表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/225

第34話「ミイニャのターン……最新は私です」

「何かと言いますと、どのような?」


「ハグ? キス? ……それ以上のことです」


「……クレアは可愛いと思う。同じ異性として意見は?」


「同意しますが、わたしはその上を行っている……と思います。優斗君の意見は?」


「それは好みによるのかと……」


 パチンと掌で顔面を攻撃される。


「いたい……なぜ攻撃を?」


 ベットに倒れこんで顔面を押さえる。


「変ですね。私に攻撃されるようなことをまさか優斗君はしてきたんですか? 真実で答えて下さいね。これは命令です、召使いさん……あと手をベッドに置いて、リラックスしてください」


「なにを……」


 間を置かずに、


「命令です!」


 そう言われると従わざるを得ない。


「はい……」


 顔を押さえていた手をどけると、ミイニャは馬乗りになり、俺にまたがってきて……


「さあ答えてください。何をしたんですか?」


 両手を抑え込まれる。女の子の力なので、抵抗しようとすれば出来るのだが、俺はミイニャを傷つけたくはない。


「プライバシーは?」


「ありません。言わなければ私が傷つきます……」


「クレアには何もするなよ。悪いとすれば俺だから」


「見くびらないでください。そんな嫌な子じゃありません」


「……キスをしました」


 何を白状してるんだ俺は……視線を合わせられない、怖くて。


「……どこにですか?」


 どこだっていいじゃないか……


「口に」


 真面目な俺は真っ正直に答えてしまう。


「動いたら殺します!」


 ミイニャはゆっくりと近づきながら目を閉じ、俺の口に自分の唇を触れされる。


「んっ!」


 まだ…………長い…………まだなの!


「これでクレアより、最新は私ですから。覚えておいてくださいね」


「はい……」


「では話に戻りますけど、大丈夫ですか?」


「心配するなら、俺を動揺させないでくれ」


「優斗君がクレアとキスするから悪いんです」


 そう言われると、返す言葉もない。


「お姉ちゃんが探っている何かについてでしたね……う~ん」


 俺はゆっくりと起き上がるが、そう簡単にドキドキは収まらない。

 よくミイニャはすぐ思考できるよな……


「呪いについて……だと思います」


 少しの間唸り、顔を上げたミイニャ。


「それって、例の家族の誰かがかかったっていう」


「そうです。発端はあの女だと思いますが……」


「思い出して悪いが話してくれ。重要なことだと思う」


「いいんですか? 聞いてしまえば、優斗君の性格です。それを解くまでは関わってしまうことになりますよ」


「俺は2人の召使いで、二人の命は絶対なんだろ。だったら困っていることがあるんなら、頼るべきだと思うけどね。よっぽど頼りないと思っているんなら別だけどさ」


 ここまで言っておいて、頼りないので言われたらショックからは立ち直れそうにないぜ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
『異世界には外れ~』のスピンオフを不定期連載中です
異世界カフェ「グランデ」は新メニューが加わり、リニューアルしました。ぜひご来店くださいませ~
ブクマ・評価等いただければ執筆の励みになります
新作です
桜狐の姫は今日も懐かない~追放された底辺調伏師はヒーローの夢を見る~
ブクマ・評価等いただければ執筆の励みになります
ツギクルバナー
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ