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0615・暗闇ダンジョン64階で帰還

皆様、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いしたします。

本日は元日ですので2話更新としました。




 聖結晶の話は横に置いておくとして、僕達は十分に休憩を終えたら先へと進む。暗闇の造魔が出てきても速攻を意識し、出来得る限り早く倒す事を意識していく。とにかく仲間を呼ばれると面倒な事になるので、可能な限り早く倒したい。


 何よりそれが一番安全な事も、誰もが分かっている。だからこそ前衛に負担が掛かっているんだけど、そこは我慢してほしい。僕が前に出てラスティアと交代しながらも戦う。たとえ右手一本でも重結晶製の武器の威力は高いなぁ。


 横目でシグマを見るけど、シグマの片手斧もかなりの破壊力をしている。やはり重結晶でもいいから1つでも多く手に入れたい。手に入れれば入れるだけ暗闇の造魔と戦うのが楽になる。それがハッキリと分かる威力をしているので、失敗だったと思う。


 他の仲間の武器に重結晶を使っていれば、もうちょっと活躍できただろうに。勿体ない事をした。暗闇ダンジョンはドースじゃなくファルを連れてくるので、ファル用のメイスでも良かったんだよ、本当に勿体ない事をした。


 そう思ってふと気付く。あれ? <必中の剣>よりも光結晶や重結晶製の方が攻撃力が高いじゃないか、と。だったら<必中の剣>を使っても問題ないじゃない。どうせ余らせるだけなんだし。………持ってきてないかぁ。じゃあ、しょうがないね。



 「確かに<必中の剣>より攻撃力は高いけど、アレは対人戦闘で高い効果を出すから良いんじゃない? そのまま持ってなさいよ」


 「持ってたところで使わない気もするんだよね。勿体ない気もするし、どうせ戻ったら重結晶製の武器は作れるんだし。そうなるとお蔵入り状態になっちゃうんだよ。プレイヤーマーケットに流そうかな? あっても仕方ないし」


 「勿体ない気もしますけど、それも仕方ないのかもしれませんね。勿体ないと思って使わなかったら、結局使わないまま終わったとか、よくある事でしかありませんし。ラストエリクサー症候群って言うんでしたっけ?」


 「いや、エリクサー症候群でも良いと思うんだけどね。どのみち使わないし、使ったら負けだと思ってるから。コテージは使ってもエリクサーは使わない。ついでにエリクシャーも使わないね」


 「いや、エリクシャーって懐かしいな。最初からプレイしていったから2作目か。あのゲームは鎧を着たら死ぬゲームだからなー。それも重い鎧を着れば着るほど不利になるゲームだし、あのタイプって非常に珍しいと思うわ」


 「普通は鎧を着て防御力を上げる筈だよね。にも係わらず、防御力を上げようとして重い鎧を着たら回避できなくなって死ぬんだよ。現実的ではあるんだけど、普通のRPGとは違うよね」


 「防具は装備しない、必要なのは左手の盾だけ。それで最後まで行ける。リボンは装備していいけど、それ以外は銀の髪飾りとか力帯に黒頭巾ぐらい? あれほど防具が要らないゲームも珍しい」


 「無くても普通に勝っていけるし、大半の敵の攻撃は盾で完全に防げるからな。それ以上の攻撃回数でダメージを受けるならブ○ンクを使えば済むし。ラスボスはアス○ルでMPを全て奪えば、通常攻撃しかしてこないし」


 「それ以前にヘイ○トを使ったブラ○ドソードで普通に勝てる。遅くとも3ターンでラスボス戦は終了。「ウボァーッ」が聞ける」


 「別に聞く意味も無いけどな。それより暗闇の造魔が来たんで真面目に戦おうか」



 僕達も気を引き締め直して戦闘を始める。今回の暗闇の造魔には敵を呼ばれたけど、戦闘を開始してすぐに叫ばれたので止めるのは無理だった。流石に殴れば止められると言っても、殴る前に叫ばれるとどうにもならないね。


 大した数は来なかったので良かったけど、敵を呼ばれるのは本当に面倒臭いよ。戦闘を終えた僕達は進んでいき、地図を描きつつ採取活動を行っていく。白結晶なども出たので、何とか1つぐらいは光結晶を作れそうだ。


 やれやれと言いたいけど、それでも手に入っただけ良かった。僕としては助かったと言わざるを得ない。これでファルに持たせるメイスも作れるようになった。重結晶はどうしようかな? そっちが意外に手に入ってるんだよね。


 そんな事を考えつつも、倒して進んで採取を繰り返し、結果的に64階まで進む事が出来た。聖結晶の量的に、何とかラスティアの短剣は作れそうだ。意外と言ったら何だけど、聖結晶って手に入るね?。



 「そうだな。俺の方もそれなりには手に入ってる。これから師匠に聞いて、聖結晶に混ぜられる物とか探さないとな。魔鉄なんかも組み合わせられるかもしれないし、色々と進みそうだぜ」


 「そうなるとそうなったで大変だとは思うけどね。何か有用な物とか分かったら頼むかもしれないし、その時は宜しく」


 「ああ、分かってる。それじゃ」



 そう言ってバイゼル山にユウヤが戻るのを見送り、僕は師匠の家に入ってソファーの部屋に行く。マイルームに戻る前にナツがメイスを頼んできたので了承し、僕はマイルームへと転移する。


 錬金部屋に入ると、早速売りに出された素材を買い、ナツのメイスを作製していく。ついでにファル用のメイスも作製し、完成したのがこれとなる。



 ―――――――――――――――


 <棍棒> ライトウッドと光結晶のメイス 品質:6 レア度:6 耐久1350


 ライトウッドと光結晶という2重の光属性で強化されたメイス。強力な光属性を有しているが光属性に強い者には碌に効かないので、その事に気を付けて使っていこう。

 攻撃力38 破壊力6 光属性(大)


 ―――――――――――――――



 攻撃力も破壊力も高いなぁ。まあ、他の物も変わらないから、この程度はあると思ってたけどさ。これで更に楽になるだろう。ナツに連絡して優先をつけて流しておこう。……よし、終わった。


 次はラスティアの短剣なんだけど、ついでにもう1つも作っておくか。何だかんだと言ってナツのメイスを作るのにも全て使った訳じゃなく、素材は余ってるしね。



 ―――――――――――――――


 <短剣> 聖結晶の短剣 品質:6 レア度:6 耐久350


 聖結晶のみで作られた短剣。魔法を切り裂き無効化してしまう力を持つが、切れ味が優秀なだけで破壊力と耐久は低い。上手く使わないとすぐに壊れてしまう為、使用者の技量が問われる。鍔も聖結晶で作られているが、壊れやすいので注意

 攻撃力35 破壊力1 【魔法切断】


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <短剣> ライトウッドと光結晶の短剣 品質:6 レア度:6 耐久1180


 ライトウッドと光結晶という2重の光属性で強化された短剣。強力な光属性を有しているが光属性に強い者には碌に効かないので、その事に気を付けて使っていこう。

 攻撃力35 破壊力1 光属性(大)


 ―――――――――――――――



 短剣と考えれば十分過ぎるほどの攻撃力だね。薙刀は置いておいて、こっちを主体に戦ってもらおうか。暗闇の造魔相手なら十二分に戦える筈だし、効く相手なら問題なく使える武器だ。


 さて、それなら重結晶と硬堅木は何に使おうかな? あと作るべきなのはセスの武器なんだけど、セスは【剣術】なんだよね。それも細剣系だから重結晶とは相性が悪いしなぁ……。まあ、いいか。



 ―――――――――――――――


 <剣> 硬堅木と重結晶のエストック 品質:6 レア度:6 耐久1210


 硬堅木と重結晶で作られたエストック。その硬さと鋭さは素晴らしく、癖の無い威力の高い一品に仕上がっている。強力ではあるものの重さが重さなので疲弊しやすい。体力の配分に気を付けよう

 攻撃力38 破壊力2


 ―――――――――――――――



 やっぱり重いのか。仕方ないな。この攻撃力と破壊力だし、セスには上手く使う事を頼むしかないね。


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