約束の唄〜茜色の空〜
茜色の空の下 カラスが鳴いて 僕等はお別れ
それぞれの帰り道を行く 誰もが違う道程だから
お互い小指結び 決して破れない 僕等の約束
それぞれなのに同じ想い 誰もが違う人間なのに
誰だって 知ってるよ
僕等は違う 皆 一人
誰だって 知ってるよ
違うから 人を求める事を
届く事しか考えなくて 一方通行で君に伝えたくて
こんなに震えるこの心が 暴れだして止まらない
涙流した今日 誰もいない 部屋の中で
「どうせ僕は一人だ」なんて 誰もがそう思っているのに
茜色の空の下 君が泣いて 僕も泣いて
ほらね 涙流していたって 一人だなんて事はない
誰だって 持ってるよ
実物にない 夢 くらい
誰だって 持ってるよ
臆病だから 人の優しさを
言い訳ばかり必死になって 一生素直になれそうになくて
それでも僕等は通じ合う 皆 同じ気持ちだから
さようなら 毎日言っても悲しいよ
さようなら 最後に言うなら「ありがとう」
さようなら 元気でいるよ 今も生きているよ
さようなら やっぱり 別れは「さようなら」
それでも 気持ちは「ありがとう」
誰だって 知ってるよ
僕等は違う でも 一人じゃない
誰だって 知ってるよ
違うから 人を愛する事を
あかね色に染まった空 同じ空を見ているだろうな
だから 皆 一人じゃない 同じ物を知ってるから
あかね色に染まった空 君も同じの見ているだろうな
離れ離れでも 一人じゃない 同じ空の下だから
だから 人は人を必要とする
全てがみんな 必要だから