幸福とは死者の群れの中に生者を見出すこと
私はかつてセプテントリオの妖精姫、と綽名されていたらしい。
未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代の残滓だ。
今の私をそんな典雅な名で呼ぶものはいないだろう。
5年もの間ずっと泥の中を這いずり回って戦って、ようやく生還した私を待っていたのは、平和に浮かれる人々の空っぽの賛辞と、冷たい拒絶だった。
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「卑怯で臆病な僕は血塗れの聖女を受け入れることができない(https://ncode.syosetu.com/n5901hg/)」の中に出てくるフェレティングの手記です。
6人の戦友の思い出と、戦場で知り合った女性兵士たちのエピソードがフェレティングとプーブリスクスの視点で綴られます。
相変わらずのゆるふわ設定で、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。
作者はミリタリー全くわからないので、何かおかしな点(特に戦車!!)ございましたらコメントにて教えていただけると泣いて喜びます<(_ _)>
アルファポリス様にも掲載中です。
関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いたりした戦争体験がごちゃまぜに入っています。
どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください<(_ _)>
登場人物のほとんどは戦死したり、戦後も差別や戦闘後遺症のため普通の生活が送れなくなるので、基本的にバッドエンドです。
苦手な方は回避してください。
未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代の残滓だ。
今の私をそんな典雅な名で呼ぶものはいないだろう。
5年もの間ずっと泥の中を這いずり回って戦って、ようやく生還した私を待っていたのは、平和に浮かれる人々の空っぽの賛辞と、冷たい拒絶だった。
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「卑怯で臆病な僕は血塗れの聖女を受け入れることができない(https://ncode.syosetu.com/n5901hg/)」の中に出てくるフェレティングの手記です。
6人の戦友の思い出と、戦場で知り合った女性兵士たちのエピソードがフェレティングとプーブリスクスの視点で綴られます。
相変わらずのゆるふわ設定で、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。
作者はミリタリー全くわからないので、何かおかしな点(特に戦車!!)ございましたらコメントにて教えていただけると泣いて喜びます<(_ _)>
アルファポリス様にも掲載中です。
関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いたりした戦争体験がごちゃまぜに入っています。
どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください<(_ _)>
登場人物のほとんどは戦死したり、戦後も差別や戦闘後遺症のため普通の生活が送れなくなるので、基本的にバッドエンドです。
苦手な方は回避してください。
序
編者前書 ~編者ヴェルテータ・プーブリスクスによるご挨拶
2021/10/19 19:00
(改)
フェレティング・ポクリクペリの遺言
2021/10/19 19:00
(改)
ヘパティーツァ・トヴェルトネ
ささやかな日々の糧を
2021/10/20 19:00
(改)
凍てついた月
2021/10/21 19:00
(改)
エルシス・スカイスツ
私の中の少女に別れを告げて
2021/10/22 19:00
(改)
泥の中に咲いていたはずの花
2021/10/23 19:00
(改)
マイプティア・ダルビニクス
わたくしたちの小さな英雄
2021/10/24 19:00
(改)
軽かったのに、ずしりと重く
2021/10/25 19:00
(改)
キルシャズィア・パーヴァサリス
憎みきれないということ
2021/10/26 19:00
(改)
人を憎むということ
2021/10/26 19:00
(改)
クメリーテ・アルスツ
生命の価値
2021/10/27 19:00
敵と味方
2021/10/28 19:00
ピオニーア・ヤオタス
戦場で生き延びるということ
2021/10/29 19:00
間違うのはただ一度だけ
2021/10/30 19:00
戦場の天使か、地獄の悪魔か
2021/10/31 19:00
フェレティング・ポクリクペリの最期のご挨拶
2021/11/01 19:00
編者あとがき~ヴェルテータ・プーブリスクスによる最後のご挨拶
2021/11/01 19:00