表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/225

第25話「忘れないし、誓うよ」

「わかりました。あなたがそれほどまで、私と仲良くしたいと言うのであれば、私の召使いになることを許可します」


 どうやら半日を待たずして、認めてくれたようだ。


「そうこなくては」


「ただし、一つ条件があります」


「条件……なんでしょう?」


「お姉ちゃんと私の命令は絶対です。そして、お姉ちゃんのそれよりも私の命を優先、上書きしてください。いいですか?」


「いいでしょう」

 問題はないだろ。


「あなたがなぜこのアイルコットンに飛ばされてきたのか……あの女がそれをしたなら、確定ではありませんが、そこは大問題ですから、私はこれから起きる事柄1つ1つに警戒します。助けると言ってくれたこと、忘れないでくださいね。今後を見て、気に入ることが出来れば私は少しだけ、あなたに気を許しますから」


「うん、忘れないし誓うよ」


「……名前はなんでしたっけ? 私はミイニャ・ミラです」


「越谷優斗。優斗でいいよ。で、ミラ家を出た理由は?」


「あの女をミラ家に招き入れたのは私ですから。責任を取った……というのは建前で、あの家にいたら、婚姻や婚約が自分の意思に反します……それが我慢なりません! お姉ちゃんにも今その話が来ているはずです。私には何にも言ってくれませんけど……将来的には私はこのアイルコットンを出たいと思っているんです。でも、お姉ちゃんが心配なので近くでカフェを」


「ミラ家がお金持ちそうなのは何となくわかるし、2人の美貌で異性が寄ってくるのも理解できるけど……なんで婚姻、婚約が自分の意思に反するの? 嫌なら断れば済む話じゃないのか?」


「断れない理由があるんですよ。ミラ家は騎士団を有しています。そしてその騎士団は年々力を落としていますし、志願者も激減しているんです」


「なんとなくわかる……レベルが高い魔物とかと出くわした場合、唯一何とかなりそうなのは、グランドだけの気がするしなあ」


「訓練場を見学したんですか?」


「おう。一通りな」


「浮かんだ疑問を尋ねるのは後にして……闇の教団のことは?」


「クレアからちょっとだけ聞いた」


「闇の教団、ダークスフィクといいます。目的は不明ですが、悪の集団と認識してください。騎士団の目的はダークスフィクの壊滅と魔王を討つことです。そしてその騎士団を持っているミラ家は強者を常に求めています」


 魔王まで出ちゃったよ。ハイファンタジーだなあ……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
『異世界には外れ~』のスピンオフを不定期連載中です
異世界カフェ「グランデ」は新メニューが加わり、リニューアルしました。ぜひご来店くださいませ~
ブクマ・評価等いただければ執筆の励みになります
新作です
桜狐の姫は今日も懐かない~追放された底辺調伏師はヒーローの夢を見る~
ブクマ・評価等いただければ執筆の励みになります
ツギクルバナー
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ