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第54話「次はクレアに伝えよう」

 ミイニャの所に帰ろうと玄関に向かったが、思い直してクレアの部屋に行く。


 遅刻することを伝えておきたかったのと、やはりクレアにも近いうちにアイルコットンを去ることを教えておこうと思った次第。


「クレアならお風呂です」


 部屋をノックしようとしたところで、バートンさんが声を掛けてきた。


「そうですか……」

 待っていようかどうしようかな……


「少しお待ちを」

 バートンさんは自分の部屋へと行き、すぐに戻ってくる。


「お着換えです。大きなお風呂に入って今日の疲れをお取りください」


「いや、でも……」


「クレアに会わないで、帰ったことが知れたらあの子は哀しみますよ」


「そりゃあまあそうでしょうけど……バートンさん、何か楽しんでません? まさかさっきの庭でのこと見てませんよね?」


「どうでしょうかね」


「たくっ……」


 俺は着替えを受け取り、お風呂に向かうことにした。大きなお風呂の方が解放感をあるし、気持ちいいからな。


「優斗さま」


「さまはよしてくださいよ」


「では優斗君、君が邸に来てくれたよかった」


「そう言っていただけると嬉しいです。俺、あんまりほめられたことないから……それじゃあバートンさんお風呂入ってきます。また明日。ぐっすり休んでください」


「ありがとうございます」


 ☆ ★ ☆


 さてお風呂。

 まだクレアが入っていれば混浴再び……まあ、ある意味お風呂の方が話しやすいかもしれない。

 裸になり、そおっと中を覗いてみる。


 脱衣場に着替えがあったから、まだ入浴中のはず。

 バートンさんの言葉に乗ったが、冷静に考えたら、恥ずかしいな。


「あのう、クレアいる? 俺も入っていい?」


 ドアを閉めて、湯気で少し曇った浴室にとりあえず叫んでみるが応答なし。


 サウナか?

 と思い、そちらに向かおうと歩き出して少しすると、がばっと抱きしめられる。


「優君だぁ。もう悪い子。クレアの裸を拝みたいだなんて……」


 もう出るところだったのかな。顔が随分火照っている。

 そしてバスタオルを巻いていても、胸の感触が脳を刺激する。


「バートンさんが入って行けって……」


 言い訳です。入りに来たのは俺の意思だから。


「そう。ならしょうがないね……からだ洗ってあげようか?」


「自分で洗えるよ」


「残念。じゃあのぼせない様にクレアは半身浴してるからね」


「はい……」


 俺はシャワーを浴びながら……


 ダメだ、この混浴は刺激が強すぎる。嬉しいと言うより、少し後悔した。

 クレアは最初の時より、明らかに俺に心を許しているし、ほぼ裸のこの状況はマズい……

 果たして俺は理性を抑え込めるのか?

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