はじめての異世界転生~!
星風カンナです!
ぜひ、楽しんでください!!
「かおり! また明日ね!」
「うん! また明日!」
いつも通りの日常。友達と別れて家に帰る。『また明日』を合図に一日を終える───はずだった。
パァーーーー!!
大きなクラクションの音。目の前に迫る大型トラック。
(あれ? 私どうして道路の真ん中に……)
そう思うのと同時に私の耳にさけび声が響いた。
(体が痛い。)
焼けるような痛みが全身を襲う。
まさか、友達に突き飛ばされるとは思っていなかった。
(何かしちゃったかな?)
きっとこのまま死んでしまう。そう分かっていたからか頭はとても落ち着いていた。
少したつと体の痛みは薄れていった。
「ぁ、」
(声が出ない。やっぱり死んじゃうか~)
自分のことなのになぜか、他人事のように感じる。
(アキちゃん、ごめんね。私、何かしちゃったんだよね。)
声が出ない変わりに心の中で謝る。きっと友達は苦しい思いをしながら、生きていくだろう。親友である、アキにそんな思いをしてほしくなかったけれど……
(体の感覚がなくなってきた、そろそろかな?)
自分の死を覚悟し、目を閉じようとした、その時───
「かおり。ごめんね。ほんと、に、ごめ、ん」
(アキちゃん?)
泣きながら謝るアキが見えた。
(どうして謝るの?)
「わ、わたしは……」
(まったくアキちゃんは……)
「だ、いじょう、ぶ。ごめ、ね。バイバ…」
薄れゆく意識の中、最後に聞こえたのは、親友の泣き声だった。
(ちゃんと伝えられたかな。)
少しの不安を持ちながら、私は意識を手放した。
初心者ですがこれからもがんばります!
よろしくお願いします!!