、なかなか採取ポイントも採掘ポイントも伐採ポイントも見つからない。結局散々に探し回ったものの見つからず、僕達は引き返して脱出した。


 師匠の家へと戻った僕はソファーの部屋からマイルームに行き、仲間達を訓練場で召喚する。向こうにはラスティアとキャスティとファルは置いたままだ。その後、皆から必要な素材をプレイヤーマーケットに流した事と、注文がメッセージで送られてきた。


 僕は優先つきの物を全て購入し、一つ一つ注文の武具を作っていく。イルからはアルゼルのライダースーツとブーツや剣帯などが注文されていた。どうやら武具に関してはあるので今はいいらしい。



 ―――――――――――――――


 <靴> ウェルズベアー・エリートの皮と硬堅木と重結晶のブーツ 品質:8 レア度:6 耐久1080


 ウェルズベアー・エリートの皮を使い、重結晶を防護とスパイクとして取り付けたブーツ。爪先の硬堅木と重結晶が相手の骨を蹴り砕き、足裏のスパイクが敵をズタズタにする。むしろ武器と見紛うような強力なブーツになっている為、敵以外は蹴らないようにしよう

 防御力28(闘気強化時33) 魔法防御力28(闘気強化時33)


 ―――――――――――――――



 剣帯は大した事がないので安物よりも耐久力が高い程度だった。が、このブーツはなかなかに強力だ。僕は作り終わった物をイルに優先付きで流し、その旨をメッセージで伝えておく。次はナツの物か。


 こちらは前に葛藤していたライダースーツと盾なので、さっさと作ってしまおう。皆が着ているんだから、そこまで気にしなくてもいいと思うけどね。僕は作る側だけど、既に何とも思ってないよ。



 ―――――――――――――――


 <盾> ライトウッドと光結晶のラウンドシールド 品質:6 レア度:6 耐久1550


 ライトウッドと光結晶を組み合わせて作られたラウンドシールド。強力な光属性を有しており、闇属性に高い耐性を誇る。しかしながら、それ以外の属性に対しては耐性を持たないので注意

 破壊力減少9(闘気強化時14) 魔法攻撃減少9(闘気強化時14) 【闇耐性・大】


 ―――――――――――――――



 ラウンドシールドは耐久が低いだけで防御性能そのものは変わらないみたいだね。それなりに大きい盾だからかな? 直径でいうと60センチほどあって、結構大きめに作ってある。それを少々確認したら、ナツに優先つきで流しメッセージも送った。


 次は……と思ったら時間がマズぞうなので、僕は慌ててソファーの部屋へと移動する。まだ皆は移動していなかったが、すぐにファルが来たので食堂へ。危なかったー、また食事に遅れるところだった。


 師匠と戦争の話などをしつつ食事を終わらせると、ソファーの部屋へと戻ってマイルームへ。今度は現実での食事の為にログアウト。雑事を終わらせて夕食を作っていると両親が帰ってきたので、そのまま手伝って貰う。


 そして夕食を終わらせてお風呂に入り、全て終わったら部屋に戻ってログイン。ここからはアマロさんの注文だ。



 ―――――――――――――――


 <剣> ライトウッドと光結晶のブロードソード 品質:6 レア度:6 耐久1190


 ライトウッドと光結晶という2重の光属性で強化されたブロードソード。強力な光属性を有しているが光属性に強い者には碌に効かないので、その事に気を付けて使っていこう。

 攻撃力38 破壊力1 光属性(大)


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <盾> ライトウッドと光結晶のラウンドシールド 品質:6 レア度:6 耐久1470


 ライトウッドと光結晶を組み合わせて作られたラウンドシールド。強力な光属性を有しており、闇属性に高い耐性を誇る。しかしながら、それ以外の属性に対しては耐性を持たないので注意

 破壊力減少8(闘気強化時13) 魔法攻撃減少8(闘気強化時13) 【闇耐性・大】


 ―――――――――――――――



 あー、やっぱり大きさかぁ。こっちのラウンドシールドは小型で、直径が30センチしかない。腕に装着して使う用途の盾だからか、耐久力も何もかもが低いね。しかしこれが注文なんだから仕方ない。メッセージだけ送って待とう。もう居ないなら明日だね。


 次はトモエの分を、と思っていたらイルが錬金部屋に来た。首に腕を回して抱きついてきたのでセクハラ警告が出ない限りは好きにさせ、今度はトモエの注文してきた品を作る。



 ―――――――――――――――


 <剣> 硬堅木と重結晶のグラディウス 品質:6 レア度:6 耐久1280


 硬堅木と重結晶で作られた幅広の剣。その威力と切れ味は素晴らしく、癖の無い威力の高い一品に仕上がっている。強力ではあるものの重さが重さなので疲弊しやすい。体力の配分に気を付けよう

 攻撃力37 破壊力2


 ―――――――――――――――



 「思ってるよりも強いのと、破壊力が2になってる。やはり重いだけに威力は高いみたい。重さで切る剣なら重結晶も優秀かもしれないけど、疲れやすいのが難点?」


 「だね。でもそれは威力にも関わってくるから仕方ないよ。重くないと威力が上がらないし、そうでなければ破壊力が2になっていないだろうしね。致し方なし。さて、トモエは居る筈だけど……」



 僕がトモエにメッセージを送ると、すぐに返事が来たので優先つきで流す。ようやく皆の分が終わったので今度は仲間の分だ。



 ―――――――――――――――


 <剣> 硬堅木と重結晶のファルシオン 品質:6 レア度:6 耐久1200


 硬堅木と重結晶で作られた少し反っている形状の曲剣。その切れ味は素晴らしく、癖の無い一品に仕上がっている。強力ではあるものの重さが重さなので疲弊しやすい。体力の配分に気を付けよう

 攻撃力38 破壊力1


 ―――――――――――――――



 「曲剣にしたら破壊力が減った。おそらく切れ味重視の剣になったからだと思う。素材によっては疲れるだけになる?」


 「そうだね。勿体ないからここからグラディウスにするよ、ライトウッドと光結晶は盾に使いたいから」



 僕は2本のグラディウスを作った後、ようやく盾作りを始める。といっても今日手に入った素材の量では一つしか作れないので、まずはシグマの盾を作ろう。


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