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0473・第四回公式イベント その18




 ―――――――――――――――


 <投擲> からくり手裏剣 品質:10 レア度:10 耐久∞


 からくり人形が投げていた十字手裏剣。魔力を篭めてから投げると手裏剣入れに自動的に帰還する。とある人形師の最高傑作の1つ

 攻撃力15 破壊力4 【自動帰還】


 ―――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 <棍棒> 巨人の腕 品質:10 レア度:10 耐久???


 巨人兵の腕を直接棍棒に仕立てた物。攻撃力と破壊力は抜群だが、非常に重くて扱い辛い。使えるのならば使ってみるといい

 攻撃力34 破壊力10


 ―――――――――――――――



 何と言うか……な物だね。からくり人形の方はありがたいけど、ゴーレムの部屋にあったのは微妙かな? 何というか、多分だけど落とす形で使う物だと思うんだよね。使えるなら使えと書いてあるだけで、武器として使えとは書いてない。そこが引っ掛かってる。


 他に使い道があるのかもしれないけど、とにかく今は考えてないで先へと進もう。再びボス部屋に戻ってきたので、今度こそ6階へと進む。


 相変わらず頭だけを出してみたが、通路があるだけで魔物の姿は見えない。6階からは種類が変わる可能性があるので慎重に進んでいこう。はやったところで良い事なんて何も無いし、ここまで来て死ぬのも嫌だ。


 なので落ち着いてゆっくりと、10フィート棒を使って進んで行く。上からクロスボウを撃たれたものの盾でガードして防ぎ、左右の壁からのクロスボウは棒で先に無駄打ちさせる。


 そして地面から槍が突き出る罠はスカし、左右から吹き出てくる炎に驚く。……えっ、炎?。



 「マジで? あっぶなぁ……! そのままクロスボウかのようにスルーするトコだった。もしかしてこの罠、何回も出るタイプなんじゃないの?」



 僕は再び前に棒を伸ばして探ると、「ボォォォォ!!」と炎が飛び出してくる。これ、迂闊に進んだら焼かれるよね? となると、一気に走り抜けるのが正解か。でもその先に別の罠がありそうなんだよなー。


 もう一度棒を使って確認。……よし、あそこが噴出孔だな。あの少し先で停止して、その後は再び確認しながら進もう。それじゃ、行くぞ!。


 僕は炎が噴出する罠を走り抜け、ギリギリで止まり様子を見る。かなりギリギリだったものの燃やされずに済んだ僕は、棒で前の床を確認する。すると「ガコッ」と床が開き、下に剣が上向きに生えているのが見えた。



 「やっぱりやりやがったよ、ここの運営の思う壺になるトコだった……。ここからはこんなのばっかり? どう考えても嫌な予感しかしない。むしろ魔物より罠に殺される可能性の方が高そうなのが、何だかイヤーな感じだ……」



 とはいえ進むしかない訳でさ、気合い入れて頑張るしかないんだよねー。と、僕は心の中で愚痴を言いつつ棒で先を調べながら進む。


 落とし穴は通路の中央なので左右から進み、その先にもクロスボウが複数に、【ウィンドバレット】が飛んでくる罠もあった。これは魔力が流れないと発動しないのか、棒では反応しなかったので驚く。どうやら棒も万能じゃないらしい。


 盾で防いだり避けたりしながら進み、ようやく7階への階段に来た。6階から下に戻るのは相当に大変なので、今日は早めに戻った方が良いね。流石にあの罠だらけ階は戻る事を考えただけで億劫だよ。


 7階への階段を上がり、顔だけを出してみる。すると通路があり、そこにはネズミが居た。しかし明らかに毒々しい紫色のネズミであり、更に大きさは然程でもない。どうやら毒を持つうえに小さいらしい。厄介な事だ。


 とはいえ、こちらには気付いていないようなので、恐る恐る上の階へと上がる。………先ほどネズミと目が合ったのだが、何故かネズミはこちらに気付いていない。……もしかして足音?。


 僕は三魔の剣を床に打ち付けると、ネズミはこちらに気付き襲い掛かってきた。どうやらこのネズミは目が悪く、音で敵の位置を判断しているようだ。覚えておいたら何かに使えそうな情報だね。


 ネズミ自体は大して強い事も無く、三魔の剣を突き刺して壁に叩きつければ勝てる。床に叩きつけても問題ないだろう。壊れない武器だから出来る事だけど、このネズミには近付きたくないし噛まれたくもない。


 だから突き刺して蹴るのはちょっと避けたいんだよね、カウンターで噛まれるかもしれないから。更に先へと進んで右に曲がると、紫色のネズミが3匹ウロウロしていた。どうしたものかと悩みつつ、魔力を篭めて手裏剣を奥へと投げる。



 「キン!」


 「「「ju!!」」」



 ネズミは通路の奥へと進んで行きながら、近くに居る同じネズミに噛み付いた。このネズミはどうやら味方同士ですら見分けが付き難いらしい。同士討ちで倒せそうだけど、第1エリアと似た感じがするなぁ……。


 そのまま見ていると1匹を噛み殺したネズミが大きくなり、もう1匹も噛み殺して更に大きくなる。そして1匹しか居なくなったら後ろを向き、僕の方へと向かってきた。どうやら2匹殺した段階で目が見えるようだ。


 僕は戻ってきていた手裏剣を魔力を通してから投げ、ネズミに直撃させる。



 「juaaaa!!」



 ネズミは大きなダメージを受けたようだが僕は気にせず、戻ってきた手裏剣に今度は魔力を流さず投げる。2度目もまた直撃し、更に大声で叫ぶネズミ。そのチャンスで僕が動かない筈もなく、一気に近付いて三魔の剣を突き刺す。


 頭に刺さった三魔の剣はクリティカル扱いなのか、一撃で大きなネズミは塵になって消えた。弱いのを3体倒すか、強いのを1体倒すか。なかなか考えさせられる階層だね。ネズミは目が良くない代わりに耳が良い。それをどう考えるか……。


 とにかく棒を使いながら進んでいき、次の通路を曲がると、今度は通路に6匹のネズミが居た。これ……本気で嫌な予感がするぞ?。困った僕は通路を戻り、ある程度離れてから音を鳴らす。しかしネズミは来なかった。


 更に近付いて音を鳴らす。まだ来ないので、更に近付いて音を出す。すると、ネズミが来る音がした。盾と剣を構えて待っていると、こちらに来たのは1匹だけだった。僕は音を鳴らしながら後ろへ行き、そこでネズミを迎え撃つ。


 当たり前だけど1匹だけなら相手にもならない。さっさと倒した僕は、先程よりも少し進んで音を鳴らす。そうすると新たに1匹だけがこちらに来た。また同じように音で誘導して倒し、今度も前へと移動して鳴らす。


 既にネズミの通路のすぐ近くにまで来ている。ここでも1匹釣れたが、これが最後だろう。残りの3匹をどうするか。考えつつも倒し思案する。おそらく通路が折れ曲がっているから聞こえないんだろうと思う。


 ネズミの通路でやれば確実に聞こえるだろうから、おそらく3匹一度にやってくる。それを防ぐ方法は1つだけあるんだが、上手く成功するかな?。


 僕は3匹が居る通路に来ると、音を出す前に準備をする。氷縛の魔法紙を破って準備をし、床を剣で叩いて音を出す。すると3匹が同時にこちらに気が付いたが、僕はすぐに最奥のネズミに魔法を使う。



 「【アイスバインド】!」



 魔法は見事に直撃し、氷で縛り上げられているネズミが見える。僕はすぐに一番前のネズミを突き刺し、左の壁に叩きつけた。そして1匹目の後ろから向かってきたもう1匹には、盾を振り回して牽制し、その間に剣を引き戻す。


 そして2匹目を突き刺した僕は右の壁に叩きつけた。1匹目が呻いているのでもう1度差すと塵に、もう1匹も呻いているだけだったので突き刺して殺す。


 ちょうどそのタイミングで残りの1匹の【アイスバインド】が解除されたが、もう大きくなる事は無い。その後は冷静に倒し、ネズミが強化されるのは防いだ。


 おそらく強化させないのが正しい攻略方法だと思われる。本当にそうなのかは分からないが、実験する気はないので答えはどうでもいい。



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 ※装備

 

 三魔の剣

 鉄の盾

 鉄のサレット

 革鎧

 巨人兵のガントレット

 革の剣帯・鉄のナイフ・革の水筒・からくり手裏剣

 火弾の魔法紙19・水弾の魔法紙3・氷縛の魔法紙16

 からくりの足袋


 ※ランドセル型アイテムバッグ


 骨の槍

 鉄の槍

 鉄のポールアックス

 鉄のメイス

 巨人の腕

 鉄のサレット

 鉄の盾2

 革のサンダル

 パン6

 大きなハム

 干し肉

 チーズ

 コップ

 水甕2

 ポーション甕

 荷物袋(小)

 紙(複数)

 長い棒

 大きな板

 死神の鍵

 骨の鍵

 巨人兵の鍵

 人形の鍵


 ※イベント限定金銭

 40エス


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