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第65話「魔法使いも仲間になってくれるようです」

 翌日、俺とミイニャは少ない荷物を持ってミラ家を訪れる。

 ミイニャは安物僧侶服に身を包んでいた。


 ミイニャも加えた朝食の時間は初めてだったけど、いつもより賑やかで、さらに楽しい時間で、この機会が今日一度限りと言うのはちょっと寂しいなと思う。


 マアニャは朝食後ミイニャを連れて部屋に行き、俺はクレアと片づけをした後、騎士団の訓練を見学。1人の騎士に助言している時、邸前に馬車が止まった。


 俺とグランドは玄関の方へゆっくりと向かい、そこでサーシアというミラ家長女と騎士団長を初めて目のあたりにした。


「お帰りなさい、お姉ちゃん」


 ちょうどマアニャが出迎えていた。


「マアニャ、相変わらず勝手してくれたようですね。でも無事でよかった」


 その人はマアニャを強く抱きしめる。


 サーシアってお姉さんは青髪の長髪を少しカールしていた。なるほど美人三姉妹……見た感じ、マアニャやミイニャよりお嬢様って感じがするな。


「そこにいる召使いの優斗が助けて、守ってくれたのよ」


「召使い?」

 視線がこっちに。


「どうも、はじめまして……」


「どこかで同じ匂いを……薄れてきているようですが……なにはともあれ、妹を助けていただたみたいで、感謝します」


「いえ……」


 クレアとミイニャも玄関へと出てきた。


「あらミイニャ、戻ったのね? わざわざ出迎えてくれたの?」


「いいえ。お姉ちゃん。今から出かけるところです。私は優斗君と旅に出ます」


「えっ……」


 と、お姉さんは瞬き。


「サーシア様、クレアも同行するので。召使いはマアニャ様に契約解除してもらいました」


「えっ……」


 さらにクレアの言葉を聞き、口をぽか~んと開け、


「ということでお姉ちゃん。あたしも優斗についていくから。あとのことよろしくね」


 マアニャはどさくさに紛れて……んっ、ついてきてくれるの!


「えっ!」


 マアニャの言葉で硬直したかと思ったら、


「何をいい出すのかしら? みんなついていくですって、どうしてなの?」


「闇の教団を優斗は壊滅させようとしてる。それはあたしたちの為よ。パパとママの呪いを解いてくれようとしてるの。あたしが手助けするのが当然でしょ。闇教団が近くに居ればあたしはすぐわかる能力を得てる」


 あっ、そうだった。マアニャが居れば知力だけじゃなく、物凄い役にたってくれるかも。


「マアニャ、あなたが闇の教団について熱心に調べていたのは知っています。お父様たちの呪いをあの教団がかけたと?」


「ええ。カシムは教団員だったわ。優斗が軽くやっつけたけど、教団員は目に見えない印がある……そうよね、団長?」


「聞かれていたんですか……そうですね。そこの小僧が教団員を倒した……よほど、下っ端だったのでしょうな」


 こいつが団長ねえ……身長は190くらいか。

 でっけえな……


 鍛えているが筋肉質じゃない。余計な筋肉は速度を落とすことにつながる。それをわかっていて最大限訓練を積んでるな。


 30代、いや40代か。完全な健康体だな、こいつ。しかも自信過剰。戦闘で負けたことがないのかも……

 紫の長髪、見た感じ戦闘での傷も見当たらない。

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