表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/225

第6話「マアニャの魔法講座」

 何度目かの魔物との戦闘かも忘れたが、ノーダメージで粉砕する。


 この辺の魔物は弱いな。俺がずっといた森だか山奥だかはえらく一匹、一匹が強かったのを覚えているが。


「この辺の魔物ってもしかして弱いの? それとも優斗が強いからそう見えるの?」


 戦闘を間近で見ていたマアニャは疑問を口にする。


「魔物は弱いし、俺は強い。基本魔法でもおそらく倒せると思うぞ」


 さてこれからの1時間はマアニャの魔法講座。ていうか、基本魔法しか現時点で出来ないのに講座も何もないと思うんだけど。


「魔法使ってみたいでしょ?」

「まあ出来るなら」


「あたしに教わりたいでしょ?」

「優しく教えてくれるなら」


「出来るようになったら、当然そのお礼はしたくなるわよね?」

「なったら考える」


「ふふふ~ん。よろしい。おほん、では……魔法術は基本誰でも持ってるわ。魔法使い、僧侶とかはちょっとその魔法術に特殊な印があるみたいなモノ。だから誰でも契約すれば使える条件は整うわけよ。戦士だと魔法力自体が少ないかもしれないけど……ちょっと見せてよ」


 マアニャは俺の肩に触れる。


「見せてよって……お前、わかるの?」


「まあ一応、才能ある魔法使いだから、家系限界突破が魔法力だったと解釈してるわよ」


 歩きながらでもいいのかな……マアニャに触れられるだけで、ドキドキするんですけど……


「魔法術小さいな、あとなんか薄い。えっ、こんな術式あったかな? ……あれ、術式が他にも……なにこれ?」


「ああ、ユニークスキルとおまけスキルじゃないか? 俺2つ持ってるんだよ」


「スキル……うんうん、これスキルじゃない。あたしが認識できるのはあくまで魔法術だけよ……あんたなんで魔法術複数持ってるのよ!」


「そんな興奮して強く肩を引かれても、俺には何の話をされているのかさっぱりわからないぞ」


「あのお姉さんに剣習ったんでしょ。あの人、魔法は使えたの?」


「えっ、どうだったかな……ところどころの記憶しか思い出せてなくて、使えたかな?」


「これじゃダメだわ。あたしじゃ魔法は教えられない。どの魔法術に記せばいいかわかんない。テキトーにはやれないし、せっかくある術式壊しちゃいそう」


「なんだよ。覚える気力が上がってたのに……」


「どこかで専門の人に見てもらって、教えてもらうべきよ! ひょっとしたら特殊な魔法覚えられるのかもしれないし」


「真に受けずに聞いておくよ。俺は剣だけで何とかしたいし」


 と言いつつも、何か特殊魔法使えるのかもとちょっとワクワクしている俺なのだぜ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
『異世界には外れ~』のスピンオフを不定期連載中です
異世界カフェ「グランデ」は新メニューが加わり、リニューアルしました。ぜひご来店くださいませ~
ブクマ・評価等いただければ執筆の励みになります
新作です
桜狐の姫は今日も懐かない~追放された底辺調伏師はヒーローの夢を見る~
ブクマ・評価等いただければ執筆の励みになります
ツギクルバナー
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ