拝啓父上母上私は今異世界で速報記者をやってます
お手に取っていただきありがとうございます
この作品は最近書き始めた物ですので執筆が遅れると思われます…
随時更新できるように頑張って行きたいと思います
今後もお読み頂ければ幸いです
異世界に来て何年目だろうか…
よく小説やら漫画やらでは大体異世界に飛ばされた主人公は
勇者やら英雄になって魔王とかを倒して
その国のお姫様と幸せな生涯を送る
っていうのが定番なんだろうけどもさ…
この世界に飛ばされて今俺は王都で速報記者をやっている
速報記者なんてものは無論俺の居た世界には存在しない
速報というのはいろいろな分野の、政治部やスポーツ部などがそれぞれ持ち込んだネタを編集長がやったほうがいいなって思ったときに刷られるものだ
だかここの速報記者と言うのはその記者の独断と偏見で速報としてその情報をあげていいこととなっている
まぁ最初の打ちは編集長とか所属する記者ギルドに報告しなければならない
が年数が経って腕が認められると通さないでも速報性を維持するために
直接印刷に行って即配布できるようになるのである
まぁそこまで行くともう暖簾分けみたいな形で半分独立していて速報記者の名前を載せて出版しているので生活のためにより失敗は許されない
そんな中私も速報記者として晴れて独立を果たして
ギルド「王都日報新聞」で仕事をしている
王都の中ではまぁ小さいが政治を主とした記事を扱っている
「それじゃあちょっと記事を探しに行ってきます」
そう言い残し私は王都中心部にあるギルドを出る
このギルドは赤レンガで作られた三階建ての建物の一室を借りそこを本部としている
なんと言うかこの街は言わいるThe異世界といった感じの
中世ヨーロッパ感を全面的に押し出している
具体的言うならレンガ造で作られた民家に囲まれる形で
ゴシック様式で築かれた尖塔に囲まれた荘厳たる教会
ロマネスク様式が見られる分厚いのっぺりとしたお城がそびえる街である
目の前の大通りを出てそのまま城外に向けて歩いて3本目の交差点を左に曲がるとそこは市場となっている
今日もいろいろな物が入荷しているがとりあえず腹ごしらえと行きたい
お読み頂きありがとうございます
次回は市場が話の舞台となります
(別ページにて連載中)
また別作品もいくつか執筆中なのでよろしければ
見ていただけたら幸いです
最後に今後もお読み頂けたら幸いです