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第27話「闇の騎士団」

「申し訳ありませんでした」


 カフェでウエイトレスさんが淹れてくれたホットミルクを向かいあってクレアと飲んでいたら、騒ぎを聞きつけたのか入り口でランク評価していた踊り子の服を纏っている女の子が謝罪してきた。


 まさかこの子、ずっと起きているわけじゃないだろうな?


「俺に謝らないで、彼女に謝るんだね」


 俺はカウンターの中に入っているウエイトレスさんを見る。


「はい……ジェシィ、ごめんなさい」


 2人のおっさんの今後の出入りを禁止しますと頭を下げられた。


「そういう問題じゃない。男は欲望の塊だ、それを強いからって何でも従わせられるんじゃまったく抑制力ないだろ。それに闇の騎士団と魔物か……いまだ、のさばらせているんじゃまったく強者を優遇している意味がない。それなら倒してくれた者に報酬でも支払うって公約でも掲げた方がよっぽど利口だ。だいたいそんなあぶねえ街なら知ってる人は来ない」


「いえ、まったくの無意味ではありません。優遇しているのは闇の騎士団と戦ってもらうため。みな敗れますが戦闘中は女の子に被害は起きません。損得勘定で言うなら多少のことは大目に見てもおつりが来ます」


「来ないね。俺が言えることじゃないけど、女の子は傷つくんじゃないのか、その無理やり触られたり、キスなんてされたら……」


「優君、言ってて恥ずかしそう。好きでもない人からされれば傷つくよね。優君のセクハラとは意味合いが全然違うし」


 俺のセクハラには愛が存在するからな。ていうか、嫌がっているのがわかっていてそんなことしないし。


「わかってます……でも、闇の騎士団には住民では太刀打ちできません」


「このカスラニクスは騎士団を有していないのか……なぜアイルコットンに協力を頼まない? 俺はそこの騎士団の団長と戦ったけど、あのおっさんが負ける相手はそうはいないぜ。やれることをなぜやらないで、リスクがありまくりのランク付けなんて……」


 大いに疑問がある。


「アイルコットンの騎士団のせいでもあるんです。闇の教団ができたのは……」


「どういうことですか?」


 と、クレアが訊いた。

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